山手線立ち食い蕎麦一周耐久レース(第1弾)

怒濤の北西ブロック、戦闘開始/西日暮里→御徒町

※当日その場でICレコーダーに吹き込んだコメントをテープおこししました。

#06 西日暮里駅  PM12:26

西日暮里駅

西日暮里。まさかこのような渋い駅に恋いこがれたあの人が居たとは・・・。

えー、お待たせしました、ようやく1軒目のそば屋を発見です。っていうか、もうここまで引っ張ってるので「発見」ではなくて「発掘」に近いような気がしてきました。思えば長かったです、そば屋に出会うまでに。今まで・・・えっと、5駅、かな、んー、そう、6駅目にしてようやくそば屋に出会うとは。このペースで行くと、山手線全線ではそば屋が5軒程度しかないのではないか、という楽勝ムードが漂ってきます。このままのペースで行ってもらいたいもんですが・・・まあ、無理なんでしょうなあ。

後半立て続けで店が襲ってきそうな予感が。

あじさい発見

さて、目指す一軒目はホームから地下に降りたところ・・・いや地下じゃないな、1階に降りたところに「あじさい」がありました。日本レストランフードのそば屋、あじさい。JRの駅ではおなじみ過ぎて、既に迷彩色の領域に到達しそうな感じです、紫色の看板。

今こうしてレポートしていて気づいたんですが、「あじさい」って正式名称は「そば処 あじさい茶屋」だったんですね。茶屋と名乗っておきながら、飲み物はウォータークーラーの水ってのが謎なんですが。

店舗メニュー

店の前にあるメニューを今、眺めております。

一発目となるそばなので、メニュー選びは慎重に行きたいところです。今回のルールでは、「二度同じものを食べてはいけない」というルールがあるのを忘れちゃいけません。うかつに「かけ」とか「ざる」といった定番メニューを注文してしまうと、後になってメニュー数の少ないそば屋に入った時に食べるメニューが残っていない、という事になるかもしれないからですネ。・・・まあ、山手線圏内はほとんど全てこの「あじさい」が占領しているはずなので、そんなに追いつめられることは無い、とは思うんですけど。

とりあえずここは、定番の立ち食いそばメニューの中で一種異彩を放っている「薩摩揚げそば」なるものを食べてみることにしましょう。

では、お店の中に。

薩摩揚げそば

さて、薩摩揚げそば、370円。食べてきました。味のレビュー・・・した方がいいのかな?ええと、蕎麦喰い人種と趣旨が違うから、レビューしなくてもいいような気がするんですが・・・まあ、やっときましょうか。

味なんですが、麺についてはまあ敢えて何も語ることはないでしょう。今更美味い・まずいと議論する次元には、あの麺はいらっしゃらない。はるかに高いステージにおわす、とでもいいましょうか。で、パス。

じゃ、具はどうかということで、出ました薩摩揚げ。色白の可愛い奴が、見た目によらずずうずうしくそばの上に乗っかっておりました。まるでかき揚げそばみたいなもんです。丸々一個なので結構デカい。しかし上品なたたずまいなので、なかなか好印象だったですよ。でも・・・ちょっと食べにくかったですかね。そばってのはつるつると啜るという趣旨の食べ物にもかかわらず、薩摩揚げが幸か不幸か歯応えがしっかりしているので、バランスが悪い。そば、ずずずっ。つゆ、じゅるる、薩摩揚げ、もごもごもご・・・って感じで。薩摩揚げそのものはまあまあおいしかったんですけどね、おいしい薩摩揚げ=食感がしっかりしている=蕎麦には合わない、っていう哀しいジレンマって奴ですね。

で・・・ネギ。やっぱりね、辛いですね、ネギは。あれ、どうにかならんもんかなとちょっと思いつつ。あの辛さが良いんですかねえ?何でか、立ち食いそば屋のネギって親の敵みたいに辛いんですよね。安いネギを使っているからだろうかしらん?

