09:28
登山道の先に空が見える。稜線が近い証拠だ。
稜線に出る、ということは最初の目的地、万二郎岳に上り詰めるということだ。登山口から約55分で山頂、ということなので、ちょうど今ぐらいで中間地点ということだろう。
09:32
よく整備されて歩きやすい登山道を進む。ペースは早い。・・・と思う。すれ違う人、追い越す人がいないので、目安がわからない。静かな山歩きだ。
09:47
昔はまっすぐ登山道があったのかもしれない。でも今は立派な木組みの階段ができている。ありがたく使わせてもらう。
09:50
まるで大きな公園の一部にある高台に登っていくような感覚。木の階段をとんとんとん、と登っていくと・・・
09:52
おっと、空の位置が随分低くなってきた。もう、見上げる位置じゃなくても空だ。山頂が近い証拠だ。
密度の薄い樹林帯の奥で、人が何人かいる姿が見えた。どうやらあそこが山頂らしい。
09:53
山頂標識が見えてきた。早いな、おい。
というわけで、標高1,299メートル、万二郎岳に到着。
何度反復しても、「まんじろう」と読んでしまう。誰だよ、この山に「ばんじろう」って名前をつけた人は。読みづらくてしょうがない。
これまで眺望には恵まれていなかったけど、さすが山頂殿、視界がとても広うござりまする。
北側は相変わらずほとんど見えないのだけど、南側の視界はどどぉーんと開けていた。くるしゅうない、もっと見せよ。
一方、山頂から西を眺めたところ。これからの縦走ルートだ。
目の前の木が邪魔をして、尾根がはっきりと見えなかったけど、どうやら目の前にポコンと盛り上がっている山、あれが万三郎岳だろう。今いるこの万二郎岳よりも高そうだ。
えーと、ということはあの山までこれから歩いていってー、それから左側の山どもを片っ端から登ったり下りたりしながら西へと進んでいくのか。うわ、あらためて実物を見ると面倒くせぇ。
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