ふたたび温泉療養に戻る【那須湯本療養2】(その1~13)

宇都宮の商店街アーケード内にある、焼きそば店。

のれんには「山内家」と書かれているけれど、看板には「千代」と書かれている。どっちだろう?

Googleマップ上では、「千代」とされているようだ。

いずれにせよ、宇都宮焼きそば食べ歩きの2軒目はここだ。

えっ、焼きそば屋をハシゴするの?・・・って、何を今更。やるに決まってるでしょう。なんでさっきのお店で大盛りにしなかったのか、というと、このあとがあることが前提だからだ。

店内に入ると、思わず「おお」と声が出てしまった。

潔い!

餃子と焼きそばのお店だ、と店頭で名乗っているけれど、本当にそのとおりだったからだ。

メニューの短冊がずらずらと並ぶけど、「冷奴」とか「きんぴらごぼう」とかの居酒屋メニューではない。ひたすら、「◯◯焼きそば」と書いてあるのが並んでいる。

カウントしてみたら、焼きそばだけで14酒類あった。それに「大盛り150円増し」というメニュー。

肉、玉子、イカ、モツ、ポテトをどう組み合わせるかによって値段は変わる。なんとなく、広島のお好み焼きに相通じるものを感じる。

そうか、広島以外の人からすると、広島市内のあちこちにあるお好み焼き屋にびっくりするのかもしれない。「まじか!お好み焼き専門店が住宅街の中にもあちこちあるぞ!」って。広島人からすると、当たり前すぎる景色なんだけど。

おつまみは一応簡単にキャベツとか、シンプルなものが5酒類。

何か違和感があると思ったら、「生ビール」ではなく「生ビ-ル」なんだな。つまり、「マイナス」の文字を使っている。どうしてこうなった。

ドリンクにノンアルコールビールがないのが残念。

でもこれが2018年1月における、一般的な飲食店の光景だ。これが、今僕が文章を書いている2021年1月時点だと、すっかりノンアルコールビールが市民権を得てきた。ありがたいことだ。

調味料置き場をチェックする。

ソース、酢、ラー油、醤油。なるほど、餃子店でもあるからこういうことになるんだな。

何の焼きそばを頼んだか忘れたけれど、「千代」の焼きそば到着。

なかなかにうまかった。

12:20
あともう一軒、訪れておきたいお店がある。「千代」からほど近く、商店街からちょっとだけそれたところにあるお店。外観が渋くて、その写真を事前調査で見かけたときから「ここには行こう」と即決していた。

ええと、店名が書かれていない。

どうやら、「やきそば安藤」という名前のお店らしい。

店員さんが、軒先で焼きそばを焼いている。たこ焼き屋みたいだ。

建物二階の窓から、洗濯物がぶら下がっているところが生活感を感じさせてとても良い。

ここのメニューはものすごい。

大300円、並250円、小200円

の3パターンのみ。トッピングの選択肢がない。

そして、「大」のところには「空腹男」と小さく書かれ、「小」のところには「幼児」と書かれていた。ええと、僕はどうすればいのかな、大人しく「並」を選んだ方が良いのかな。

いずれにせよ、300円で「大」が食べられるって、飲食店としてどうなっているんだ。きょうび、縁日の屋台で焼きそばを頼んだって500円するぞ。

ここの家賃さえ賄えないんじゃないか?と心配になるような、据え置き価格。

はじめての方に対しての解説が、卓上に置いてあった。

1.具はキャベツのみ。不要なら伝えます。
2.料金を用意して、まちます。
3.ソースは味見してから。

へえ、具には肉さえ入っていないのか。シンプルすぎる。そしてそのシンプルさを極められる仙人みたいな人は、キャベツさえもキャンセルできるのだからすごい。麺だけ食べたい、って人、いるのか!

これがやきそば安藤のやきそば。

どうも宇都宮の焼きそばの場合、キャベツというのは「細かく刻む」ものではなく、でろんと一皮剥いただけのようなサイズ感で提供されるものなのだな。かなり大きい。

そのため、食べ慣れない僕からすると、やきそばの具として不釣り合いな印象を持った。そしてキャベッツの青臭さが気になった。でも、たぶんこういうスタイルに食べ慣れてくると、「むしろこれがいい。」ということになるのだろう。まだまだ僕は未熟だ。

12:42
食後、二荒山神社に参拝。

石段を登っていった先の丘の上に神社があるので、運動として良い。

なにしろ、焼きそば3軒ハシゴだもの。炭水化物をとりすぎた。

12:45
二荒山の神様にご挨拶。痩せますように。どうか今食べた焼きそばのカロリーが消費されますように。

・・・違う違う、今日は精神療養のために温泉に向かうんだった。「痩せたい」とか願う前に、「心が穏やかになりますように」って願わないと。

(つづく)

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