12:32
「ホテル大亀」での「ふくしまブルブルのお昼ご飯」を大前提にしつつ、ほかのお店の対抗馬を見て回る。
まずは、「益蔵」というお店。
お店の前にワイン樽が置いてある、洋風なお店だ。
おっ、「ふくしまブルブル」のロゴマークとともに、何やらメニューが店頭に張り出されているぞ。
「ブルブル復活を記念して企画! 豪華に パエリアランチ MASUZO風」
えええ?
ブルブル復活を記念して、全然関係のないパエリア?
不思議なことを言うものだ、と思ったら、ここのパエリアは2種類あるそうだ。一つは「魚介の地中海パエリア」で、もう一つは「ふくしまブルブルパエリア」。
きっとおいしいと思うけど、僕らはそもそも「普通の、ブルブル」がどんな料理なのか、どんな味なのかを知らない。ここで「ブルブルパエリア」を食べても、「単に豚肉が入っていますね。はい」という感想で終わりそうな気がする。
またの機会にしよう。
12:33
珈琲グルメ、という喫茶店も「ふくしまブルブル」を出す11店舗に名前を連ねている。
しかし、外観からはブルブルの気配が見当たらなかった。
中に入ると、メニューにブルブルがあるのだろう。
「ここではブルブルをやってるよ!」と外部にPRをしていない、ということは、さほどブルブルを観光資源として捉えていないらしい。
観光案内所で貰ったチラシによると、ここのブルブルは730円と最安。さすが喫茶店飯だけあって、安く値段を抑えている。
12:34
脇道に入り、「イタリア厨房麦畑」のご機嫌を伺ってみる。
一分おきに、ふくしまブルブルを提供するお店に遭遇する。かなりの高密度だ。ブルブルで町おこし、といっても、これだけ密集していると客の共食いになりそうでちょっと心配。
「麦畑」の店頭コルクボードにランチメニューが掲示されていた。
でも、そこを見ても「ふくしまブルブル」の記述はなかった。
やめてしまったのか、ディナータイムのみの提供なのか、それとも「隠れメニュー」なのかは不明。
ここは「ふくしまブルブルピッツァ」1,400円を提供しているとのこと。
12:38
11店舗のうちもっとも東にある、「最果てのふくしまブルブル提供店」がAXCという複合施設内にある。
「最果て」といっても福島駅から徒歩数分だ。歩いてすぐ。
AXCの2階にある「garden cafe M」がブルブル提供店。
「garden cafe」だけど、特に庭があるわけではない。そのかわりテラス席はある。
お店の正面に回り込んでみる。ランチ営業をやっているようだ。
ここも、店頭にふくしまブルブルのフラッグが掲げてあった。
あー。
でも、ランチメニューには「ふくしまブルブル」がない。手間がかかる料理なのだろうか?
夜だけ提供しているのか、それとも「お得なランチセットではないけれど、単品メニューでならありますよ」ということなのか。
12:44
AXCから折り返し、福島駅方面に戻る。
途中にあるのが、「かーちゃんふるさと農園 わいわい」。
どうやらテイクアウトのお惣菜のお店らしいが、こういうところでもブルブルがあるのだな。
しかし、今日は定休日なのか、営業をしていなかった。
12:45
サイトウ洋食店。
一階のお店ではなく、2階にある。
二階に続く階段の踊り場に、ふくしまブルブルのフラッグが吊り下げられていた。
店頭のメニューを確認。
おっ、ここはちゃんと「ふくしまブルブル」が大きく紹介されているぞ。ランチでも食べられるらしい。お値段、1,200円。
元祖のブルブルに経緯を表しつつ、特製のステーキソースと、目玉焼きを添えるというオリジナリティを出しているのだそうだ。パンまたはライス、そしてスープとカスピ海ヨーグルトが付く。
駅前の中合百貨店の二号館内にある「ダンケシェーン」。ここも、「うちはブルブルしてます」を明確に提示している。
あるねえ、ちゃんとブルブルがメニューに乗っていて、観光客である僕はなんか嬉しいよ。やっているかやっていないかわからないお店があるなか、店頭メニューに載っているのを発見するとほっとする。
このお店は、「焼きめしブルブル」980円を出している。
「豚肩ロース、玉ネギ、レタス、レモン、黒胡椒」と食材が書かれている。でも、焼きめしになってしまうと、ブルブルっぽさが出るのだろうか?興味がある。
時間と胃袋に余裕があるなら、この福島で一泊ないし二泊しつつ、ブルブル食べ歩き・食べ比べというのは面白そうだ。それくらい、多様性がある食べ物だ。・・・と思う。まだ一度も食べたことがないので、確証は無いけれど。
(つづく)
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