食い倒れるのか遭難か【陣場山⇒高尾山縦走】

縦走路に戻る

12:15
堂所山から縦走路に復帰。また、気持ちの良い尾根歩きを再開する。

快適すぎて、スキップしたくなる気分だぜ!と冗談で思ってしまうが、それができてしまうのがこの縦走路だ。普通、縦走の最中はくたびれていて、スキップなんてやっている余裕はないものなのに。なにせ、そこまで疲労感はないし、木々の木漏れ日が美しいし、道はよく整備されていて歩きやすいし。

さすがに森林限界を突破した高山の縦走ではないので、歩きながらの絶景満喫、というのは無理だ。でも、森林浴を楽しみながらの縦走というのは、今回が初めてだけど楽しいものだな。

ただし今の時期だからこそ、だ。

真夏にこれをやったら、気温と湿気でグダグダになっていると思う。

また目の前に、分岐が出てきた。おそらく右に向かうと巻き道・・・だろう。もし違ったらショックなので、近くに標識が出ていないかどうか、念入りに確認をする。しかし、何も見つからなかった。

ええい、と巻き道らしき右の道を進むと、正解だった。ラッキー。

巻き道を通るだなんて、縦走しているうちに入らないのではないか!?手抜きだ!ちゃんと最初から最後まで山のピークを歩け!と言われそうだが、これくらいは全然オッケーにしておいて欲しい。

分岐

12:18
おっと、標識付きの分岐も現れた。

これには、右側の道について「まき道(小仏峠・景信山)」と書かれていた。まっすぐの道は、「小仏峠・景信山」とだけ記されている。

写真には、2名ほどまっすぐの道を歩いている人が写りこんでいる。なんて男らしいんだ、最初から最後まで完全縦走を貫き通そうとしているらしい。僕は、文句なしでまき道だ。

まき道は標高差がない分、疲労感が少なくて済む。しかし甘く見ていると、思いっきり遠回りをさせられる場合がある。深い谷が途中にあったりすると、なおさらだ。なので、「まき道イコール正解」とは言い切れない。今回の縦走路のように、大した高低差がない場合は、どっちでも大差はないと思う。

迂回路

12:24
見てよこの縦走路。最高だろ!?

向こうからチョンマゲでふんどし姿の飛脚が走ってきそうだ。「えっほ、えっほ」とかけ声を掛けながら。

そういう、時代劇に出てくるようなシチュエーションの道。映画ロケに使えそうな場所だ。

それくらい、のどかで、心地よい水平移動。

普段の僕なら、「ああ、このまま水平移動が続いてゴールしちゃえばいいのに。アップダウン反対!」と思うはずだ。でも今日ばっかりは、「いいぞ、少々の上がり下がりくらいは許す」という優しい気持ちになれている。歩きやすい道だからだ。

あと、先ほどの陣馬山でメシを食べて、血糖値がほどよく脳内を幸福に仕立ててくれているのだろう。

迂回路

12:26
ここにも分岐。けっこう細かく、まき道が作られている。わざわざ迂回路を作るほどでもないのに・・・というくらいの丘でも、ご丁寧にまき道があるのは驚きだ。手間暇がかけられている。

分岐路

標識はこんな感じ。

陣馬山山頂からここまで、4キロを歩いてきたことになる。

次の休憩ポイント兼お食事ポイント、景信山まで1.7km、小仏峠までは2.9kmだ。

「高尾山」という表記はまだ出てきていない。はるか先だからだ。

12時を過ぎたばかりだけど、若干ペースを上げつつ歩いているのは、ゴールがまだ遙か先だということをしっかり意識しているからだ。

縦走路

12:30
・まき道はいつも右側に現れる
・数分もしないうちに、分岐した道はまた元に戻って合流する

という法則があるようだ。そして、合流するとまた心地よい水平移動。いいなあ、嬉しくなってしまうなあこの道。

縦走路

前方、登山道の右側に白いロープが張ってある。ぴん、と張り詰めているわけではなく、だらんとしている。

おそらく、こんなのどかな稜線歩きなので、うっかり登山ルートから逸れてしまう人が出かねないのだろう。だから、ロープを張っておいて、「ここから先は登山道ではないよ」という宣言をしているのだろう。あと、むやみに周辺を歩かれて、植物が枯れたり地面がえぐれるのを防ぎたいのかもしれない。

縦走路

12:31
このあたりから、景信山山頂を目指して登りがはじまった。階段を使って、わっせわっせと標高を稼いでいくパターン。これまで楽をさせてもらったので、これしきのことで文句は言わない。

縦走路

12:38
いったん登りはゆるやかに。

縦走路

12:45
これはトラップ分岐。

また例のごとく、右に進めばまき道になる。しかし、今度ばかりは左に進まないといけない。というのは、左が景信山山頂を目指す道で、右は景信山そのものをまく道だからだ。

山頂に行って、そこの茶店で何かを食べなくちゃ。

まき道が出てきた、ということは目指す山頂が近いということだ。あともう少し。

階段

12:53
階段を登っていくけど、そこまできっつい坂ではないのが救い。分岐のところから40メートルほど標高を稼げば、山頂だ。

山頂が見える

12:58
おっ。青い空、そしてなにやらカラフルなのぼりが見える。あそこが景信山山頂らしい。建物らしき屋根も見えるぞ。

城山

12:59
というわけで、景信山山頂に到着。標高727メートル。

当初は13:25到着予定だったので、快適な水平移動をびゅんびゅん歩いているうちに随分時間短縮が図れたらしい。よーしよーし、その分じっくりと山の上で飲み食いするぞー。

(つづく)

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