えー、一軒目終わりました。あ、ちなみにここ、あの、蕎麦を関西風のつゆで頼んでいる人がいましたね。まあ、おいしいのかどうか。今度、しばらく行ってみて、味に飽きてきたらそういうチャレンジもしてみたいと思いまーす。以上。

さて、電車は多分36分。あ、御免なさい、36分?36分に西日暮里出発の予定。

#07 日暮里駅  PM12:36

日暮里駅

えー、12時35分出発でしたねー、さっきの西日暮里は。で、今、12時36分日暮里駅到着なんですが、さて。

わはは。駅の周囲を今ぐるっと見渡してみたんですが、常磐線ホームにさっそく「あじさい」がありますねえ。でも、さっきもあじさいだったからまた食べたく無いなあ。なにしろ、さっきのそばの味わいがまだ口に残っている状態ですからね。「お代わり!」っていったってアンタ、一駅となりのあじさいでお代わりって一体なんなのよ。

・・・いや、そんな事言ったら、この企画そのものの否定になっちまいますね。ま、そんなもんです。まあ、マゾっ気が多い方が企画として面白いんだろうから、とりあえず当たって砕けろ、で行ってみましょうかね。

といいつつ、この駅に3つある陸橋のうち、一番あじさいから遠いのを選んで行くのであった。途中、別の店があればそっちに入ります。では。

日暮里駅コンコース

橋上駅舎です。目の前にサンディーヌエクスプレスがありますね。あと、中華料理屋で「紅蘭」っていうお店があります。駅の構内に中華料理屋があるってのにはちょっとびっくりです。やっぱり、京成スカイライナー乗り場が近くにあるからでしょうか(意味不明)。

肝心の立ち食いそば屋はないですねえ。

って事は、階段降りて常磐線ホームの「あじさい」って事ですかね。

いや、でもですよ・・・

急きょルール変更、長崎ちゃんぽんもアリ、って事にしようかなあ!?

中華料理屋のサンプルに惹かれる

いやぁ、さっきのそばいっぱいでもううんざりしちゃった、って訳じゃないんですよ。でもね、これから先ずーっとですね、あの甘辛いダシ汁を頂き続けないとイケナイと思うと、もうなんか憂鬱なんですよ。今この瞬間、そば食べたくねェなあっていうんじゃなくって、将来に不安っていう状態なんですね。

そんな中で、ちゃんぽんですよアンタ。めっぽう美味そうなんですよ。サンプルがこっちに「おいでおいで」やってるんですよ。今回の企画のルールは「改札内のそば屋限定」って事だったけど、まあラーメンなんかは「中華そば」っていうしさ、別に食べないで楽しようとしているわけじゃないんだから、ルール変更したって誰も迷惑じゃないでしょ。

しーかーもー。

サンプル最上段・・・ちょうどひな人形でいうところの男雛、女雛にあたる位置ですね・・・に、生ビールがどかん。ああっ、飲みたい!お前飲みたいか、と言われたらハイ飲みたいですとニコヤカに答えたい!

うううー。(しばらくICレコーダーが無音状態になる)

やめました。やっぱ、やめときます。

いくらなんでも2軒目でこれはまずいでしょ。今ここでちゃんぽんと生ビールやってしまうと、絶対この先体が保ちませんってば。途中リタイア必至。うーん、これがゴール直前だったら喜んでルール変更していたんだけどなあ。断念です。残念!

では、気を新たにして、っていうか当初予定通り、あじさいに突撃してきます・・。

常磐線ホームにあじさい発見

えー、日暮里で食べてきました。あじさい。「肉そば」でした。

こちらは、360円・・・?いや、350円ですね。天ぷらそばが360円、さっき食べた薩摩揚げの奴が370円だったって事を考えると、ま、非常に値段が安いなと。実は、トッピング系そばの中では一番肉そばが安いんじゃなかろうか?って不安になりました。実際は、「月見」とか「たぬき」の方が安かったんですけどね。

そっれにしても、肉の地位ってどんどん下がってますよねー。牛丼、ハンバーガーの激安ぶりは牛肉の地位を大いに貶めましたが、そばの世界でも肉は安かったわけで。何で小麦粉と玉ねぎとくず野菜で作ったかき揚げよりも肉の方が安いのか?嗚呼。

