まるでお寺!神秘的な宿に泊まる【新鹿沢温泉】

お風呂に入りにいくついでに、1階の探検もする。

2階の探検はもう終わったので、次は1階だ。

廊下には、古いスキー板やスキーストックが飾ってあった。

いやー、これで昔は滑っていたというのだから恐れ入る。木製で、相当重たいはずだ。しかも、もちろん手作りなので微妙な歪みとかズレがありそうだし。

ビンディング。一体どうやってこれで靴とスキー板を固定していたのか、よくわからない構造をしている。

すぐに外れてしまいそうな気がするけど、昔の人は緩やかなボーゲン程度しかしなかったのだろうか?

それとも、実はこれでガッチガチに足首を固めて、コケたらひどく捻挫する仕組みになっているのか。


スキー板が飾ってあった窓の奥。

何だろう?と思って覗いてみたら、物置になっていた。

避難図を見てみると、ここは昔「売店」だった場所らしい。そうか、昔は100畳の大広間を使うような団体客が来ていたんだ。売店があったって、不思議じゃない。

でも今では、こんな状態になっている。

廊下から見た、中広間方面。

しかし、中広間は扉が閉まっていて中身を確認できなかった。そりゃそうか、使う機会なんてないだろうし。

避難図を見ると、ここは「娯楽室」だった場所らしい。見る限り、ただの広間に見える。

元々ふすまが開いていて中身が見えるのだけど、夜中にお風呂に行くためにここを通り過ぎる際、薄気味が悪かった。泊まり客が僕らだけ、そして建物には人気がない。さらには古い建物。怖がりの人にはとてもお薦めできない宿だ。こういうのを楽しめる人だけが、泊まるといい。

幸い、今回の旅行の連れの友はこういうのが平気だったので良かった。もし平気じゃなかったら、この地で喧嘩別れしていたかもしれない。

浴室前にあった、開け閉めできなくしてある扉。引き戸でもないし、扉の取っ手もついていない。

この先に何があったのか?そして、何のために扉を塞いでしまったのか?

こういうのをいろいろ見て回って、想像するのは古い温泉旅館ならではの楽しみだ。ビジネスホテルではなかなかお目にかかれない。

(つづく)