2006年秋2 世界制服の野望

ペルシア絨毯付きメニュー

さすがペルシア。ペルシア絨毯がつり下げられている。
ペルシア語ひとこと口座、なんてのが張ってある。

ありがとう、というのはペルシア語でメルスィー、と言うのだな。フランス語と同じというのが面白い。

すみれ

このお店は、セット名称に「たんぽぽ」「ゆり」など花の名前を使っている。なぜ・・・?

と思ったら、ああそうか、だから「花のペルシア食堂」なのか。

ああ、さらに今気が付いた。さっきのペルシア絨毯に紙で作った造花が飾られていたのはそういう意味があったのか。

さて、akeさんが調達してきたのは「すみれ」というセット。名前からは全然想像できない、ナーンとキャバーブのセット。300円。

同じ挽き肉の串焼きであっても、国によって「キャバーブ」だったり「ケバブ」だったり「カバーブ」だったり、いろりろ呼び名があって面白い。

ナーンといえばインドの食べ物という印象があるが、このお店では「イランのパン」と紹介されていた。案外幅広くこの手の小麦粉料理は存在しているようだ。

このナーン、せんべいみたいにばりばりだった。もっとふっくらしたものかと思ったが、堅い。

「うお。これを何の味付けもなく食べろと?」

スナック感覚と思えば良いのだけど、上に何かトッピングしたくなる食感だった。キャバーブを上に載せると、ころころ転がり落ちそうなのでそれは却下。

8カ国目:ウルドゥー語専攻「(何て書いてあるのか読めん)」

ウルドゥー語学科

akeさんはさすがにビール飲みだけあって、選んでくるつまみがおかでんのセンスと似ている。akeさんは引き続いてウルドゥー語のお店でまたもやキャバーブ系の料理をセレクト。そんなに羊肉が好きなのか!?

・・・ところで、ウルドゥー語ってどこの国で使われている言葉だ?名前は知っているけど、いざ「どこの国よ?」と言われると困る。

ネット検索してみる。ああ、なるほど、パキスタン及びインドの料理なんですな。今更にしてようやく知った。

※前回11月23日にもこのお店は訪れていて、当然記事にしていたのだが・・・今読み返してみると、「ペルシャ語学科の店」なんて書いていた。あわてて修正。

さらに気づいたのだが、このお店、一年前にも訪問して記事にしているぞ。そのときの記事も間違えているかも・・・。確認してみたら、「どこの学科かわからん」と書かれていた。なんとなくセーフ。

スイーフカバーブ

スイーフカバーブ。

9カ国目:アラビア語専攻「アラビー屋」

タイベビール

おや。アラビア語の店からパレスチナビールのタイベビールもお目見え。

買ってきたakeさん、「パレスチナのビールって珍しい!ぜひ帰りにお土産として買って帰ろう」と意気込んでいたが、夕方には既に売り切れていた。最終日となると、こういうこともある。

10カ国目:ビルマ語専攻「カウンガウンヤウン屋」

サムサ

もうこのあたりになると、各自がばらばらに持ち込んだ料理で収集が付かなくなってきた。おかでんとしてもメモは取っているのだが、メモが大混乱。しかも、買ってきた当人もどこのお店だか忘れているし、料理名も聞き慣れないものだから覚えられないし。

で、これは何だ。三角形の揚げ物。

いろいろ後で調べてみたが、うーん、ビルマ語専攻の「三角春巻き(サムサ)」ではないかと思われる。

サムサの中身はジャガイモ

中に入っているのはジャガイモ。

うん、インド料理で見かける「サモサ」と同じだ。恐らくこれ、ビルマだと思う。きっと。よしお前は今日からビルマ料理だ。俺様が黒といったら白いものでも黒だ。

ベンチを机にする

レンガ風タイル張りのベンチを机がわりにして、戦利品を広げて食す。集まった人数が多かったら収集つかなくなりそうなので、これくらいの人数で丁度良かったのかもしれない。

