横浜中華三昧【カップヌードルミュージアム】

売店1

最後、建物一階にあるお土産物コーナーに立ち寄った。こういうコーナーが充実しているのって、テンション上がるよな。工場見学や施設見学で、お土産物を売っていたらついつい買っちゃう。逆にお土産物コーナーがないとなんだかがっかりだ。せっかくこの企業に対してほとばしる愛着を感じている最中なのだから、その気持ちをいい感じに昇華させてほしいものだ。

カップヌードルをはじめとする日清食品の商品を売るだけでもワクワクものなのだが、他ではおめにかかれないような独自のグッズが売られているので楽しい。

カップヌードルキャンドル、だって!燃焼時間5時間。女性ってろうそく好きじゃん?だから恋人同士でこのキャンドルに火をともしてうっとり眺めるじゃん?ムードが高まるじゃん?

・・・いや、高まらないと思う。笑っちゃうよ、これは。

「香りなし」と書いてあるのが地味に面白い。本当にカップヌードルの香りがしたら、ムードどころかパーティーグッズの世界だ。

売店2

ほかにも、カップヌードルまんじゅうなんてものもあった。中にカップヌードルの具が入っているのか!?と騒然としたが、さすがにこしあんだった。

一個が結構大きいこともあって、お値段はやや高め。職場へのお土産、としてはちと選びにくいけど、しゃれが分かる友達とか自家消費用にはいいかも。

カップヌードルごはんを配布中

なんというラッキー。

カップヌードルごはんを無料配布していた。オープン2周年記念なのだという。この商品、人気のためスーパーなどの店頭では品薄になったといういわくつきのものだ。まあ・・・カップヌードルの汁にご飯を入れただけのものであり、そんな人気は一過性のものだとは思うが、いずれにせよ2013年時点では人気商品。それがもらえるとは嬉しい。これ、案外値段が高くて1個200円くらいするんだよな。

山積みになったカップヌードルごはん

山積みになるカップヌードルごはん。ありがたく頂戴する。

入場料500円だけど、いろいろ見ることができたし、カップヌードルごはんをもらえたし、そのほかお土産もたくさん。おなか一杯。支出はあるものの、それ以上のリターンがある素敵な施設だと思う。

ライブ中の横浜赤レンガ倉庫

さて、所要のため2名はここで退却。残されたおかでんとよこさんで、今後どうするか作戦会議。もう一度ヌードルバザールに戻り、ソフトドリンクバーでジュースを飲みつつ氷をガリガリと噛み砕きつつ出した結論は、「横浜中華街探検アンド飯」というものだった。

昼にあれだけ麺食べて、そのあと麺を自作して、さらに中華街で食事かよ。中華三昧だな。

カップヌードルミュージアムから歩いて中華街を目指す。運動しなくちゃ。

途中、赤レンガ倉庫では、巨大な野外ステージが設営されていて誰かのライブをやっていた。会場自体は仕切りで目隠しされているものの、音は当然丸聞こえ。そのため、会場の外でライブを楽しんでいる人も多数いた。

大桟橋へ向かう

中華街に向かう途中、「大さん橋」に立ち寄ってみることにした。

主に、豪華客船のために利用されている巨大なさん橋だ。山下公園から見ると、延々と海に突き出たそのさん橋は異様だ。

海に突き出した場所だし、豪華客船クルーズなんて無縁の生活を送ってきたので、このさん橋に足を踏み入れたことはない。しかし、ここはホールがあって、時々イベントが開催されているらしいい。どんな場所だか、見てみたいものだ。船のターミナルって、旅情の塊!って感じでワクワクさせられるよな。

大桟橋地図

てくてく歩いていくと、大さん橋の案内が出てきた。

なにやら、3フロアに分かれているらしい。ちょっとだけ作りがややこしい。地図に描かれている客船のサイズからしても、両岸に合計4隻くらいは着岸できそうな勢いだ。まあ、そんなに豪華客船なんてのは存在しないわけで、むしろ開店休業状態の日の方が多いのだろうが。

大さん橋入口

いや驚いた。なんでぇこれ。まるで空港だぞ。大さん橋のサイトを見てみたら、船がやってきている日なんて一年のうちでもごくわずか。にもかかわらず何なのこの立派な建物。

やっぱり「豪華客船」であり、セレブな人達が乗り降りする場所。稼働率が低くたって、豪華な作りでないとダメなんだろうな。磯くさい、古ぼけたコンクリート建物二階建て、みたいなのはセレブにふさわしくないってことなんだろう。

車寄せがある、という時点でびびる。

まるで空港のようなだだっ広い空間

中に入ってみてびっくり。でけぇー。

「くじらのおなか」というらしい。無駄に広い。まるで国際空港の出発ロビーのようだ。いや、空港よりも空間の使い方が贅沢だ。空港の場合、各社のカウンターがずらりと並ぶが、ここにはそういうものがない。そりゃそうだ、定期便を毎日のように運行しているクルーズ会社なんて存在しないのだから。

バスケの試合ができる、なんて生ぬるい。サッカーもできるんじゃないか?

これはいいモン見させてもらった。非日常空間!って感じで、大いに心揺さぶられた。

「わーい」と叫んでダッシュしたくなったが、それはやめとけ、いい大人だ。

夕焼けのランドマーク
ベイブリッジ

くじらのおなかから外に出てみると、絶景。海に突き出たさん橋なので、360度横浜の景色を満喫できる。デートコースに最適。

景色が良い

ウッドデッキもあったりする。そこに座り込んで、対岸の赤レンガ倉庫で行われているライブをぼんやり聞いている人もいた。さすがにがっつり聞こえることはないのだが、BGM程度には楽しめた。

酒臭い屋内

このさん橋の先にはイベントホールがあるのだが、この日はクラフトビールのイベントが行われていたようだ。飲み放題で、日本各地の地ビールが楽しめるのだとか。そのせいで、イベントホールの近くを通るとビールくせぇことビールくせぇこと。もう、ビールを地面にぶちまけて生乾きにしました、という勢い。で、トイレに人がひっきりなしに出入りしているのだが、その人たちがこれまた酒臭い。いやあ、楽しんでいるようで素敵!しこたま飲んでるんだろうなあー。

酔っ払いの群れ

あまりにあっけらかんとトイレに出入りしている参加者達。入出場のチェックは主催者、やっていないのだろうか。

「じゃあ、僕らもこっそり侵入することができるんじゃないか?さすがに飲めないだろうけど、中の様子を見る事くらいは」

とよこさんと話していたのだが、あれれ?千鳥足の人達がどんどん外に出てきた。このイベントホール、階段状になっていて外にそのままつながっている。そこから人がうわーっと移動してきた。どうやら、イベントはおしまいになったっぽい。ちぇっ、様子を見てみたかったのに。

屋外では、酔っ払いたちが芝生に横になってマグロ状態になっている姿があちこちに。かなり楽しんでいらっしゃった模様。横になれる場所がすぐ近くにあるっていいよな。でも、熟睡したら財布とられるぞ。注意。

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