16:35
古美術店、といえば渋い寿司屋みたいな佇まいだったり、重々しい木製の看板が掲げられていたり、というイメージがある。
しかし実際はどうだ?多種多様で、ゴリゴリの古美術店っぽいところからカジュアルなところ、隠れ家めいたところから目立つところ、と様々だ。
このお店は、まるで「昔からやっている、街の喫茶店」の風情だ。こんなお店もあるのか!
扉を開けたら、カランコロンと鈴の音が鳴るんじゃないか感がある。
16:38
一方で、こんなお店もある。看板・・・というか、表札が小さい。壁のタイル地にまぎれているかのようだ。
これは探し当てにくい。まさに隠れ家だ。
アートアンティークのポスターが貼ってあるから、安心して扉を開けられる。というか、最初から開いてた。イベント期間中だからだろうか。
16:39
一方でこういうお店も。
16:47
お店ごとの記憶なんて全然残っていないので、もはや「こんなお店もあります」という外観写真紹介の記事になるのは許して。
ここで売られている焼き物、こういうのを「うんいいね、ちょっと部屋のインテリアにどうだろうか」なんて買える人になりたいものだ。・・・いや、なりたいか?
とにかく、自分の生活の延長線上をどう想像しても、こういうものが家に飾ってある人生というのが想像つかない。どうやら、地平線が違うところの人種のものらしい。
16:47
テキかミカタかというと、ミカタだと思う。
16:47
むしろ、古美術店の扉よりも、隣のドアを開けてみたくなる。
16:53
すごいねえ、「楽名碗専門店」というのがあるのか。
茶道を習っている人は20万人くらいだろうか?確か最大規模の裏千家が10万人、と聞いたことがある。この方々は良いお茶碗に興味を持っているとは思うが、それ以外の茶道を嗜まない人にとって、どれだけお茶碗を美術品として欲しいと思うかどうかは不明だ。
僕?いやー、おかでん家は親の代まで代々茶道には親しみがあったけれど、じゃあ僕がお茶碗が欲しいかといわれると、ちょっと。
16:55
売り物である作品よりも、美術展のポスターの方が目立つ外観。
16:59
こんなお店もある。
17:05
「花からくさ」というお店。一瞬「がらくた」と読んでしまい「えっ?」と思ってしまったが、「からくさ」だ。扱っているのは古伊万里などの、お宝ばかりだ。
(つづく)
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