世界のビールを感嘆しつつ飲み比べるakeさんと、下戸なので料理に専念するひろみまん♪さん。

世界の料理を前にご満悦のおかでん

で、「世界味巡り」企画に人を引きずり込むことができ、してやったり状態のおかでん。今日もビールがうまい。

11カ国目:ラオス語専攻「タラート・ラーオ」
12カ国目:ヒンディー語専攻「(名称不明)」

インドとラオスのビール

ビール飲み比べをやっていたらあっという間にビール不足になってしまった。急きょ追加買い出しに出かける。

左が、ラオスのビール「ビアラオ」。この企画で毎回登場のおなじみ。

右が、何やら見慣れない赤いラベル、インドのマハラジャビール。

チャナカレー

せっかくなので、ヒンディー語の店でチャナカレーを調達してきた。チャナって何だろうと思ったらチャナ豆のカレーなんだそうな。じゃあ、チャナ豆って何だとなると、ひよこ豆。なるほど、それでわかった。

添えてあるおせんべいみたいなのはプーリー。揚げチャパティ、といった風情。この上にひよこ豆をのせたら・・・これが安定が悪くて、なかなか難しい。おとなしく、ひよこ豆をひと匙食べて、その後プーリーをかじった方が良いということに気が付いた。

たくさん並べた料理の中では人気薄だったようで、最後まで残っていた。結局ほとんどおかでんが食べたんじゃないか。

マハラジャビールのラベル

「マハラジャ」とはインドの王様のこと。このビールとインド料理の相性は抜群です。

そうだったのか。そういう意味があるとは知らなかった。

日本だったら、「天皇」という名前のビールがあるようなものだな。すごいネーミングだ。

昼酒しまくりの人

男一人、もしくは男ばっかりでこの企画をやっていたらさぞや見苦しいだろうなあ、とこの写真を見て思う。

女性がいてくれて助かった。

カオプン

ひろみまん♪さんが「暖かいものが食べたくなった」と言ってどこかへと調達に出かけていった。戻ってきた時に手にしていたのは、なすがぽっこりと浮かんでいる・・・グリーンカレー?

中から麺が出てきた

あー、中から麺が出てきた。これ、何て名前の料理だろう。

結局、何がなんだかわからんまま食べた。てっきりビルマ語専攻の「モヒンガー(スープそうめん)」だと思っていたが、後で調べてみたらモヒンガーはなまずで出汁をとるスープそうめんだそうだ。これとは全然違う。

・・・

この文章を執筆するにあたって、「何だこれは?」とwebを調べることばっか。ああしんど。これもさんざん調べた結果、ようやくわかった。ラオスのカオプンだわ、これ。

あ。ラオス、既にビールで制覇済みだった。重複しちゃった。

民族衣装を着た学生がうろうろ

キャンパス内をいろいろな民族衣装の女の子が歩く。それを眺めているだけでも結構楽しい。

フラメンコの人、どこかの民俗舞踏の格好をした人、チアガール。コスプレ祭りに参加しているような気にさせられる。

13カ国目:英語専攻「(名称不明)」

英語専攻

英語、といえばもともとはイギリスなのだが、完全に無視されて星条旗がたなびくあたり、国の力の違いをまざまざと見せつけられた感じ。まあ、イギリスの料理はおいしくないといううわさはよく聞くので、料理として出しにくいのかもしれない。でもせめてフィッシュ&チップスとギネスくらいは置いてあげてもよさそうなのに。

マリリンモンローがお出迎え

もうなんともはや、ハリウッドなんである。

バットマンの立て看板があるし、建物の支柱にはマリリンモンローがスカートを押さえている。何やら胸が不自然に膨らんでいるので注目してみると、ストローが入っている袋がくくりつけてあった。おう、セクシー。

そしてマリリンの後ろにはくどいまでに星条旗。

英語専攻のメニュー

<メイン>各250円
ジャンバラヤ、シカゴドッグ、エンチラーダ、ロコモコ(欧風、和風)
<スープ>各200円
チキンビーンズ、クラムチャウダー
<デザート>
NYチーズケーキ 150円
ハウピア(パイン、マンゴー) 130円
ライスプティング 130円
<ドリンク>
コーラ 100円
オレンジジュース 100円
コーヒー 100円
マシュマロココア 120円
<アルコール>
バドワイザー 300円
サミュエルアダムス 500円

ロコモコに欧風、和風という二種類があるのは興味を引かれる。そもそもハワイのファストフードなので、欧風、和風共にちょっと違う。

1 2 3 4 5 6

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください