14:30
今回、八海山雪室を再訪したのは、「雪中貯蔵庫体感ツアー」に参加したかったからだ。
毎日11時から、だいたい30分おきに合計8回開催されている。当日現地で申し込み制。
我々は、ギリギリ14時30分の回に間に合うことができ、建物到着すぐにツアーに出発となった。
昨年もこの建物は訪れていたけれど、15時過ぎてからの到着だったためにツアーには参加できなかった。雪室に来ておきながら雪室を見られなかったので残念だったけど、今回ようやく見ることができる。
雪室の解説など。
まあ、要するに冬の間、部屋の中に外の雪をかき集め、その冷気で夏の間冷気を保ち続けるんです、という天然の冷蔵庫だ。夏に雪が完全に溶けてしまったんじゃあ意味がないけれど、このあたりは豪雪地帯。一夏を越せるくらいの雪は余裕で集められるらしい。
年間を通じて冷涼な室温をキープできるので、主に焼酎の貯蔵熟成に使われているそうだ。
解説を読む人たち。
パネルを使った解説もあるのだけど、このあたりは簡単に触れる程度で、すぐ肝心の雪室に向かう。
雪室内部。
思った以上にメカっぽくてあれっ、と思う。
雪室の雪と、雪を運び込む扉。
この銀色の扉の向こう側が外で、ショベルカーかトラックかで、ここに雪をどんどん運び込む。1,000トン貯蔵できるのだそうだ。
キャットウォークから見た、雪室の雪。
あまりに雪の量が多くて、どんなに広角レンズで引いた画角にしても、何が何だかよくわからない。
この大量の雪が、少しずつ溶けながら冷気を建物内に供給するわけだ。
(つづく)
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