2003年06月29日(日曜日) 2日目
さて翌朝、館内放送で朝食の準備ができましたと案内が流れたので早速に向かう。準備された食事は正しい日本の朝食であった(こんなところで洋食のバイキングも無いわな)。
飯の後に最後の入浴。食った直後に入るものではないのだが、この辺貧乏症なわれわれのこと、やれる限りの事をやっておこうと打たれてみたり飲んでみたり。チェックアウトの準備も済ませて外に出てみると今日の天気は曇り空。雨の心配はとりあえずなさそう。バイクで来てる方もこれなら安心、でも乙見山峠は越えられんぞ(確認済みヽ(`Д´)ノウワァァァン)。7月中旬の開通まで峠越えはお預け。
帰りついでに同じ小谷温泉内の熱泉荘にも立ち寄ったが、前日にお客がいなかったためお湯を張っていないとのこと。そういえば、前日到着が遅れると山田旅館に連絡する際、誤って熱泉荘に電話してしまったが、いらぬ期待をもたせたかも知れぬと反省。
後は帰るだけなんだけども、ただ単に帰るだけでは面白くないとこれまた貧乏性を発揮し、立ち寄ったのが大町から程近い葛温泉。大町アルペンラインから外れて、高瀬ダムに向かう途中にあるのだが、前日までの雨でなんだか怪しい様子。黒部ダムまでは行けませんよ~ってな案内がされていたけど、そこまで行くわけで無しと無視してGOGO!。
日本秘湯の会のちょうちんも勇ましくみえるぞ、ってな感じで葛温泉は仙人閣の湯に早速入浴する。先客一名ほどあり、お邪魔させていただきながら写真を撮る。お湯は大変熱い。源泉温度80度、素温200度は伊達ではありません。慣れると気持ちよくなってくるが、これはちょっと長湯には向かない、山陰温泉ツアーでぬる湯に目覚めてしまった体にはチトつらいものがある。
露天風呂に入っていると、そういえば先ほどからぱらぱらと空の上が騒々しい。見上げると物資輸送のヘリコプターが行ったり来たりを繰り返している。さすがアルピニスト憧れのエリアだと妙に感心する。いや、ダム関係の資材でも運んでいるのだろうか?よくわからん。
感心したといえば、お風呂から見える紅葉もきれいでした、うん(6月末)。
おかでんを松本まで送ることとして、帰り際安曇野翁で蕎麦を手繰ることに。実は意外にもここに来るのは2回目である。運良く窓際の席に案内され、早速注文する。出てきた蕎麦はやはり薄く緑がかった見るからに美味そうな蕎麦。実際に食す。う~ん、美味い。今回に限ればふじおかより美味いかも。この時期にこれだけの蕎麦が食えるのは本当に幸せである。
今回の旅行、紆余曲折波乱万丈色々あったものの良い締めくくりとなりました。
さあ、次こそはキャンプやるぞ~っと。
コメント