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回目の来訪、多謝!
【新規】 『へべれけ紀行』→scene#043 日本満喫お接待[01]-2
2008年09月13日(1日目)
旅行開始の前に、旅のプランをここで説明しておく。
[1日目]
江戸川区のFish宅前で2名をピックアップ→富岡製糸工場→水沢で水沢うどん→伊香保温泉→榛名湖→法師温泉
[2日目]
法師温泉→谷川岳一の倉沢、土合駅→横川で峠の釜めし→碓氷峠→軽井沢→白糸の滝→鬼押し出し→草津温泉→Fish宅で解散
ぱっと見ると2日目は相当しんどいのが分かるが、1日目はそれほど激しいスケジュールには見えない。しかし、この微調整が非常に悩ましかった。「早朝出発だと、相手が疲れるだろうから旅の満足度は落ちるだろう」という事と、「折角の法師温泉なのだから、チェックイン時間直後には宿に入って、ゆっくりと宿時間を過ごしたい」という事のバランスをどうとるか、ということで悩む悩む。こういうチマチマしたことで延々と悩み続けられるところが、おかでんの良いところでもあり、悪いところでもある。いずれは精神をすり減らして、参ってしまうと予測。
さて当日朝、Jenny御一行様をお出迎え。そのまま首都高速C2、外環道経由で関越道へと抜ける。土曜日の朝なので、都心に車を突っ込ませると確実に身動きが取れなくなるので、それは避けた。
しかし、外環道の時点で10kmの渋滞が発生していて、早くもチキン野郎おかでんはへこむ。予定が狂いまくりじゃないか。
事故渋滞、ということで、明らかにサンデードライバーと思しき事故車の横を通る際は舌がもげるのではないかというくらい強く舌打ちをする。もちろん心の中だけだが。
ようやく関越道に入って一安心・・・と思ったら、ここでも事故渋滞。やあ、のっけから試練の連続だな。今度はどこのサンデードライバー様だ?と思って、辛抱しつつじりじりと前へと進んでいったら、あれれ、個人タクシーだった。べっこしフロント部分がへこんでしまっている。一体何がどうなったんだ。運転のプロである個人タクシードライバーがこうなっちゃ、もうどうしようもないわな。
日本って事故だらけですねー、なんてJennyに思われるのは大変に残念なので、「なんだか今日はたまたま事故が多いようだねえハハハ」と先手を打っておく。でもJennyはこの事故をカメラで撮影していた。なんだか興味深かったらしい。
上信越道富岡ICから下道に降りる。降りたところにはぐにゃりとねじれたコンニャクがお出迎え。Jennyはこれも大層珍しがって、写真を撮っていた。聞くと、台湾にもコンニャクはあるが、一般的には白っぽい色をしているんだそうな。へー。
「何故こんにゃくが?」と聞かれたので、「この辺りはこんにゃくいもの産地で」と説明しておく。確かに、リボン状にねじれた板こんにゃくがインター出口のところでお出迎えじゃあ、知らない人からしたら何事かと思うだろう。ましてや外国の人ならなおさらだ。

おかでん自体富岡製糸場へは行ったことが無かったので、案内表示に従って車を走らせる。製糸場の前には駐車場がないので、ちょっと離れたところにある市営駐車場(有料)からてくてくと歩く事になる。
そこまでの道中、繭の形をした「富岡製糸場→」という看板が出ていて、ちょっと可愛い。女工さんが素朴な顔立ちで描かれているのも好印象。最近の、変に記号化された萌えキャラ町おこしと一線を画していて、清々しさを覚える。
道中、「富岡製糸場を世界遺産に」というのぼりがあちこちでたなびいていた。「富岡製糸場が世界遺産に」となる日はいつになることやら。

一応「世界遺産暫定リスト」なるものに登録はされているらしい。要するに、世界遺産候補として認識はされとりますよ、ということだ。
でも、富岡製糸場程度・・・といったら地元で保存活動をやってらっしゃる方には失礼だが、明治期の建造物だけで世界遺産なんて登録できるのだろうか?富岡製糸場は日本史における近代史で必ず登場する、歴史的意味のある建物であるのは事実だが、「世界」的な「遺産」かどうかはちょっと不明。
建物一つで世界遺産をゲットしてしまった「原爆ドーム」は世界的にあまりに意味がある建物なので当然として、一体どこまでを「世界遺産」として認可するのか、基準がよくわからない。
とりあえず、アメリカと宇宙人が密約を結んで、UFOの開発を行っているとされるネバダ州の「エリア51」も世界遺産登録しようや。まずはそこからだ。

入場料500円を払って中に入る。
赤レンガの大きな建物が眼前に迫る。
おかでんは岡山県倉敷市の「アイビースクエア(旧倉敷紡績跡)」には頻繁に行っているので、それと比べて「まあこんなもんだよな」と思ってしまう(決して富岡製糸場を卑下しているわけではない、念のため)。だからこそ、引率者の立場として「これはちょっと地味すぎる場所かな?台湾からわざわざお越し下さった方に見せるにはどうかな?」とドキドキもんだ。自分のセンスと情報力を、案内先を通じて見透かされているような気がしてならない。
建物をくぐるアーチ型トンネルの上には「明治五年」と書かれている。文明開化の音がする真っ盛りだ。