まあ、使っている肉が非常にお得感の高い部位を使っているんでしょう。牛丼並か、それ以上か。

肉そばで、その肉なんですが。あのー。例えて言うならば・・・そうですなあ、まあ、安い、レトルトの、牛丼の肉片、って感じですかね。玉ねぎとか入っていて、味付けそのものは牛丼とほぼ同じです。ただし、相当甘ったるく味付けされていました。

んで、えー、先ほどの訂正なんですが、日暮里駅は陸橋が4つありました。で、そのうちの池袋寄りの陸橋だけ

(アナウンス:えー、お客様のお呼び出しを致します。埼玉県からお越しのォ、エグチ様ァ・・・)

で、ですね。・・・うるせぇな、これ!もういいや、訂正やめ。そばの話に戻ります。

味付け。うーん、明らかにさっきの店と比べて濃かったですねえ。まず、汁の色からして違う。はるかに濃くてどろっとしているんです。で、つゆの味はちょっと下世話なくらいに甘い。で、これはトッピングの肉につけられた味がしみ出したものなのだろうか?と勘ぐったんですが、肉とそばをよくかきまぜる前からつゆは均等に濃い色だったですよ。ってぇ事は、もともとここのつゆは甘っ辛さを強調した濃いタイプのものだった、ということになりますね。本当かなあ?チェーン店なのに、つゆの味が違う?

ここではたと思い当たるのが、「ここは常磐線ホーム」だという事実。聞くところによると、常磐線は「ロングシートの通勤型車両なのに、ワンカップで酒盛りを始めるオッチャンがいる」「朝は行商のオバチャンが背中にでっかい荷物をしょって電車に乗ってくる」「電車賃の支払いは南京豆でOKらしい」というではないか。ひょっとすると、濃い味付けを好む人がこの沿線には多く、それ用にカスタマイズされた味なのかもしれぬ。うむうむ。

また、このあじさいで面白かったのは、白ごまが卓上においてあって、自由にかけることができたってこと。多分ラーメン用に用意されたものなんでしょうけど、まあ濃い味付けの肉うどんにかけてみたら、これはこれで涼味っていいますか、塩梅良かったですぜ。

ただ、2軒目クリアした時点でいやもう・・・(苦笑)へっ、濃い味付けだったせいもあるけど、ちょっともううんざり。もう3軒目くらいでいいやって感じですね。まあ、今回こういうようなチャレンジでない限りはもう食べなくていいや、ってそんな感じになってきております。

えー、今一つ山手線やり過ごしましたんで、ごじゅう・・・51分出発予定です。次は、愛欲の街鶯谷に向かいます。

※筆者後注

さすがに、このお店だけつゆを甘辛くしているというのは無いと思う。肉にからめてあったたれがつゆに混じったために味が変わっただけだと思われる。当時の記載は誤解でした。この註釈をもって訂正します。(本文は、当時の記録ということで修正は行っていません)

#08 鶯谷駅  PM12:55

鶯谷駅

鶯谷到着です。

いつもここを電車で通り過ぎるときは、正面に見えるブティックホテル街に視線が釘付けになっとりまして、正直駅そのものの印象ってあんまりないですね。

でも、ぱっと見た限り・・・ああ、殺風景ですねえ。こりゃあそば屋はなさそうな気配。とりあえず、調べてみます。

鶯谷駅コンコース

この駅、北と南両方に出口がありました。北は何も無かったんですが、南口の橋上にサンディーヌハンバーガーがあったので相当ドキッとしました。食い物屋があるってことは、まさか!?って。

ま、でも幸か不幸か、肝心のそば屋は無し。そりゃそうだ、そば食べ無くったって、私はいつも貴方のソバにいます、っていう街だもん。がはは。いまいち。

じゃ、退却ですね。3軒立て続けのあじさいという事態は回避できました。

さあーて、次は上野です。上野は大きい駅ですからね、立ち食いそば屋も複数あるのは知っています。次はあじさいではなく、普通のそばが食いたい。あじさいはうんざりです。以上。13時ちょうど、鶯谷出発。

