ハタケ仕事と山登り【羊蹄山】

16:12
鉄道好きというほどではない自分だけれど、鉄道は男のロマンだと思う。馴染みのない土地の駅に行くと、乗車するわけでもないのに改札まで行ってみたくなる。切符売り場にある、運賃表を眺めたくなる。

ほら、素晴らしいねこの運賃表。ニセコからスタートして、小樽、札幌、新千歳空港。逆は、長万部から函館まであるぞ。なんか北海道感あるよな。いや、何を今更、ってことなんだけど、グッとくるよな。北海道の縮図がここにあるぞ、っていう感じで。

あと、路線距離の長さの割には駅数がやたらと疎なこの路線図だけれど、自分の場所(ニセコ駅)が中央に描かれることなく、中途半端なところに描かれているのがしみじみと味わい深い。一方で、バーンと一番目立つところに描かれている駅が、「新千歳空港」だ。やっぱり、北海道は新千歳空港を中心に回ってるんや!と納得させられる。

ちなみに札幌までが2,160円、新千歳空港までが2,950円。「なんだ、案外安いじゃないか」と思ってしまうが、違う違う、それは僕が東京に住んでいて、「札幌って、すごい遠くにある観光地だよね」と思っているからだ。

ニセコに住んでいる人が札幌往復すると、4,320円。かなり高い。でも、それだけ距離があるんだし、路線のメンテナンスコストが馬鹿にならないわけで、これでも安いといえるのだろう。

そんなニセコ駅だけど、一日7便と少ない。最終便が上りも下りも、21時20分発。

「NISEKO 食べな!遊びな!2017」というポスターが貼ってあった。エリア内の25施設が写真入りで紹介されている。へえ、案外食べるところとか遊ぶところがあるのだな。ニセコ大橋がかかっている尻別川を使った、ラフティングやカヌー。そして蕎麦やジンギスカンやカフェなどの飲食店。

スタンプラリーをやっている、という記述があったので思わず身構えた。スタンプラリーストを自称する身として、看過できないからだ。25施設・・・アウトドアスポーツの店は無理だから除外すると果たしていくつ残るのだろう・・・咄嗟に皮算用を始めてしまったが、やめとけやめとけ、明日は東京に戻るんだ。ニセコは雄大で素晴らしい土地だと既に確信しているわけだが、ここでずっと滞在しているわけにはいかない。明日は東京に戻る前に樽前山登山があるんだし。

16:23
とはいえ、スタンプラリーに参加していた施設の一つ、「ミルク工房」に立ち寄ってみた。これはスタンプラリーの有無に限らず、最初から訪れる予定だった場所だ。

どうも山の観光地に行くと、牧場というか乳製品系の施設があると立ち寄りたくなるよな。

夕方なので客足は殆どないけれど、営業はしっかりやっていた。

結構大掛かりな施設だ。敷地内にいくつものお店が並ぶ。

レストラン、ピザ店、カフェ、チーズやヨーグルトの工場、バウムクーヘン店、体験工房などなど。

コーヒーが一杯300円と安い。観光地価格とは言わせないぞ、という気迫だ。

ロールケーキなんてのもあるけれど、これが220円。慈善活動なのか試食コーナーなのか、と目を疑う良心価格。

だったら何か頂いていこう、という気になる。夕食バイキングがそう遠くない未来にやってくる。それを考えると、今ここで胃袋にものを入れるのはもったいない気がする。「おっしゃー!バイキングぅぅぅ!」という心の高鳴りが減りそうで。

でも、ここで何も食べないという選択肢はあるまい?食べるさ、もちろん。

おっと、ジェラートがたくさん並んでいるぞ。

まいったなあ、マロンとかパンプキンとかラズベリーとか、気になるじゃないか。

えー、2種類から選ぶの?いかんなー。

とかいいながら、ニヤニヤしながら財布に手を伸ばす。

結局買っちゃった。ジェラート二種類と、のむヨーグルト。

外を見ると、広大な広場。盛夏の頃は牧草地として、牛が放牧されていたのだろうか?なんてぇ土地が広いんだ。思わず、「わー」とか言いながら遠くまで走ってみたくなるけれど、あまりに遠いので多分後悔する。それはやめておこう。

トラクターが観光用として展示されている。ここで記念撮影すると気持ちが良さそうだ。

(つづく)



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