13:02
大剣神社のところで、分岐道がある。ジロウギュウ方面に向かう道だ。
剣山山頂を経由しないで、山頂を巻いてジロウギュウを目指せるルートのようだ。
ジロウギュウに行くのは、はなから諦めているので、ここはスルー。
いやー、でもジロウギュウ、いいんだよなぁ。剣山の登山ガイド本とか見ると、大抵山頂からジロウギュウ方面の写真が紹介されていて、なんともいいんだよなあ。
でも、もう二度と訪れないと思う。登山は楽ちんな山だけど、あまりに山深すぎる。
13:07
リフトの西島駅に向かって歩いて行く。
標高差はあまりなく、歩きやすい道。標準コースタイムでも15分程度のお散歩ルートだ。
13:11
お、鳥居が見えてきた。
大剣神社の鳥居だな。そうか、ということはここは「登山道でもあり、参道でもある」のか。今頃気がついた。
13:14
おや、わずか数分でもう一つ鳥居が現れた・・・と思ったら、霧の奥からリフト乗り場が見えた。もうここまで戻ってきたのか。
この「一の鳥居」ともいえる鳥居には、「おつかれさま」と下山者向けのねぎらいの言葉が書いてあった。なんだ、めっさフレンドリーだな。鳥居っていうのは「神の領域と属の領域を分ける、神聖な印」なのだと思っていたけど、こういう「癒やし」もあっていいのか。
13:15
霧の中の西島駅。
面倒臭かったら、そのままリフトに乗っちゃおう、という考えもあった。でも、今んとこ面倒ではないので、このまま歩いて下りちゃうことにする。
西島駅脇にあった、案内看板。
えーと、西島神社まで200メートル、見の越まで1,350メートル。
13:15
見の越に向けて下山を続行。
おや・・・前方になにかオレンジ色の塊が見える。テントだ。
ああそうか、西島にはキャンプ場がある、っていうことだった。へえ、こんなところに実際テントを張る人がいるのか。
確かに、整地された場所がところどころにある。これが「キャンプ地」のようだ。
先ほどの行き先表示看板に、「便所あり」と書いてある。なので、トイレと水場は一応あるのだろう。
公共機関の便が非常に少ない場所なので、敢えて開き直ってここで一泊する、というのもアリなんだな。
13:19
さらにどんどん下山を進める。
おや、また分岐がある。僕が持っている地図には書き込まれていない道だ。
案内表示を見ると、左右どっちに行っても見の越にたどり着くようだ。右が地図に載っているルートで、残り1,180メートル。左は「遊歩道」と書かれていて、見の越に行くまで大回りになって1,780メートルだった。
今ここがすでに遊歩道の気分なので、敢えてわざわざ「さらに遊歩道」を歩く必要はなさそうだ。右の道を進む。
13:27
とても歩きやすい道だ。この登山、終始一貫して。
(つづく)
コメント