・・・あ、今の発言、取り消しね。まるであじさいが普通のそばじゃないみたいだ。

#09 上野駅  13:02

そばうどん喜多

えー。13時2分上野駅到着ってなわけで、3軒目突入です。スタートから1時間経過ですね、気が付いたら。1時間で9駅。ペースが速いんだかどうだか、さっぱりわかりませんが。

さすがは東北地方のターミナル駅、上野駅でしたね。そば屋さんは結構ありましたよ。今まで2軒連続「あじさい」を堪能してしまったので、もう正直言ってあじさいは食べたくありませんでした。ってなわけで、こういう大きなターミナル駅が要所要所にあるってのは助かりますね。あじさいいがいのソバが食べられる、って。

・・・そこまであじさいを嫌っているわけじゃないんですけどね。ただ、同じソバを食べるんであれば、せめてわくわく感が欲しいじゃないですか。どんなメニューがあるんだろう、とかどんなダシなんだろう、って。だから、別の店であればあるほど、うれしいんです。JRもわかってねぇなあ、その辺を!旅情って奴を!・・・と怒ってみせたが、山手線をぐるぐる回りながらソバ食べてる奴なんてさすがにいないだろうから、マイナーかつニッチな意見として却下だな、恐らく。

最初目に付いたのが、「サンディーヌエクスプレス」でしたね。なんとここ、ファストフード屋のくせにそば、うどんを売ってました。上野のサンディーヌエクスプレスといえば、オッチャン達のために地酒やサワー、モツ煮といった赤提灯メニューまで取りそろえているということで有名だが、まさかそばまで扱っているとは知らなかった。で、この店を「広義のソバ屋」と認定し、おでんと地酒でノルマ達成にしちゃおうかしらんと真剣に考えてしまったです。すいません、趣旨と相当離れてきてしまってますね。それだと、単なる「山手線一周B級グルメ旅」ですね。失礼しました。気を取り直して、お店の探索再開です。

で、結局パンダ像の前にある、「そばうどん喜多」というお店を発見したんで、そこに入ることにしました。

このお店にはサンプルケースまである

メニューは比較的豊富ですね。うどん、そばに飽きたらずラーメンやカレー、丼ものまで取り扱っていますので、「和食ファストフードレストラン」といった感じでしょうか。

・・・今気づいたんですが、ラーメンの麺って、ひょっとしてソバやうどんと一緒にゆでているんでしょうか。違うって誰か否定してください、お願いです。

えへへ、生ビールが置いてあったのにはびっくりでしたね。立ち食いソバ屋に生ビール。どうも似つかわしくないとおもいません?だって、立ち食いソバっていう料理の趣旨は、あわただしい時間の中、ずるずるずるって麺をすするという「短時間で腹を満たす」ものじゃないですか。そういうお店にもかかわらず、生ビールだって。天ぷらソバ頼んで、天ぷらでまずはビールを楽しんで、飲み終わったらおもむろにソバ・・・っていう食べ方をするのが正解なんですしょうか?気になります、気になります。ちなみにお値段は350円だそうで。結構お得感強いですね。

本日のサービス品はカレー南そばうどんらしい

あー。揚げ物が充実していますねえ。かき揚げから始まって、ゴボウ天、ちくわ天、イカ天、穴子天。なるほど、これでビールを飲めと。むむう、魅力的な提案ですねえ。

しっかし、これだけいろいろとあると、目移りしちゃうんですよね。僕自身、どれを頼もうかってさっきから商品サンプルの前で立ちつくしてますもん。他のお客さんの流れをみていても、やっぱり迷ってます、迷ってます。自動食券機の前で、どうしたもんかと悩みなおして、メニューを決めたけどどのボタンが目指すメニューだかわからなくって、人差し指を上下させながら一生懸命探して、探している間にもっと魅力的なメニューを発見して、また悩む。振り出しに戻る。ってな状態になってます。端から見てると大迷惑です。でも、心情は解るなあ。

