車道国内最高地点を目指せ!レンタサイクルでヒルクライム【乗鞍岳】(その13)

2019年10月15日(火) 3日目

06:58
3日目の朝。岡谷駅前のホテルで起床。

窓のカーテンを開けてみて「おっ」と思わず声が出る。眼の前に岡谷益、そしてその奥にちらっと諏訪湖が見える。そうか、このホテルはこういう位置関係にあったのか。

昨晩は遅い時間に到着したので、全く状況が把握出来ていなかった。そもそも、岡谷に泊まる予定なんて、昨晩19時頃まで考えてもいなかったのだから。

昨日は雨の中自転車でヒルクライムをしたわけだけど、疲労感はさほど残っていない。いしは「若干筋肉痛かも」と言っているけど、僕は平気だ。

歳を取ったので筋肉痛になるのが遅いから、というわけじゃない。登山よりもサイクリングのほうが、筋肉に与える負担は少ない気がする。少なくとも僕にとっては。

どっちにせよ、今朝は7時前に二人揃って起き出しているのだから元気だ。

今日は夜までに東京に戻ればいい。平日だから高速道路の渋滞はないだろうし、気が楽だ。諏訪から茅野にかけてあちこちにある諏訪大社を巡り、時間があれば美ヶ原まで行ってみようと思っている。

朝食券。

さあお楽しみ朝食バイキングですよ、と。

ビジネスホテルの朝食バイキングにワクワクするのは、この歳になっても変わらない。むしろ、温泉旅館の朝食バイキングよりビジホのほうがワクワクするかもしれない。というのは、温泉旅館だったらあれもこれも料理があって豪勢だからだ。記憶として、「なんかいろいろ食べました」ということしか残らない。

一方、ビジホの場合はオムレツとかソーセージ、海苔、納豆、生玉子といったありきたりなメニューが中心で、その中に「おっ?これは意外だった」というものが混じっていたりする。そういうキラリと光るサムシングがある、というのがワクワクの正体だ。

07:38
ビジホの、潔いまでにまっすぐな廊下。そこにずらっと並ぶ部屋のドア。

こういう無機質な空間も、僕にとってはワクワクの対象だ。つい写真を撮ってしまう。なんで?と言われても答えられない。

もちろん、迷路と化した複雑な温泉旅館の廊下も大好きだ。でも、ビジホのピシーッと歪みない空間って、案外世の中でありそうでないと思う。だから嬉しくなるんだろう。

朝食会場でエキサイティングするわたくし。

一昔前だったら、全部の料理を料理正面から1枚1枚撮影するというキモいムーブをかましていたと思う。でも今はそこまでの情熱がなくなった。写真を撮ってどうするんだ、と我に返ったからだ。

なので、「バイキングの雰囲気がわかればいいや」という割り切りのもと、料理カウンターを斜めから撮影しておしまい。

見てよ、手前にシチューがあるよ!ビジホの朝食なのにこれは嬉しい。

サラダは鬼門。

「せっかくのバイキングなら、全種類の食材をチョイスしたい」と思ってしまう僕にとって、体積ばかり大きいレタスやキャベツの葉物野菜はお皿を圧迫するので嬉しくない。

ということで、「サラダと漬物は全種類網羅しなくてもOK」というのがマイルールになっている。何が「OK」なんだかさっぱりだけど。

ざっと見渡した限り、「これだったら全部の料理を撮影できそうな気がする」という野望がふつふつと湧いてきた。ついさっきまで「雰囲気だけわかればいい」と思っていたのに、気が変わった。

朝食バイキングにおけるソーセージって、なんだか嬉しいよな。美味しいよな。なんでだろう?

このホテル、ビーフンや野菜炒めが用意されていて僕は興奮する。彩りが良いじゃないか。

サバ、肉じゃが、ひじきと並ぶのが渋い。ひじきは他の具が殆どなくて真っ黒、というのもいい。

ひじきの上の皿は揚げ物だけど、メニューを見ると「揚げ物のオードブル」と書いてあった。オードブル、という仰々しいネーミングもいいよな。実態は春巻きとイカリング、コロッケだけど。

やめとけばいいのに、撮り始めたら全部撮らないと気がすまなくなる。あんまり資料的価値があるとも思えない、お味噌汁やご飯と言ったエリアまで撮影する。

競合他社の敵情視察じゃあるまいし。

「朝食バイキングのソーセージがうまく感じるのは何故か?」問題とともに、「牛乳」も美味しく感じる一つだ。特に、ミキサーみたいな容器に入れられてぐるぐるとゆっくり撹拌されているやつは絶品な気がするのはなぜだ。気分の問題なのか。

そもそも、たいていこういう朝食バイキングを食べる時って、朝風呂を一発キメてからの事が多い。腹も空いてるし喉も乾いている。だからなんでもうまい。

07:47
ということで、なんでも美味く感じる僕が選んだ料理がこちら。

ソーセージにしろフライドポテトにしろ、1つずつで良いはずなのに2つずつ取っているところが、お子様感覚だ。あと、これだけのおかずを食べるにもかかわらず、ご飯の量も多い。明らかに食べ過ぎだってわかっている。

わかってはいるんだけど、これだけのおかずの塩分を口の中で中和させるには、それなりのご飯が必要なんだってば。わかってくださいよ。

一方、いしの朝ご飯はこれ。

なに?白米もパンも食べないの?サラダがメインディッシュ?

この差に愕然とする。

でも、そんないしでもソーセージを一本ちょこん、とお皿に盛っている。気が合うな僕ら。

(つづく)

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