マグマがおとなしいうちに登れ【浅間山・前掛山】

2021年上高地編の連載が終わり、ほっと一息ついて浅間山編の連載へ。全19話で、連載終了は3月19日。
文章はもう書き上がっている。
素晴らしい!今日時点で、掲載待ちの記事ストック量が23本もある!
これまでは、「毎日1記事ずつ掲載することができていなかった分を取り戻す」ということで、過去日付で後追い更新をやっていた。でも今はそれをやめ、1日1記事掲載、必ず未来の日付で掲載予定を設定するというルールにした。
文章の書き溜めができたからといって1日に2回更新したり、過去の日付で更新したりしたって、すぐに記事のストックが底をつく。だから、過去は見なかったことにして、ひたすら前だけを見ていくことにした。
お陰で、あと3週間は文章を何も書かなくても、自動的に毎朝6時に記事が投稿される仕組みになっている。
とはいえ、ここで横着はしないで、もっともっと書き溜めをしていくつもりだ。だって、結局は未だに2022年夏の出来事(今から3年近く前)のことを文章にしているのだから。
あと、文章のスタイルをいよいよ大幅に変えつつある。
これまでずっと「やりたい、やりたい」と言っていた、写真1枚に対して非常に素っ気ない文章にするスタイルだ。
今どき、長文を読みたがる人はいない。特に登山の話なんて、パラパラ漫画のように移りゆく山の景色を眺めたいのであって、ダラダラした文章はあまり意味がない。僕の文章に純文学的な美しさがあったり、または登山家としてのうんちくが凝縮されているならまだいい。でもその両方とも備えていないので、だったらサラッとした文章の方がいい。
読む側にとっても、書く側にとっても。
浅間山編は、そこを意識した文章にしている。2021年上高地編から短文は目指していたのだけど、どうしてもまだあれこれ余計なことを書いてしまったという反省がある。どんどん削ぎ落とし、その分どんどん記事を書き溜めていきたいと思っている。早く2023年、2024年、2025年と記事の時系列を前に進めていかなくては。
今後の連載予定
ちなみに、浅間山編が終わると、「ほしいも」「ばんや」といった小連載が挟まり、その後「のっとれ!2025編」が始まる。この旅は毎年ワンパターンと微妙な変化を楽しむ、マンネリズムの旅だ。だからこそ、短い文章にしておきたい。
さらにその後は、「2022年上高地編」が始まる。また上高地!もう書くことがないぞ。だからこそ、文章は大いに端折っていきたい。だって、さらに時系列が先に進むと、「2023年上高地編」もあるんだし。
歳を重ねてくると、同じ場所で同じことをやる、ということが増えてくる。文章を書く際、情報の裏とりをしておこうとネットであれこれ検索をするのは良くない。裏とりをした時点の情報と、実際に自分が体験をしたときの情報とでは違いがあるからだ。しかも記事を書いた翌年にもまた同じ場所を訪れていたりすると、「僕はこれを見てとても驚いた。」などという感想すら、嘘かもしれない。その驚いた記憶はほんとうにその年のものか、わけがわからなくなっているからだ。
(2025.03.01)
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