マイカップヌードルファクトリーの予約時間、13時になってしまったので慌ててヌードルバザールを脱出。会場に向かう。
会場入り口にはぐねぐねと行列ができていて、入場待ちになっていた。ヨーイドンで13時の回スタート、というわけではなく、席に空きができ次第どんどん中に客を入れていた。
会場はこんな感じ。とても「オリジナルのカップヌードルを作っている」場所とは思えない。もっと調理実習の場所っぽいのかと思っていたのに。
よく見ると、円形テーブルに座り一生懸命なにか作業している人たちは、カップヌードルのカップを手にしている。そこに、色とりどりのマジックで絵を描いたり、彩色していたのだった。なるほど、具を選ぶだけなく、パッケージも自分オリジナルなものにしようということか。
行列の先頭には、カップヌードルの自販機があった。ここでカップヌードルを一人一個買うことになる。1個300円。ただし僕らは既にローソンチケットで支払い済みなので、この自販機は使わないで職員さんから手渡しされた。
見た目は普通のカップヌードル・・・いや違う、英語表記も日本語表記も、両方とも「マイカップヌードルファクトリー」になっている。この施設オリジナルというわけだ。
お絵かき会場に空席が出来るまでの間、説明を受ける。
衛生管理が徹底されている工場で作った食べ物ではないので、今日から一ヶ月以内に食べてください、と言われた。なんなら永久保存にしたいくらいだが、折角オリジナルの具や味付けにしたのだから食べなくちゃダメだよな。一ヶ月以内に食べろ、というのはなんだかもったいない。でも、傷んでしまったらもったいないので、やっぱりちゃんと食べないと。
ペンを使って描いてね、という注意書き。備え付けのペン以外はダメだという。シールも禁止。どうやら、最後にラップで密封するので、その際に加わる熱を考慮してのことらしい。うっかり溶けたりしたら機械が壊れる。
さて、いざカップヌードルの器を手にしても、何もアイディアがない。ネタに窮したあげく、財布の中に入っていたポンタカードを発見。ポンタを描いてみることにした。
なんとなくうまく描けたので、自分なりに大満足した。カップヌードルと全く関係ないけど。
参加者の一人、よこさんの作品。これから中に詰める具は、海老三昧にするのだという。それを見越して、海老の絵と「えびすぺ」の文字が見える。
絵を描くことが本職の人なので、「さぞや絵がお上手なんでしょうなあ」と事前に散々あおられたが、本人は
「いやー、普段はペンタブレットばっかり使ってるんで、実際にマジックなんて使わないっすよ、全然描けないっす」
としきりに謙遜していた。
こちらは若干22歳の女性による作品。さすが若い!と唸ってしまった。この感性は、おかでんには全くない。ハートマークを何のためらいもなく、しかも4個も使えるというのは世代ギャップを感じてしまう。
一方、もう一人の22歳は、特にネタがなかったためにこんな仕上がり。文字アートだ。これはこれでシンプルながらよいのではないでしょうか。
というわけで4者4様のカップヌードルを並べてみた。
まさに「世界で一つだけのカップヌードル」だ。
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