日帰り秘湯巡りの旅

三瓶山の山麓を周回する道路を快適に走る。

このあたりは草千里とも呼べるくらい、草原が広がっていて心地よい場所だ。

「本当だったら雪がびっしりで、スキー客でにぎわっているはずなのにねえ」

そういえばそうだ。季節は1月末、一体何なんだこの光景は。見上げると、三瓶山の山頂にちょろっと雪がへばりついている程度だった。見るも無惨。

車は、小学校があったり、それなりの集落の中を走り抜けていくわけだが、だんだんと怪しくなってきましたよ、と。看板が時々出ているので間違いないはずなんだけど・・・

こんな奥に温泉?

いやー、ディスカバージャパン。

良いお湯が沸いていれば、立地条件なんて関係ないのね。

近くを走るバスも無し、道だってすれ違うのがやっとの幅しかないような、こんな道のその奥にある場所にだって温泉宿が成り立つわけだから。

これでこそ秘湯。そして、それでこそ、名湯なのだろう。

おっと、到着しました、「ようこそ!小屋原温泉」の看板。

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