日帰りで行くアメリカ旅行3【ヨコスカフレンドシップデー2015】

行列

11:40
バース8から延々と伸びる、艦船見学待ちの行列。奥のほうまで延々と続いている。基地ゲートと反対側に行列が伸びているということは、つまり「この先で行列は折り返してきて、こっちまで列が伸びるよ」という犯行予告だ。

見て欲しいこのカンカン照りを。8月1日、夏ド真ん中のこの時期に、昼時コンクリートとアスファルトの上で行列。根性を叩きなおすために行っているとしか思えない。

貴様らは厳しい俺を嫌う
だが憎めば、それだけ学ぶ
俺は厳しいが公平だ
人種差別は許さん
黒豚、ユダ豚、イタ豚を、俺は見下さん
すべて平等に価値がない!

映画「フルメタルジャケット」のハートマン軍曹の名言。入隊したばかりの新兵をシゴいたときのせりふ。

Bullshit!
I can’t hear you!

映画中、ハートマン軍曹は

ふざけるな!
本日より白雪丸(スノーボール)二等兵と呼ぶ
いい名前だろ、気に入ったか?

というけど、今日に関してはホットボール二等兵だわ、俺。

ヒヤロン

そんなわけで、いよいよ耐えかねた僕が懐から取り出したものはロッテの「ヒヤロン」。既に仲間たちは船に乗る前からバンバン利用していたのだが、僕も利用することにした。

今回のオフ会まで、この存在は知らなかった。ホカロンのひんやりバージョンなのだが、その作りが面白い。袋の中はザラザラした粒状のものが入っているのだが、さあ!使うぞ!というときにこいつをガツンとこぶしで殴りつける。すると、その衝撃で何か化学反応が起きるらしく、あっという間に凍りついた「覚醒ヒヤロン」の完成だ。この状態で20分ほど、冷涼感を楽しめる。

「ひゃー、冷たいねえ」

なんてのんきなことは言ってられない。とにかく頚動脈だ!首筋、そして手首を冷せ!やばいやばい。

ギブアップ軍曹

11:44
バース8から基地中心部に戻っている途中、救護所の役目を果たしているテントがあった。そこに「後方送り」になっていた軍曹殿を発見。見るからにぐったりしている。熱さまシートのようなものをおでこに貼っているし。

「やっぱ駄目だわ」

軍曹は元気なくギブアップ宣言をした。これ以上ついていくのは難しいので、そのまま引き上げる、と。ああ、去年に引き続き今年も傷病兵を出してしまったか。

いくらなんでもこの時期、昼間に屋外イベントをやるなんて無理があると思う。道理で今年、するすると入場できたわけだ。暑すぎるので、客足が落ちたんだろう。賢明な判断だと思う。現に、「まだ続行するぞ、メシ食うまでは帰れん」と言っている僕でさえも、義務感でやっているだけであり、かなりげっそりしている。

横須賀駅集合から2時間44分でこの有様。灼熱の太陽はあっという間に人間を蝕む。

通り

11:58
基地の中心部に戻ってきた。

例年と比べると人の数が少なくなったような気がする。

帽子をかぶっていない人がいるけど、頭髪が発火しないか見ていて心配だ。

CPO Club

12:00
また屋台が並ぶエリアに突入。しかし、暑さでぼーっとしてしまい、すっかり集中力がそがれてしまっている。「うわあ!おいしそうな肉があるよ!」なんて雰囲気ではない。僕だけでなく、全員が足を引きずり気味で歩いている状態。男性ばっかり4名、というのも暑さに拍車をかけている。

写真の屋台はCPO Club、と書いてあった。CPO、つまり上等兵曹以上が対象となるクラブだ。横須賀基地内には、将校相手の「Officers’ Club」、チーフ以上が相手の「CPO Club」、そして誰でも入れる「Club Alliance」の3つがあるという。

ここで売られているのは、

・ジャンボビーフフランク 500円
・バーベキューポークサンドイッチ 800円
・ポテトウェッジ&チーズソース 500円
・ミネラルウォーター 100円
・缶ソーダ 100円

というラインナップ。

ゲータレード

桶に山積みになっているゲータレード。

これだけ暑いと、もはやビールを飲んで喉を潤すよりも純粋な水が欲しくなるはずだ。おちおちアルコールなんて飲んでいられない。

屋台街

CPO Clubの屋台はそのまま通り過ぎ、屋台が並ぶエリアも・・・素通り。

暑くて、肉がバーベキューグリルで焼かれている様を見るのもしんどい。

ボウリングセンター

12:01
そんなわけで、駆け込み寺として使われたのがボウリングセンター。

ここなら広いし、日陰だし、空調が効いている。

ボウリングセンター内

12:03
館内は確かに日陰だったけど、常に人が出入りしているので外気がどんどん入ってきて、ぬるい空気だった。太陽が遮断されている分まだマシ、とも言えるけど、それでも疲弊感が解消されることはない。

女の子投擲

12:09
ボウリングセンターに座れる場所があるわけでもなく、居心地悪くしばらく立ち尽くす。

こんなお祭りの日にも優雅にボウリングをやっている人がいるものだな、と感心しつつレーンの様子を観察。

米兵さんの娘さんと思しき子どもが投球中。

乳幼児向け投擲ツール

一方こちらはまだまだ歩みがヨチヨチの女の子。

ボウリングの玉専用の滑り台がレーンにセットされており、そこに球を乗せてチョンと押すだけでまっすぐに転がっていくという仕組みになっていた。これ、日本では見たことがない。面白いな。