イカ天そば+生ビール

ダメだダメだとわかっちゃいるけど、脊髄反射なんですよねえ。生ビール、って言われちゃうと。350円払って、ビール買っちゃいました。いやあ、美味いです。こんなところで旧来の戦友と出会えるとは思わなかったです、ええ。

・・・しかし、違和感ばりばりですよね、立ち食いソバ屋で、むさ苦しいオッチャン共を見ながら、立ってビールを飲むっていうシチュエーション。そもそも、「立って飲む」っていう状態って大抵が「みんなに煽てられて一気のみ」なんてやってるんだよな、だから、今日みたいに一人もくもくとビール飲めっていわれたって、どうも気分がでにゃいです。

しかも・・・。うーん、どうも違和感があると思ったら、ようやく解りましたよ。これ、洗ったばかりのジョッキですね。外側に水滴がついてる。皿洗機から今取り出しました、って感じがします。だから、泡もすぐに収まってくるし、なんとなくビールが薄いような。いや、なんとなくじゃなくって、本当に薄かったぞ。水で薄められたんか?

ううむ、最初の一口は背徳感っていうか、新世界に足を踏み出したゾっていう目新しさですこぶるおいしかったビールなんですが、飲み干すころにはちょっとおいしくなくなってきたような気がするですよ。

さて肝心のソバなんですが。トロロとかメカブとか気にはなったメニューはいくつかあったんですが、過去2軒のソバがまだ胸から顔面あたりにかけてモヤモヤと残っている感じがしたんで、ここはパリッ、サクッと揚げ物で雰囲気を引き締めようということになりました。で、イカ天。かき揚げでも良かったんですが、今ここで食べてしまうと、この後てきめんに苦しくなる食材に違いないので、見送りました。

で、食べました・・・が。これがまぁ、固くて固くて。食べるのに相当難儀しました。1軒目で、「薩摩揚げの食感がソバに合わない」なんて言いましたが、御免なさいこのイカ天はそのさらに上を行ってました。もう、闘いです。格闘浪漫です。一瞬、箸を持っている自分の右手と口とで綱引きをやっているような気分になりましたよ。少なくとも、料理を食べているって感じじゃない。教訓ですね、冷めたイカ天はこん棒。時には人をも殺める事ができるかもしれないくらい固くなる、と。メモメモ。

ソバの麺の方ですが、あじさいの麺よりもはっきり、もっそりとしていて、ソバが自己主張しているっていう感じでしたね。品川駅のあずみ野的な味、って感じでしょうか?まあ、そんな感じ。でもやっぱり、立ち食いソバというのは街の蕎麦屋の蕎麦と違いますね。全く別次元の食べ物だと思います。

ソバとビールのコラボレーションですが、いやあ、合わなかったな。ダメでした。イケてませんでした。もう、ありとあらゆる否定型使ってもいいです、おいしくなかったです。そもそも、ダシ系の味わいってのはビールに合いにくいとは思っていましたが、今回それが証明されたって感じ。頼みの綱のイカ天も、あまりの堅さにダシに味がまざらず、孤高の精神のまま胃袋に納められてしまったし。

っていうか、ビールだよな、ビール。さっきも言ったけど、やっぱ薄いぜこれ。ジョッキには「キリン生」って書いてあるけど、本当か?値段相応にするために、水で薄めた・・・なんてことはないよなあ。まあ、恐らく樽でビールは届けられているので、それを水で薄めるなんて逆に手間がかかってカネかかるから、あり得ない話なんだけど、さ。でもやっぱり不思議。

厨房内に「だしロボ」なるものがあった

おなかすいてたらねぇ、穴子天丼とかかき揚げ天丼とか食べたかったんだけど。ちなみに穴子天丼500円、かき揚げ天丼410円と、非常にコストパフォーマンスがよろしかったです。

