0歳児、晩秋の上高地に突入す【中の湯・明神】

穂高神社の境内ではテントが設営され、その中で菊が展示されていた。

お題は「錦秋の上高地」だそうで、背後には河童橋から見た穂高連峰の絵が描かれていた。

ここで一枚、記念撮影。

今晩、僕らは上高地の手前にある「中の湯温泉旅館」に一泊し、明日上高地入りする予定だ。中の湯に前泊するのは、シーズンオフ直前の上高地ということもあってか、手頃な価格の宿で空室がなかったからだ。

中の湯温泉旅館は松本まで送迎バスがやってくるし、風呂は気持ちいいし、宿はきれいだし、至れり尽くせりだ。その割には値段がそこまで高くない。「上高地界隈に泊まれなかったので、第二候補として中の湯温泉」とするには申し訳ないレベルの宿だと思う。

しかしやっぱり、深夜早朝も含めて大自然を満喫できる、上高地界隈の宿に泊まれるのが一番いい。

ただ、我々には生後8ヶ月弱の赤ちゃんがいる。彼が急病になるかもしれないし、泣き叫んで周囲に迷惑をかけるかもしれない。どうなるかわからないので、一泊を中の湯とした選択は良かったと思う。

この菊の前で記念撮影をしたのは、「このあと、急に弊息子タケが体調を崩し、上高地に辿り着く前に帰宅」となる可能性が捨てきれなかったからだ。念の為に、「上高地に来ました」風に撮影。

穂高神社参拝を終えたのち、穂高駅の方に戻る。駅前にレンタサイクル屋さんがあるからだ。ここで自転車を借りようと思う。

道中、「名物!安曇野プリン」という看板を出すお店があった。

対面販売をしていそうな外観だが、よく見ると「当店はプリンの無人販売のお店です」なんだそうだ。コロナ以降、無人販売のお店が増えたが、こんなお店まで。

レンタサイクルのお店。

普通の自転車だけでなく、子ども用もあるし電動アシスト自転車もある。

2人用自転車もある。面白いじゃないか!と思ったが、スピードが出ない気がする。

この後タイトなスケジュールというわけではないが、ダイヤが薄い大糸線で1本逃すと、その後のリカバリーが難しい。ましてや、今日は中の湯温泉旅館の送迎バスが松本駅までやってくる。これに遅刻はできない。

なので、電動アシスト付き自転車をふたりとも借りた。

子どもを抱っこして、いざ出発。

道路交通法では、子どもを抱っこして大人が自転車を漕ぐことは問題ない。

眼下にわさび畑が見える。

「大王わさび農場」を目指して走る。ひたすら真っすぐの道で、とても気持ちが良い。

夏だったら暑くてたまらないかもしれないが、今なら快適。

川の水がとてもきれいだ。

12:06
大王わさび農場に到着。

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