閉鎖病棟・上高地【小梨平ソロキャンプ2018】

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21:00
そろそろ就寝時間にする。

テントの中にいると、ほとんど身動きができない。だから、「夜が更けるまま、無限に読書を続ける」なんてことは絵空事だ。途中で体がしびれたり、痛くなってギブアップになる。

2型テントでさえこの有様。ソロキャンプとはいえ、登山を伴わないのであれば3型でもいいくらいだ。または、荷物庫として荷物一式を寝るテントとは別に構えるか。

外で読書?いやもう、それは無理っす。寒い。焚き火を眺めながら仲間と話をする、というならまだしも、一人でじっとして読書というのは耐えられない。しかも、ノンアルコールドリンクを飲んで体を中から冷やしているわけだし。

寝る前に、トイレに行ってくる。

夜景モードで撮影された写真は、印象的だ。まるで夜明けのような月明かり、そして暗闇に浮かぶテントの明かり。

ちなみにテントの明かりは、こうこうと灯されているのではなく常夜灯レベルの明るさだ。おそらく、このテントの住人はトイレに行った際、自分が戻るテントをすぐに発見できるようにしているのだろう。

21:02
梓川に出てみる。朝から晩まで、ここから岳沢を眺めているな。それくらい、僕のこころに染み渡る、いい景色だ。

21:03
六百山の肩から月が上ってきた。

まぶしい!

いや、嘘だ。ギラギラとしているのは、あくまでもデジカメのせいだ。実際は、ほんのりと小梨平の闇が薄暗くなり、むしろそのせいでより一層静けさが感じられるようになった。

21:04
河沿いエリアのテント村。みんなお行儀よく、静かになっている。

梓川沿いには、星を眺めに訪れている人がちらほらいるけど、静かにしている。

ここには、大騒ぎするようなキャンパーはやってこない。最近キャンプ場のマナーが問題としてよく取り上げられるけれど、ここはあまりそんな心配がいらないようだ。少なくとも、氷点下まで気温が下がるGW期間中ならば。

21:06
闇に沈む、我がテント。

これでもまだ、自分の目で見た景色よりも明るいくらいだ。写真だと街灯の光が強すぎる。しかし、闇に目が慣れてくると、これくらいの明るさだとヘッドライトなしでも動き回れる。動物の適応能力はすごい。

02:40
またトイレ。

外が寒いから尿意が近いこともあるけれど、日常生活においても夜中、トイレのために一度は必ず起きる。これが加齢なのか・・・これが頻尿なのか!?と自分の老いを感じるのだけれど、その割には二度三度と目を覚ますことはないし、一回あたりのおしっこの量は十分だ。昼間にトイレを我慢したぶんくらいの量がある。

どうやら、単に「寝る前に水分をたくさん飲んでいるから」ということらしい。今回も、寝る前にノンアルコールビールを1リットルちょっと、たしなんだし。

「たしなんだ」というレベルじゃないな、こうなると。

それはともかく、深夜3時前ともなると寒い。昨日ほどではない、という気はするけれど、それでも耐性6度の寝袋だと寝づらい。昨日同様、アルミマットをぐるぐる巻きにして寝ているけれど、やっぱり昨日同様に呼気で結露した水滴がポタポタ顔に落ちてきて、眠りが邪魔される。

アルミマットをどけると、とたんに顔と首が寒くなり、これはこれで寝ていられない。厳しいッ!今晩もやっぱり、厳しいッ!

02:45
空を見上げると、星がとてもきれいだった。

試しに三脚を立てて空を撮影してみた。シャッタースピードを1/4秒ほどにしてみると、北斗七星と北極星がきれいに写った。おお!

たった1/4秒のシャッタースピードでここまで撮れるものなのか!とカメラの性能におどろいいたが、あとでEXIFを確認してみると、ISO感度が25600になっていた。メカとしてはかなり無理をして感度を上げて撮影していたようだ。たぶんこれ、拡大するとザラザラしたノイズだらけの画だと思う。

2018年05月01日(火) 3日目

06:24
おはようございます。3日目の朝です。晴れです。

既に身支度をして、リュックを背負っている写真。この時間にしてこの格好、というのは、寒さに耐えかねて、朝ごはんにかこつけてテントを巣立つもりだからだ。

昨晩と全く同じ展開。3時4時くらいは寒くて眠りが浅くなる。ああ寒い、朝はまだか、と思いつつ、ふと気がつくと朝5時。鳥の鳴き声や、早起きした周囲の人のゴソゴソ音がする。良かった、これ以上寒くなることはない、と安心したら眠たくなるので6時過ぎまでテントの中で過ごす。

正直まだ眠い。しかし、一度起きてしまったらもうこれ以上眠れる気がしないので、6時過ぎに起床した。この時間なら、上高地食堂は営業をやっている。

顔がむくんで丸くなっている。本当に僕の顔は、年間を通じて膨らんだりしぼんだりするし、一日を通じても形が変わる。

06:25
2日連続で上高地食堂に向かうのは、若干不本意だ。せっかくだから、このキャンプ場内にある小梨平食堂でご飯を食べたい。上高地コンプリート、とまではいかないまでも、できるだけ幅広くあちこちのお店でご飯経験値を積みたいからだ。

しかし、小梨平食堂のオープンは07:00。すまん、僕は残り40分を耐えられなかった。6時から営業している上高地食堂に今から行ってまいります。温かい空間で、温かいものを胃袋に入れたい。

(つづく)

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