でも、そーろーそーろ、胃袋の状態がキビシくなってきてます。さすがにご飯ものには手が出せなくなってきました。とか言いながら、生ビールを飲んでいるというのは致命的な失策だと思うんですけど、さてどうでしょう。まあ、成功だったか失敗だったかは後世の歴史家達が決めればいいことだ。ははは。

うー、急速に満腹感が・・・。やはり、食べた量はそれほど多くなくても、一食一食の時間が空いているので、どんどん満腹中枢が刺激されるみたいですね。うぐー。

あ、そうそう。店の奥に「だしロボ」っていう謎の機械が置いてあったですね。一体どんなロボなんでしょうか。合体したり、敵と戦ったりするんでしょうか。いつか、またこの店にお邪魔して確認してみたいと思います。でも、量産型のようなので、恐らく赤い奴より性能が1/3程度だと思われます。ちょっと残念です。

13時16分、上野駅出発。次は、栄えある10駅目、御徒町駅にGO!なのです。

#10 御徒町駅  PM13:18

(京浜東北線車中にて)

うー。たった3軒しか行ってないのに、なんでこんなにヘタレてるのかと自分自身さっきからつらつらと考えているんだけど。振り返ってみると、一軒一軒のそばの量、多くなかったか?あれ。そこら辺のちゃんとした・・・って言ったら失礼か?きっちりとした蕎麦をきっちりとしたお値段で出すお店、即ち「趣味そば」のボリュームと世界観が違うって。立ち食いそばは実用本位だからか?だから、量が多い、と。汁吸っちゃってる、と。しかも味が濃い、とまあ、トリプルパンチぐらいで僕の胃袋は青春真っ盛り状態なわけなんですね。あと、移動時間で満腹になるし。そろそろ限界でーす。

えー、鶯谷です。※後注:御徒町駅です。朦朧としてしまい、駅名を勘違いしています。

この駅の構内にそば屋があるなんて認識は無かったので、ああ一休みできるな、楽勝だな、って思ってました。

ました、が・・・。

御徒町駅構内1

何の気無しにホームから改札に向けて階段を下りてみたところ、そこにはラーメン屋があったんですね。「ラーメン屋は食べる対象になるのかな、どうなのかな」なんて考えつつ、その実「ラーメン屋は対象外!」という隠しようの無いヨロコビがふつふつとわいてくる劣情に深く恥じつつ。

御徒町駅構内2

ふと振り返るとサンディーヌエクスプレスもあったんです。

「ああ、もうこりゃラーメン屋にサンディーヌエクスプレスじゃ、ここにはそば屋は無いな、クリアって事でいいね?」

なんて自分自身に許可を求めたりなんかして。

もちろん、クリアって事でOK。1秒も待たずして承諾。

やれ、良かったわい、とくるりと振り向き、今きた階段を上ろうとしたところ・・・

ん?そばという文字が見えたような気が

おいちょっと待て、改札脇に「そば」って字が見えたような、ときたもんだ。近年まれにみる驚愕っぷりで角度を変えて目標物を再補足してみると・・・。

なにやら、エスカレーターの脇にあるような・・・。

改札正面にあじさい発見

あちゃー。あじさいがまたここにも!

どきどきしながら階段を下りてきたんだけど、店の前に着いた途端に腰から崩れ落ちましたね、ええ。周りの乗降客の目なんて関係ないです、だって本当に演技抜きで腰の力が抜けちまいましたもん。

「またあじさいかよ!」「また蕎麦かよ!」

って叫んでしまいましたもん、思わず。でも、「また蕎麦かよ!」ってのは、後から考えると当たり前ですな。そういう趣旨の企画なんだから。迂闊でした、反省します。

でー・・・・えーっと。メニューどうしようか、と疲労困憊しつつも食券機を眺めたんですけど。この店、「O-bento(JR東日本が最近力を入れている、冷凍食品タイプの駅弁)」とのセットだとか、O-bentoを単品で食べられるとか、そういうことができるっていうんでそっちで気分転換を図ろうかな、という気もしました。これ以上蕎麦を食べるのもいい加減うんざりなんで、米飯ものもいいかな、って訳で。

