南紀旅行

2007年01月07日(日) 2日目

二日目の朝

二日目の朝。ちゃんと朝風呂にも入って、さあ朝ご飯ですよ。

昨晩しこたま食べた訳だが、何しろ夕食開始時刻が17時20分という、たいへんにお魚の鮮度がよろしい時間帯だったこともあり、既に現在空腹中でございまする。

さすがに朝食に伊勢海老が並んでびっくり、ということはないけど、この朝食はさりげなくなかなかに美味なるものが並んでいた。

朝食1
朝食2
朝食3
朝食4
朝食5
朝食6

三人卓の真ん中に大きな塗り椀があって、何だろうと思って蓋を開けてみたら出てきたのが右の写真。大きな鯛のかぶと煮。

これが絶品。「ぬおおお」と三人とも、朝に似つかわしくない声を発しつつ、猛烈にむさぼった。

「ちくしょう、ご飯をお代わりするつもりはなかったんだが、ちくしょう」

と言いつつ、おかでんはご飯をおかわり。

朝食7

定番ですな。

伊勢海老の晩餐を食べた翌朝には、伊勢海老で出汁をとったおみそ汁が出てくるという。

「おおお前、昨日はあんなに色黒だったのに、今朝はやけに真っ赤に染まったな」

感慨深く眺める。

車を走らせるしぶちょお

さあ出発。今日はこれから勝浦まで移動となるわけだが、ざっと5時間以上かかる事が判明。

「紀伊半島、でけぇなあ」

あらためて、紀伊半島の大きさに驚き、呆れる。既に志摩まで来ている時点で、紀伊半島の先のほうまで到達しているつもりだったが、とんでもない。ぜんぜんまだまだ、突端は先だ。

風が強い

本日は風が強く、そして寒い。

強烈な低気圧が二つ、日本を覆うように接近しており、日本各地では大荒れの天気なんだという。(実際、この三連休で山岳遭難が相次いだし、あちこちで風水被害が出た)

われわれは敢えて、天気が悪化しないと予報されていた南紀を選んでいたわけだが、それにしても寒い。

「何しろ夜中中、ずーっと窓の外がぴゅーぴゅー音がしてたもんな」
「隣の家の盆栽が倒れるんじゃないかとずっと心配してたよ。あと寒くて寒くて。寝付けなかった」
「あ、あれなんスけど、窓が少し開いてました。開いてたんでうるさかったみたいだし、寒かったんですね」
「なに!?それを早く言え!」
「私じゃないですよ、開けたの」

養殖いかだが並ぶ、のどかな紀伊半島の湾を眺めつつ、「まだまだ距離は長いねぇ」とぼやきつつ、車は前へと進む。

大紀町 錦 8km

近くの道の駅に寄って休憩することにした際に発見した看板。

「大紀町 錦 8km あと5分釣りの町錦へ」

「おいちょっと待て。8kmで5分ってどういう計算だ。時速96kmで運転しろっていう事か」

道の駅紀伊長島

道の駅紀伊長島。

思わず、道の駅に到着するとスタンプのありかを探してしまうのは職業病というか、昔に培った癖が抜け切れていない証拠だ。

マンボウ串焼き屋台

屋台で、「マンボウ串焼き」「マンボウ唐揚げ」なるものが売られていた!

「うわあ」

マンボウについては、以前「ばんや」で注文して誰もが「俺、もういいや」と遠慮して押しつけあったというバツゲーム的なお魚。怖いモノ見たさに注文しても良かったが、さすがに冗談ででも注文する気は起きず、そのまま放置。

天気が悪くなってきた

ああ、何だか天気が悪くなってきましたよ。

黒潮ばっさんばっさんとうち寄せる南紀といえども、冬は雪が降るってことですな。山の上が白くなっている・・・雪だ。雪が降り始めたぞ。

雪が降ってきた

「おいおい大丈夫か?ノーマルタイヤしか履いていないぞ、この車」

本当は北陸方面の温泉でも行くべぇか、なんて計画が当初あったのだが、敢えてそれを止めにしたのは、タイヤの問題だった。南紀でも、十津川みたいな山間部にさえ入らなければ大丈夫だろう、と。

で、今回この企画に落ち着いた訳だが。

あー。山の上どころか、もう目線の高さまで雪が・・・。

後部座席でひびさんが「あぶねーよ、あぶないですよーぅ」と悲鳴をあげる。

雪が増えてきた

大丈夫かしら。

滑ってからでは遅いので、滑りそうな状況になったらルート変更・・・いや、今一番海沿いの道を走っているので、ルート変更は無理だわ・・・じゃあ、折り返すしか?

「途中で車を乗り捨てて、電車で移動だろうな」

一面の雪

うわー。

「大丈夫、まだ道は凍結していないのでこれだと滑らない」

ギリギリのところで、山間部は突破。ようやく雪のないところまで降りてくることができた。しかし「明日、帰ることできるんかなあ?」と早くもしぶちょお、明日の事が気になりだした。

熊野駅

お昼ご飯は、おかでんが「熊野名物目張り寿司が食べたい」とリクエストしていたので、熊野駅に向かった。

目張り寿司とは、「目を見張ってしまうくらい、頬張るのに口を大きくあけないといけないくらいデカい寿司」のことだ。農作業の片手間で、ちゃっちゃと食べられるように工夫された郷土食。寿司といっても、酢飯ではなく、普通のご飯に高菜を巻いたばくだん状の丸いおにぎりだ。

駅前の中華料理店

「目張り寿司、妙に値段が高いところがあるんだよね。このお店は比較的安かったと記憶してるからここにしよう」

一度熊野で目張り寿司を食べたことがあるしぶちょおが選んだのは、駅前にある何の変哲もないお食事どころだった。

「あと、熊野は目張り寿司だけじゃなくて、サンマ寿司も名物だぞ。それも食べよう」

サンマ、こんなところで捕獲できるんだ。知らなかった。

さすがにお寿司だけでは物足りないので、麺類も頼む。

中華そば

しぶちょお注文の中華そば460円。

かやくそば

おかでん注文のかやくそば560円。

100円の差でこうなる。

肉うどん

で、ひびさん注文の肉うどん。

ま、味はごく普通。

さんま寿司。430円

で、こちらがさんま寿司。430円。

値段の割には大きい印象。

なるほど、姿寿司なのだな。頭の部分も食べるのかどうか、一瞬逡巡したがさすがにここは食べるところではなさそうだ。やめにしておこう。

目張り寿司

そして、こちらが待望の目張り寿司。同じく430円。

「・・・目を見張るほどの大きさ、ではないな」
「コンビニのおむすびよりちょっと大きいかな、くらいかな」
「これじゃ目を閉じちゃうよ。眠くなっちゃうよ」
「文句は店員に言え」

まあ、観光客向けに提供するんであれば、こういうサイズにせざるを得ないのだろう。ホントにデカい目張り寿司を出してしまうと、それ1個で満腹になってしまい、飲食店としては商売あがったりだ。

さすがにラーメンや寿司二種類食べたので、おなかいっぱいになりました。コストパフォーマンスも悪くなく、満足してお店を後にした。さあ、勝浦まで後もう少し・・・まだもうちょっと距離はあるなあ・・・。遠いなあ。

既に明日の帰ることを考えてしまう三人であった。勝浦、遠い。

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