第五弾:ラーメン家二郎ふたたび

肩肉ゆであがり

煮込み開始から2時間経過。そろそろブタが仕上がっているはずなので、鍋からピックアップする。

前回の「バラ肉」ブタと違って、今度の肩肉はあまり柔らかくならない。身がぎっしり詰まっている感じだ。だから、どのタイミングで引き上げればいいのかよくわからなかった。

まあ、2時間煮たんだからもういいでしょ、という曖昧な判断でこの際ご勘弁を。

かえしを煮立てる

かえしを作る。

今回は、濃い口しょう油200cc、みりん100cc、清酒20cc、スープお玉1杯を混ぜ合わせ、煮沸してアルコールを抜いた。

後からの反省だが、みりんが多すぎた。もっともっと減らさないと、甘くなってピンぼけした味になる。

ジップロックで肉を漬ける

今回も、ジップロックでブタを漬け込む。この状態で約30分ほど。

にんにくを刻む

その間ににんにくも刻んでおこう。今日は土曜日なので、にんにくマシマシOK。

キャベツの芯を鍋に入れる

うっかりしていた。キャベツの芯をスープ鍋に入れるのを忘れていた。

あわてて、投入。

味が染みたブタ

つけ込み完了したブタ。ちょっと色が薄いような気がするが・・・。

中までは味が染みていないっぽい

切ってみる。

なるほど、やはり豚バラ肉と違って、身がみっしりと詰まっている感じだ。赤身が多く、非常に肉っぽい感じ。

ブタを切り分ける

半分は明日以降用にお取り置きして、残りの半分をスライス。本日のブタはこんな感じ。

枚数は少ないが、1枚1枚が分厚く、そして幅広に仕上がった。こんなに表面積が大きいブタを出す店は、二郎といえどもどこにも無いぞ。

トッピング御三家

トッピング御三家勢そろい。

今回、ヤサイはもやし2袋とキャベツを1/8個程度。キャベツの量を従来以上に減らしてみた。

あと、気をつけた点としては、キャベツをできるだけ細く刻んだ。下手くその人が作るキャベツの千切り、くらいのイメージで。

前回までの経験で分かったのだが、大きいキャベツは食感を著しく損なう。だから、今回は意図的に細めに切ってみた。切りそびれて太くなっている部分が出ないように、気をつけてもみた。

めじろ台店や新小金井街道店のヤサイが好きならば、キャベツは少々大きくてもいいのだろう。でも、モヤシ比率高めのお店に良く行くおかでんとしては、やはりキャベツはあまり威張らないくらいの量が良い。今回の比率に関して言うと、ほぼベストな感じだと自画自賛。

スープできた

さて、スープの方はというと。激しく体積を占めていたブタが既にスライスされてしまっている現在において、安泰状態になっている。

腹脂が徐々に溶け始めているようで、スープがトロンとした感じになりつつある。

スープをおたまですくってみる

お玉ですくってみる。

やや茶色っぽく色づいている。脂っぽさも、前回以上だ。悪くないできだ。

試しに一口、すすってみた。

うーん、わからん。スープそのものは味がないので、うまいんだかマズイんだかさっぱり検討がつかない。

頂香華麺

さて、そろそろ麺ゆでの行程だ。

本日のとっておき、「頂香華麺」を用意。

ものすごく扁平な麺

幅広の平打ちな状態が二郎そっくりで非常に結構なのだけど、断面を見てみると非常に薄っぺらい麺であることが分かる。

ゆでたらどれくらいに膨張するのだろう。

ゆでても大して変わらなかったら、これはこれで変な食感のラーメンに仕上がりそうだ。やや心配。

スープをスタンバイ

麺をゆでている間にスープを張る。

それっぽい。しかし、美味いかマズイかは色だけでは判断できないな。

麺とスープを合体

ゆで上がった頂香華麺を盛りつけてみた。

うお!?これは、ものすごく二郎っぽいのではないでしょうか。

懸念された「平べったさ」も、ゆでられた事で見事解消。もう、見るからに二郎っぽい麺として丼に収まったのであった。

これは期待大。

いや、期待、は確信に変わったと言っても良いのではないか。

ブタどっさりの麺完成

「にんにく入れますか?」の恒例の行事。

「ヤサイマシマシで、にんにくは別皿」

と一人で台所でブツブツ言いながら、トッピングを素早く行う。

ブタがでかすぎ。丼になかなか収まらなくて苦労した。

完成だ。

ブタがなんともはや、ものすごい事になっているが、とにかく完成。さすがに5回目の挑戦というだけあって、盛りつけも手慣れたもんだ。

正面から見た麺

正面から見た図。

まず、目の前のブタの迫力に圧倒され、そして視線を奥に転じると、富士山のごとく積み上げられたヤサイの姿にまた圧倒される、という二段構成。

ブタの分厚さは圧巻

ブタの厚さを見よ。

採算ベースにのせようとすると、一体おいくらにすればいいのやら。原価で400円くらいしているので、商売としようとしたら、ブタだけで1000円以上はとらないといけなくなる。うわあ、高い。

家二郎の特権ですな。

麺をすする

トッピングよりも、麺だ。麺はどうなった。

ヤサイとブタの暑苦しいまでの盛りつけの隙間から、麺を引っ張り出してみる。

素晴らしい。この写真を見て、「あれ?この二郎はどこのお店?」と思う人が居ても不思議ではないのではないか。

それくらい、雰囲気が出ている。

食べてみる。むむ、味も二郎っぽい。これは、完成度高いぞ。

もちろん、麺はやっぱり平べったさが残っていて、二郎が持つワイルド感に欠けるものではあった。しかし、十分に許容範囲内に収まっている麺だった。今までのチャレンジで使われた麺は、全て「これは二郎だ、二郎なんだ」と一生懸命脳内変換して何とか食べていた。しかし、今回は脳内変換不要。こういう麺もあり得るんじゃないか、という感じだ。

スープは、というと、前回のポトフチックな味から随分と改善していた。こちらも二郎っぽくはなった。ただし、奥行きが無さ過ぎる味で、何か物足りなさが残った。もっと、いろいろな材料をスープに投入しなければダメっぽそうだ。

あと、生姜入れすぎ。臭い消しのために投入するのが、本来の生姜の位置づけのはず。にもかかわらず、このラーメン、スープから生姜の臭いが香り立っているんですけど。

生姜は、もっと少なくても良し。

まあ、いろいろ改善点は見えてきたものの、はっきりいって大満足ないっぱいに仕上がったと言える。二郎の代替食として十二分に満足感を得ることができる。自分の好きなだけトッピングができるという点においては、へたな二郎に遠出するよりも、こっちの方が良いかも知れない、それくらい不遜な事を考えてしまうくらい、美味かった。

※執筆者注:あくまでも、「手前味噌」の「自画自賛」です。100%真に受けないように。他人からすれば大して美味くないかも。

脂で固形になってしまったスープ

翌日朝、鍋をのぞいてみてびっくり。表面にびっちりと白い脂が固まっていた。

えーと、油って1gあたり9kcalだったっけ。これだけの油って一体何キロカロリーあるんだろう・・・

思わず計算してしまった。

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