しかし、よくよく考えてみればこれほどの満腹状態の中で、米を胃袋に詰めるっていうのは自殺行為なんですよね。SM浣腸プレイじゃないんだから、無理して詰め込んでも駄目ですってば。

・・・ってことで、とろろそばを食うことにしました。弱腰ですね、のどごしの良い食べ物に逃げるという。いやいや、違う違う。満腹でも何かトッピングされているそばに手を出すこのチャレンジングスピリットたるや、もはや・・・もはや・・・ううむ、喩えがでてこない。おいおい考えておきます。

でも、不思議なんですよね。とろろそば、「冬のおすすめ」って宣伝ビラには「とろろそば・うどん」が450円なんですけど、食券機には490円ってなってるんですよね。差額の40円はどこに行ったんでしょうか。歳末助け合いで社会ナベにでも行ってしまうのでしょうか。それとも、予定よりもトロロの量を増やしました!とかいうんでしょうか。謎です。

あと、この店、生ビールが290円・・・あ、いや、280円で売られていました!私はさっき上野駅で、350円の生ビールを安い安いと大喜びしながら飲んでいたわけですが、アホみたいなもんです。なんですか、この安さは。まあ、ジョッキのサイズが違うのかもしれないので、一概にはなんとも言えないのでしょうが、通常価格で290円の生ビールってうれしいですね、すごいですね、でも発泡酒だったら悔しいですね。世のお父さん諸君、ビールを飲むなら立ち食いそば屋でどうぞ、って事で。風情はないけど、居酒屋に入る前の景気づけで安くビールを飲んでおくってのはいかが。

あっ、でも私はもう飲みませんよ?ビールと立ち食いそばは著しく味がなじまないって、さっきの店でいやと言うほど思い知らされましたんで。あと、胃袋にそんなキャパはありゃしませんし。

とろろそば

でー。とろろそばを食べた訳ですが。

・・・おいしかぁないなあ。

とろろそばって、とろろにしろ玉子にしろ、つゆに絡まってしまうわけで、そばとはあんまりからまってくれないんよね、これが。そうなってくると、つゆを飲んでナンボ、みたいなメニューでもあるわけですよ。

すーなーわーち。つゆがイマイチな店だと、とろろと玉子を食べるために、あんまり飲みたくはないつゆを嫌々飲む事になるわけです。まあ、そういう点で今回は非常にキビシイ食べ物だったなと。

あっ、あじさいのつゆがマズかったので飲みたくねぇ、とかそういう事を言ってるわけじゃないですよ。単に、胃袋が満たされている状態の今、このたった今に敢えてそばつゆを飲ませるこたぁないじゃないか、っていう事で。

つゆについていえば、今回・・・あの西日暮里。「西日暮里の悪夢」・・・は言い過ぎか、の濃ゆーいつゆから解放されて、非常に薄い感じのつゆでしたね。まあ、好感もてるつゆでしたよ、立ち食いそばというジャンルの中では。かつおだしが相当強く利いていましたよ。

西日暮里のあじさいが、しょうゆ味強く、塩味をきつくしましたー、って感じのつゆだったわけですが、こっちのつゆは出汁をきつくしましたー、って感じ。同じチェーン店の立ち食いそば屋とは思えないこの違いは一体なんなんでしょうか。地域特性に合わせた柔軟な営業方針、と捉えるべきなのか、それとも味にバラツキがあって店のCIを損ねていると捉えるべきなのか。

では、そろそろ秋葉原駅に向かいます。真剣にリタイアを考えています。いや、胃袋の容量はまだ問題ないんですが・・・。もう、ちょっと、うんざりしてきた(笑)。あのだしの味にはうんざりだ。うぐー。でも、そばを食べ続ける限りは、むわっと立ちこめるかつおだしと戦い続けないといけないんですよね。うーん、イタリアンそばとか中華風そばとか、無いもんかね。

えっと、今の時間が13時30分なんで・・・そうですね、13時32分くらいに、この駅を出発します。ではでは。

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