うっかり、観光【奥塩原】-03

森林の駅

11:25
「森林の駅」のレストラン。

ここで食事をする予定はないのだけど、先ほど千本松牧場で手に入れたスタンプラリーに便乗するため、ここでスタンプを押していくことにする。

「森林の駅」だけど、売っているのは「海鮮ちらし寿司」とか「さばの味噌煮定食」だったら面白いのだが、さすがにそういうひねくれたことはやっていないようだ。

天ざるそばで850円だから安いと思う。他には、からあげげ定食、豚ヒレカツ定食、味噌ラーメンなどなど。

森林の駅メニュー

「1日15食限定 満腹セット」というのもあるらしい。えっ、「満腹」なのに600円!?それは安い。

中身はなにかというと、ご飯、かけうどん、コロッケと付け合わせにサラダとフライドポテト、ワンドリンクにカップのソフトクリームが付くのだという。旅情もへったくれもないし、シンプルな料理ではあるけどこれは安いと思う。

それにしてもなんで「1日15食限定」なのだろう。食材が稀少なので、これ以上売れると在庫が・・・というわけはあるまい。ということは、600円だと儲けにならないし、たくさんは売る気はないよ!でも頑張っている姿勢は評価して!ということか。

お得で、その姿勢はとても素晴らしいと思う。でも、どうせやるなら「毎時0分に、3食提供します。なので、11時、12時、13時、14時、15時で合計15食です」ってやるといいのに。そうすれば、昼下がりに訪れたお客さんでも、「限定15食」にありつける可能性が出てくる。

・・・面倒だからやってられっか?そりゃそうだな。

スープ入り焼きそば

で、これが噂の「スープ入り焼きそば」ですよ奥さん。750円。

「元祖ではありませんが」とわざわざ注意書きがついているあたり、奥ゆかしい。

きゅうりの千切りの小鉢がついているだけでなく、白米も付くらしい。ラーメンライスならぬ、焼きそばライスか!しかもスープ入り焼きそばライス。腹一杯にさせてやるぞ感満載ではないか。ワクワクするな。

写真を見ると、焼きそばそのものは至って普通だ。キャベツと、豚肉が入った茶色い焼きそばで、せいぜい彩りとして紅生姜ときぬさやが載っているくらいだ。で、そんな普通の装いに、しれっとスープが紛れ込んでる。おいちょっと待て、お前はなんだ。

「塩原は寒い土地柄なので、焼きそばが冷えないように温かいスープを注ぎました」ということなのだろうか。いやー、それだったらスープを別にするほうがいいだろ。一緒にするにしたって、片栗粉で溶いてあんかけにした方がいいような気がする。

とはいえ、既に市民権を得ている食べ物として「スープ炒飯」というのが存在するわけだし、うまけりゃなんだっていいってことよ。おう、楽しみだな、食べるのが。

お店によって「スープ入り焼きそば」の味は異なるようだ。だからこそ、まずは元祖のお店に行かなければ。すまん、というわけでこのお店はスルー。

塩原への道

11:29
塩原を目指してまた車上の人となる。

温泉宿でだらーっと過ごすのが本日の主目的なのは変わらない。だからこそ12時からチェックインできるという風変わりな宿をセレクトしたわけだ。

さすがに12時チェックインは無理だとしても、13時には宿に到着したい。ちょっと急ごう。宿まで車でびゅーんと行ったらすぐの距離だけど、まだそこまでの間に立ち寄りたい観光スポットがいくつもある。

・・・待て、観光する気満々じゃないか。

いや、道中ですから。ホント、道中なんですってば。

温泉

11:31
温泉旅館の脇を通り過ぎる。大網温泉の一軒宿、「田中屋」。

塩原温泉は「塩原11湯」と呼ばれる温泉郷を形成している。大網温泉はそのトップバッターを飾る場所にあたる。さあ、いよいよ塩原温泉だ。ほら、初日の午前中だというのにもう目的地周辺ですよ。カーナビなら「目的地周辺です。案内を終了します。」っていいそうな感じですよ。そこまで近くはないけど。

露天風呂

大網温泉には野天風呂がある。無料で入れるんだっけ?いちいちこういうのに対応していたら、温泉デパート塩原温泉を通り抜けることなんてできないので、スルー。

施設入り口

11:37
こじんまりした温泉街、福渡温泉を通過したところで一旦車をストップ。国道沿いではあるけど、地味すぎるスポット、それが「天皇の間記念公園」だ。

こんなの、存在すら知らなかった。今回、「温泉療養が最優先だからなー?わざわざ遠方まで観光するのはなしだぞー?」と言いつつ塩原界隈を重点的に調べていたら、発見した場所。

建物

11:39
なにやら面白そうな場所だ、ということで立ち寄ったけど、実際にここが何なのかまでは調べていない。そういうのを事前に調べまくり、吟味していたら今回の温泉療養の意味がないからだ。

観光地には、立ち寄る。でも、事前にあれこれ調べたりは、しない。

どうだ。

いや、胸を張ったってダメだぞ。

それにしても、何か古民家のような建物が一棟建っているだけだ。「天皇の間」というからには、御用邸のようなものなのだろうが・・・なんだろう?

解説

ほう?「旧塩原御用邸御座所」と書いてある。

明治17年に当時の県知事が別荘を建て、それを明治36年に皇室に献上したのだそうだ。で、昭和21年に払い下げられ、現在まで保存されているという。

この間、実際に皇族の避暑目的や戦争疎開のために用いられていたらしい。

それにしちゃ、比較的狭い土地に御用邸を構えたものだ。建物が一棟しかなく、侍従たちはどこにいたのやら・・・と思ったら、これはあくまでも移築したものだそうだ。ああそうか、だから「旧塩原御用邸」という言い方はしていないのか。

建物内部

お金を払って中を見学させてもらう。

いろいろ展示があったけど、どんな内容だったか全く覚えていない。

厠

御用邸にしろ、明治時代の金持ちの建物にしろ、この手の建物に行くとついついトイレを見てしまうよな。公開しているから当然見るんだけど、「へえ、昔の偉い人っていうのはこういうところで用をたしていたのか」と感心してしまう。下世話だけど。

こういうところまで畳敷きにしなくていいのに、と思うが、板張りだと冷え冷えするからよろしくないという発想なのだろうか?男性用小用トイレなんて、特にすぐに畳が黄ばみそうだ。

実際に使っていた頃は、畳の上に非毛氈でも敷いていたのだろうか?

建物内部

大きな隙間がある欄間など見応えがある。これは完全に夏向きだ、冬にこの家に寝泊まりすると、相当寒いだろう。

建物内部

それにしても頑丈な作りの家だ。移築した際にゆがみを直したからだと思うが、さすが皇族が使うような家は作りからして違う。

僕の実家は築年数が長い家だけど、経年劣化で建物がゆがみ、ふすまが閉まらなくなっている場所があったり、逆に隙間が大きく開いてしまっているところもある。それがこの家はどうだ、ピシイッと隙間がない。

とはいえ、やっぱり隙間風は入ってくるだろうし、現代からすると住みづらい家だと思う。そういえば当たり前の話だけど、電源コンセントが各部屋に全然見当たらない。もうそれだけで、今の人だと困ってしまう。

(つづく)

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