ガリガリ君のお風呂に浸かる【箱根小涌園ユネッサン】

アタミックス内部

11:38
「500円定食の店 まぐろや」で、本当に安くてびっくりなお昼ご飯を食べた。

旅行中、「11時半」という時間にもかかわらずお昼ご飯を食べ終わっている!というのは、なんとも贅沢な気持ちになる。このあと、午後が優雅に過ごせるからだ。

旅行に行くと、大抵お昼ご飯は遅い時間になる。それが悪いわけじゃないんだけど、お昼を食べ終わってほっとしたら、宿にチェックインしてお風呂に入って夕ご飯があって、と怒濤の展開になるのは目に見えている。だから、午前中に昼メシ、というのは「してやったり」感を強く感じる。

どうだどうだと胸を張りながら、まぐろやが入店している建物「アタミックス」の中を散策する。

まぐろやの隣には、「和風レストラン たしろ」というお店があった。

たしろ

なんだこりゃ。「本日のランチ」が500円。

この界隈は500円がお昼ご飯の相場なのか?安すぎだろう、いくらなんでも。だって、熱海駅前だぞ。新幹線駅だぞ。関東エリアだと思わせておいて、静岡県でNTT西日本エリアだぞ。

後半の情報は余計だったけど、いずれにせよ、日本を代表する温泉観光地である熱海でこの値段にはびびった。やるじゃん、熱海!と思った。

「たまごかけごはん」とか「うどん」で500円だったら残念だけど、何やらメニュー名が長く、小さい字がびっしり書いてあるぞ。えーと。

チキンソテー田舎風 白身魚のフライ マカロニサラダ添
ご飯・お味噌汁付
うまい!

これは本当にお得そうだ。いくらチキンソテーが極小だったとしても、白身魚のフライが小さかったとしても、二つも手間暇をかけて調理して、お皿に盛るという手間を考えたら500円では安すぎると思う。

お店の人も、「ちょっと安くしすぎたかな?」と内心心配だったのかもしれない。ご丁寧に「ご飯・お味噌汁付」と書き添えている。こう書かないと、単品メニューだと勘違いされる!と思ったのかもしれない。

これだけが客寄せパンダなのではなく、「とんかつ定食」が600円だったり、「ほたてバター焼き定食」が700円だったりする。全体的に、安い。

アタミックス、侮れない穴場だ。ううむ、とうなり声がさっきから止まらないぜ。

温泉つけ麺

つけ麺を売るお店。

さすがにここは価格破壊的な値段設定にはなっていない。そのかわり、「温泉つけ麺」を売りにしていた。

「富士の雪解け水と名湯で作る体に優しい」を売り文句にしている。さすが熱海だ。

いや、前言撤回。ここも地味に安いぞ?750円~800円でつけ麺が食べられる。しかも、麺を特盛400gにしても、お値段変わらずだ。これは安いといわざるをえない。

スタッフ募集の時給が900円、と書いてあるので、つけ麺1杯売れてもスタッフの時給をまかなえない。どんどん売れなくちゃ。

お土産物屋

お土産のお店もある。

ゆっくりお買い物をしたいなら、ここで買うのもありだ。駅周辺の賑やかなエリアのお土産物屋さんは、どうしてもせわしなくなってしまうから・・・って、あれれ、そういえばここも「駅周辺」だったっけ。

熱海駅

11:46
アタミックスから外に出ると、そこはまさに熱海駅。本当に目の前じゃないか。

商店街

11:47
今日は金曜日の平日だから、アタミックスに客が少ないのかと思った。しかし、この商店街の人だかりをみると、そうではないことがわかる。

商店街は、熱海駅から熱海港・熱海城方面に向かっていて、アーケードが設けられている。地元の人、観光客、いろいろな人が行き交っている。

ランチ丼

商店街にあった飲食店。

ほら!1,000円で丼メニューを提供しているぞ。

海鮮の料理だし、観光地だし、当然これくらいの値段にはなる。1,000円は安いとは思わないけれど、これくらいは観光地として当たり前の価格だ。観光客としても、ランチに1,000円はある程度覚悟しているだろう。

しかし、ここからほど近いところに、500円~で海鮮丼を出すお店があるんだから、世の中不思議なものだ。

(つづく)

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