この日の宿は渋温泉。宿は前回泊まったのと同じ米屋旅館。
チェックイン後、外湯巡りに繰り出す。今回も全9湯完全制覇を目指す。
おかでんが手にしている手ぬぐいは、巡浴祈願手ぬぐいというもの。宿で購入した。300円。
手ぬぐいには一番湯:初湯から九番湯:大湯までの名前が列記されている。
各外湯の入口にはスタンプ台が設置されており、一番湯なら一番湯の名前が染め抜かれている場所にスタンプをぽんと押す。いわばスタンプラリーのようなものだ。
スタンプラリー大好きなおかでんにとっては、外湯巡りをするモチベーションになってとてもハッスルさせられた。
渋温泉を代表する旅館、金具屋。
四階建ての木造楼は国の登録有形文化財に指定されている。そんなことを知らなくったって、すごい迫力なので道行く人は立ち止まり、記念撮影をしている。
この宿には内湯が8つもあり、ここに泊まれば外湯巡りなんてしなくても良いくらいだ。いつかは泊まってみたい宿、ではあるけど、楽しい外湯巡りをしなくなってしまうことを考えたら米屋旅館で十分かな。
宿は一泊朝食付きで手配してあったので、夕食は自己解決。ちょうど米屋旅館の隣に「玉川」という蕎麦屋があったので、そこの暖簾をくぐる。
そうしたら、お店とトラブルになってしまい、おかでんは豆腐しか食べずにお店を後にするというありさまに。
そのときの様子はこちら。
宿に戻って、放心する一同。なんであんなキツい言われかたをされないとイカンのですか、と議論したが、結論は出なかった。
テレビでは映画「プライベートライアン」が上映中。激しい銃声とメイディーック(衛生兵)!という悲痛な叫びがブラウン管から聞こえてくるのがますますわれわれを放心させた。
2002年02月11日(月) 3日目
三日目の朝。宿で朝食を頂く。鮭とオムレツというダブルメインディッシュなので、ご飯がすすむ。
待て。誰だ、ご飯を山盛り盛ったのは。しかもてっぺんに梅干しが載ってる。しぶちょおだな、さては。
食後、最後に残っていた渋大湯に浸かる。これにてスタンプは全部制覇。
そのまま大湯から階段を登り、高薬師さんにお詣り。おっと、ここでもスタンプが押せるので、スタンプを押して今度こそ手ぬぐいの完成。御利益がありますように。
この日は雪深い黒姫高原へ行く。
ふじおか。おかでんにとっては3度目。
このときの様子はこちら。
ふじおかで蕎麦を堪能したあと、この旅最後のお店として「よこ亭」に行った。
そのときの様子はこちら。
結局、長野県の南の端から、北の端まで本当に大げさではなく縦断した食べ歩きの旅となった。もうこれで長野は十分だろ、さすがに。そろそろ別の県の食べ歩きをした方がいい。・・・と思いつつも、なんやかやでまたこの長野に来ることになるんだろうなあ。
(この項おわり)
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