中之条の道を走る。この辺りは山の中かと思いきや、案外開けている。
目指すは、「花の駅美野原」という場所。「中之条ガーデンズ」とも呼ばれているらしい。
この界隈を車で走っていると、電柱の広告でよく名前を見かける。なので、存在だけは知っていたのだけど、いつもスルーしていた。
今回、中之条に立ち寄ったのを幸いに、初訪問してみることにした。
14:20
中之条ガーデンズ。
12万平米もの広さがあって、園内には数百種類もの花が植えられているという。それだけあって、門構えも立派。
入園料は・・・あれ、無料なんだ?
どうやってこの施設を維持しているのか、謎だ。花が勝手に自生しているわけではないだろうから、相当手間がかかっている筈なのに。
実際その通りで、広い敷地内はよく整備されている。
週末だけど、客はほとんど見かけない。がらん、としている。
温室の中はハーブ園になっていた。
「ハーブ園に入るには、入場料300円をいただきます」
みたいに、施設ごとにお金がチャリンチャリンとかかるのかな?と思ったが、ここも無料。大丈夫か、おい。
ここで育てられている花とかハーブは、摘んで出荷しているから大丈夫大丈夫、ということなのかもしれない。
いろいろな植物が植えられているけど、まったく名前が覚えられない。
キャットニップ?
人生初めて聞いた名前だ。そしてすぐに忘れる。
もう7月だけど、中之条ではアジサイがまだきれいに咲いていた。
なぜか空を見上げている僕だけど、特に意味はない。見上げたところで、見えるのは曇り空だ。
敷地の奥の方には、日本武道館みたいな建物があった。「花みどり館」という。
孔子廟?と思ったけど、ここはイベントに利用できる小さなホールだった。
レンタルするとなるとさぞやお高いんでしょう?と思ったら、1日3,000円。おい、安すぎないかそれは?
福寿館、という施設があった。レストラン兼売店兼、漢方薬局。
漢方薬局?
あ、本当だ。漢方薬局があった。この園内で採れた薬草を使っているのだろうか?
こういうところで、じっくり自分の体調とか気の流れを相談して、最適な漢方を処方してもらうと良いのかもしれない。最近じゃ、ちょっと風邪をひきました、くらいで医者はバンバンツムラの漢方薬を処方しているけど、あれって本当に効果があるのか随分怪しい。そんなに簡単に漢方薬って処方していいものなのだろうか?
(つづく)
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