栄枯盛衰を温泉地で見た【鬼怒川温泉】

客席

スペーシアの座席。ヘッドレスト部分の両脇がかなりそそり立っている。是非居眠りしてください、その際頭が右に転がっても左に転がってもご安心ください、というわけだ。

そうはいくか、まだ寝ないぞ?

テーブル

別に喉が渇いているわけではないけど、折角なのでドリンクを。

なぜかメッツコーラを買う。

おっと、「るるぶFREE」があるぞ。最近、この手のご当地観光フリーペーパーがあちこちにあるのでありがたい。編集者の思惑通りになってしまうが、観光ガイド本がわりとして重宝する。今回の一泊二日はノーアイディアなので、これを参考に行き先を決めよう。

追加テーブル

おや、テーブルの手前にさらにテーブル。

壁に備えつけのものとは別に、椅子のアームレストから引っ張り出すタイプのテーブルがあるのだな。便利。これなら、向かい合わせの4人席にして、トランプをやることだって余裕だ。昔の新幹線ってこういうテーブルがあったけど、今はなくなったなぁ。

車内販売

酒飲みにはたまらないだろう。今の僕はもう酒を飲まないので、正直そそられないけど、酒を飲んでいた頃なら「折角だから!旅情だから!」と頼んでいたと思う。何しろ、生ビールまで売っているのだから。

食事類はお弁当があるほか、フライドポテトや焼きおにぎりといった「ははーん、さては冷凍食品だな?」というものまである。そうか、最近の特急列車っちゅーもんは電子レンジも搭載しているのだな。

デッキ

今思えば、車内販売をやっている3号車のカウンターまで探検にいけばよかった。でもすっかりそのことは忘れていて・・・

トイレ

トイレの写真なんぞを撮影している。何をやってるんだ、一体。

こんなんで達成感を覚えているんじゃねーよ。

スカイツリー

10:01
さんざん旅情を楽しんだのち、ようやく特急スペーシアは一路鬼怒川温泉へ。

列車が出てすぐにスカイツリーが見えてきた。毎日見ているので見飽きているのだが、車窓からだと「おおッ!スカイツリーッッ!」と得した気分になる。で、撮影。何の記念にもならないけど。

落ち着く

10:46
すべてのことをやり終えて、ほっと一安心してくつろいでいるところ。

鬼怒川温泉駅到着

12:01
きっちり2時間で鬼怒川温泉駅に到着。チェックインまでまだ3時間もある。この時間こそが贅沢のきわみ。さあ、のんびり過ごそう。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 初めまして
    コメントをさせて頂きます。
    記事に紹介されていた鬼怒川温泉の御苑で勤めていた者です。私が勤めていた頃はバブルの終わりの頃でした。
    平成4年頃~6、7年まで鬼怒川温泉のホテルの寮を借りて仕事をしていました。
    非常に懐かしいですね…御苑…本当に広いホテルで、今で言うダンジョンの様な(笑)新宿駅ほどではないですが、
    私は当時、宿泊されるお客様を部屋まで案内する仕事(フロント受付から客室案内係や繁忙期には仲居さんの
    サポートまで幅広く?仕事をしておりました。)をしていて、一度、お客様を部屋まで案内するのですが、フロントまで戻るには非常に時間が掛かっておりました。年末年始の忘年会や新年会や夏休み、冬休みなどとにかく休みを利用して来るお客様もたくさん来ていました。

    とにかく一番大変だったのは年末の忘年会シーズンですね、もう何百名との団体のお客様がどっと来るので、部屋までの案内も大変なことはさる事ながら、宴会も賑わい…もうお酒をたくさん召し上がるお客様も多かったので仲居さんだけでは、対応しきれずよくサポートにも駆り出されました。写真を拝見させて頂いてあの頃は…とつい懐かしんでしまいました、貴重な掲載して頂き写真をありがとうございました。

    今じゃ鬼怒川温泉も廃墟マニアには堪らない様な感じになってしまった様ですね、本当に懐かしい…。御苑は隠し部屋がたくさんありましたよ(笑)

  • はやぶささん>
    貴重な体験談、お聞かせいただきありがとうございます。往年の賑わいを実際に体験した方から聞けたことがとても嬉しいです。

    あの崖にへばりつくような建物、そして増改築を繰り返して巨大化した建物ははやぶささんが仰るような桁違いに大勢のお客さんがいらっしゃったたまものだと思います。炭鉱跡や金山跡が文化遺産として保存されているように、御苑のような超巨大ホテルはなんとか今後も経営が続いてほしいものです。団体旅行が減ってきてからまだそんなに時間が経っていませんが、すでに文化遺産的な珍しさと驚きに満ちた建物だと思います。

    御苑の前にある「ふれあい橋」、やたらと立派なんですがなぜあんな立派な橋があるのか、とても不思議です。

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