ユネッサン内部は、なんだか昔のドラクエとかのダンジョンみたいだ。
コスプレイヤーの撮影用として、有料で開放しても良いのではないか?と思えてくる。
コーヒー風呂を発見。
なるほど、コーヒーだってお風呂にできるよね。
そういえば、あくまでもここは「プール」ではなく「風呂」なんだな。先ほどのも、「ワイン風呂」だった。
水着着用=プール、というわけではない。
コーヒー風呂の脇には、なにやら使い込まれた機材が格納されていた。
コロコロが取り付けられた寸胴、そしてその上にはCOFFEEと書かれたタンク。タンクには白い布が被せてある。どうやら、本当にここでコーヒーをドリップしているっぽい。本格的だな。
そして、どうやらそのコーヒーはキリンビバレッジから仕入れているっぽい。
飲用ではないので、グレードが低いやつを仕入れたいんだけどできるかな?とユネッサンから打診されたのだろうか?とにかく、色と香りがつけばいいんで安いのを、ってリクエストされて、飲料メーカーが果たしてそれに応えられるかどうか。
サウナみたいな扉がある部屋。
アロマルームだった。現在、ラベンダー/レモングラスなどのアロマが焚かれているらしい。
「ストレスの軽減」「精神安定」「ぐーっすり眠る」などと効能が書いてあるけど、そりゃあユネッサンで一日遊んだら、アロマの効果以前にぐっすり眠れそうだ。ストレスだって解消されそうだ。
いや、水着姿の自分に絶望して、精神が不安定になるという人もいるのかもしれない。ならば、ぜひこのアロマルームへ。
右は酒風呂、左は緑茶風呂。
酒風呂のほうは、酒、と書かれた樽がりりしい。
雰囲気を盛り上げるために、清酒の一斗樽が並ぶ。
「ON泉OFF呂」っていう表現、うまいな。気に入った。
一方こちらは緑茶風呂。
茶、と書かれた壺が頭上に。
酒風呂も緑茶風呂も、お風呂のサイズは小さい。繁忙期になると、入りたくても人が多くて入れない、ということがあるかもしれない。この施設は、空いているときに来るに限る。
緑茶風呂がアリなら、もちろん紅茶風呂だってアリだよな。でっかいティーバッグを風呂に漬け込んで。いや、そんなことはとっくの昔にやられているか。なにせ歴史があるユネッサンだ、思いつく限りのことはやっているだろう。
で、その「思いつく限り」の行き着いた先がガリガリ君ソーダ風呂なのだからすごい。
フィットネスクラブのプール脇にあるジェットバスのような風呂。その側面に、ガリガリ君のロゴが入っている。
いやー、シュールだ。もちろん、お湯は青い。
ガリガリ君の定番中の定番、ソーダ味をイメージした風呂。さすがにソーダ味以外は難しいか。
さすがにガリガリ君そのものを溶かしたものがこれ、というわけではない。そんなことをやったら、体中がベタベタになる。しかし、なんとなくソーダ味の匂い?がする。
あと、メンソール成分を含ませているようで、入るとスッとする。湯温も、他の湯船と比べて低い。
「爽快感を味わう」ということなのだろう。さすが夏季限定。冬は無理だ。なにせメンソールだぞ。
こういう、「やるなら遠慮はしねぇ」という振り切ってます感が楽しい。
なぜか子供に取り囲まれたおかでん。
ガリガリ君の絵が子供のツボなのか、ここには子供が大勢集まっていた。なにせ湯温が低いので、延々とここで過ごすことができる。
外に出てみる。
ここは山の中だ。冬ともなれば雪だって降る。そんなところだけど、遠慮無く屋外に風呂があるのだから恐れ入る。もちろん、冬だって営業はストップしない。
ユネッサンの象徴ともいえるのが、先ほどのワイン風呂ともう一つがこのウォータースライダー。観光ガイド本などでユネッサンの紹介記事を見ると、大抵若い女性がこのウォータースライダーを楽しそうに滑り降りている写真を見ることになる。リア充の巣窟、と世の非リア充な人たちは歯がみしてこの写真を見る事になる。
フィンランドバス、という小部屋があるので入ってみた。どうやら
どうやらスチームサウナらしい。
ウォータースライダーがある岩場の下は、洞窟探検&打たせ湯エリアになっていた。
滝に打たれてみる。ちょっとは悟りが開けるかもしれない。
なお、洞窟探検の写真はない。濡れてカメラが壊れるのがオチだからだ。
このユネッサンはフォトジェニックなエリアがたくさんあるので、写真撮影はOKだ。みんな、スマホを持ち込んでたくさん写真を撮りあっている。しかし、たぶん頻繁に「スマホを水没させてしまったー」という悲しい出来事が起きていると思う。ちょっと油断したらすぐ水没だ。楽しいユネッサン、手元を滑らせないように気を引き締めないと悲しい思い出になる。
いちおう、リア充っぽいこともやってみるのです。
ウォータースライダーを利用するたびに、「うお!今はみ出しそうになった!」と思う。自分の体重が重たいから、設計当初の想定以上に体が動いているんじゃないか、と心配になる。
でももちろん安全設計はしっかりやっている筈で、レーンからはみ出て宙を舞う、なんてことはない。一度、自分が滑っているところを動画で撮影してみたいものだ。自分がヒヤリとした場所でも、実は客観的に見ると全然たいしたことないのだろう。
(つづく)
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