山陰温泉巡り

2003年05月04日(日曜日) 2日目

朝食。これまたおばさん2人にしては豪華な方だ。和え物がうれしい。

宿のおばさんに御暇をし、出発。一度中国自動車道のある辺りまで南下して、東は岡山県の県北を目指す。

落合ICで下車し、久世、勝山を経由して、湯原温泉方向に入り、真賀温泉へ。

昨日までの錆水と違い無色透明。近くの奥津や湯原もほとんどがこうである。古くて暗い湯殿の狭い湯船に男数人が体を寄せ合って浸かっているというのも変な図であるが、湯量は豊富で気持ちいい。他のおっちゃんの話に耳を傾けながら、20分弱は入っていた。

それからすぐ北にある足温泉へ行く。「足」と書いて「たる」と読む。先ほどと打って代わって健康センターのような新しい温泉で、それはそれで清潔感があって良いのだが、これまでの濃い温泉と比べるとかなり物足りなかった。 それから湯原温泉へは行かずに、県道55号線を西に入って郷緑温泉へと向かう。

この郷緑温泉は1軒の旅館しかない小さな温泉なのだが、この旅館の建物のまるで城のような高い石垣が素晴らしい。

肝心の温泉は、浴室が一つしかないので一度に一組の客しか入れない。われわれが来た時には先客が入っていたので、旅館のロビーで待たせてもらう。

それからひびさんが先に入り、その後で野郎4人が入る。

湯船の底の自然石の隙間から、透明な湯が湧いている。他に余計な客が居ない分、真賀温泉よりも気持ち良い。ただ足元に自然石をそのまま残しているので危険でもあり、実際に自分は足を滑らせて親指を切ってしまった。

血がどんどん出てくるので、早く上がってバンソウ膏で止血しないとと出かけたのだが、ふとここの温泉の効能の「切り傷」というのを思い出して、桶に湯を入れて足を浸けてみたところ、みるみるうちに血が止まってしまった。書かれた効能も伊達ではないらしい。

15分ほど浸かって上がる。今度来るときはここに泊まろうと、支部長達と堅く誓う。

午後4時半も過ぎたので、今晩の宿である毛無山山の家に向かう。

ここは藁葺き民家を移築保存しているもので、日中は毛無山に登山する方々の休憩場所や、公民館代わりに使用されている。そして面白い事に、15000円(5人まで、それ以上は追加料金)を支払うと、ここに1泊することもできる。コンロ・流し・冷蔵庫といった炊事施設どころか囲炉裏まであり、また貸切なのでゆっくりとできる。

もちろんの事、自炊なので、あらかじめどこかのスーパーで食材を購入しなければならない。ところが、郷緑温泉からここへ向かう途中の美甘村と新庄村ではスーパーマーケットが見つからなかった。道の駅で村の物産市のようなものをやっていたが、野菜だけ買っても飯にはならない。結局地元の人に買い物事情を聞いて検討した結果、勝山町まで引き返す事にする。最寄のスーパーまで片道20km弱。本当、岡山の山間部は恐ろしいところである。

午後6時過ぎに、やっとの事で山の家に到着。家の管理人のおっちゃんに、ひととおりの説明をしていただき、早速に食事の準備に入る。

夕食は、囲炉裏端で焼く鮎と、囲炉裏で囲む鍋である。

生憎、鮎を挿す串がスーパーで見つからなかったので、裏に生えていた熊笹を切ってそれに充てる。が、ちょっと長く切り過ぎていたので、火から遠く成り過ぎて上手く焼けずに苦労する事になる。

囲炉裏に吊るす鍋は、10人前もできるような大きな鍋。これで初めから全て煮るわけにも行かないので、煮え難い野菜類は別の鍋でガスで煮ておいて、煮えた端から囲炉裏に掛けた鋳物の鍋に移してゆく。さすがに屋内なので薪は焚けずに炭火にしたが、火力は十分に間に合ってくれた。

藁葺き民家だけあって、カメムシや鼠が這いずり回っているの だが、気にせずに夕食。ビールで乾杯した後、沖縄土産の泡盛を出したが受けは悪く、しうめえが持ってきた広島の地酒の方が良く出ていた。まあ、飲んべぇが居ない(居るのは居るが、99年の四国ツアーの事件を警戒して飲んでいないだけなのだが)ので、もう少し軽い酒にすれば良かったと後悔。色々と苦労があったのだが。

午後11時過ぎまでダラダラ話し、食後にフルーチェを食べたり蒜山ジャージーヨーグルトを食べたり、シャワーを交代で浴びたりしながら過ごし、就寝。

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