編集後記2024年11月期

この一ヶ月の間、一過性とはいえ仕事が忙しすぎる日があった。

朝4時まで仕事をして、それから寝て、6時半には起きて7時半から業務開始。テレワーカーならではの働きっぷりだ。2時間睡眠で仕事だなんて!朝4時まで仕事をして、それから寝て、6時半には起きて7時半から業務開始。テレワーカーならではの働きっぷりだ。

それが1日だけでなく、日にちをあけて合計2日あった。1日目のほうは、さすがにヘロヘロになった。回復するのに数日かかった。しかし2回目のほうは、目をらんらんとさせて、寝起きも良かった。

たぶん、脳の躁スイッチがカチッと入ったのだろう。2時間ちょっとしか寝ていないのに、「さあ、仕事を続けよう!」なんて意気込むのは異常だ。

それもこれも、夜遅くまで働いているときはたいていExcelを使ったデータ分析作業をやっているからだ。データを前にあれこれ熟考する時間は全体のうちの一部に過ぎず、その多くはvlookup関数を使って複数のデータを名寄せしてみたり、ピボットテーブルであれこれデータをいじっていたりする時間だ。その間、まだ聞いていないポッドキャストとかを聞いていられるので、「仕事は捗る、未聴のポッドキャストが聴ける、深夜手当がもらえる」とやる気がブーストするのだった。

たださすがに躁スイッチが入ると、気が立ってくるのだろう。上長に対して「そのご意見には異議があります」などと申し立てたり、チーム内のチャットで僕だけがやたらと長文を書いていたりと挙動が怪しくなってくる。

この異常っぷりに気がついたので、11月の後半からは急速に仕事とかのペースを落としている。僕がこのサイトに書いている文章も、ややあっさりした内容と文章量に切り替わったはずだ。一時のカリカリした調子はやや落ち着いてきた。

最近じゃ、弊息子タケの寝かしつけをやって部屋の電気を消したあと、僕が子ども部屋を退去すると彼が僕のあとについてくるようになった。ちゃんと僕が寝室に行って寝るかどうか、監視するためだ。パソコンが置いてある机に向かおうとすると、「ちゃんと寝て!」と叱られる。

僕がダミーでちゃんとベッドに横になり、自分自身のために「ゆりかごの歌」という子供用の子守唄を一曲歌うと、彼は満足して僕の寝室を立ち去る。

(2024.12.01)

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