そうだ、具体的に食事を始める前にトイレに行っておこう。
トイレを先に済ませておかないと、後で悲しい目に遭う場合がある。激辛のつゆや唐辛子がついた手で股間を触ると、股間がベリーベリーホットになって痛い、という。
初日ということもあってか、19時頃であっても客席はさほど混んでいない。
しかし、今回は二年目ということもあって運営側は手馴れてきているし、マスメディアもこのイベントを放ってはいない。既にあちこちのネットメディアで大きく取り上げられており、認知度は格段に上がっているはずだ。今はこうして空いているかもしれないが、数日もすれば長蛇の列になる可能性は高い。うかうかしていないで、できるだけ前倒しで食べ進めていきたいところだ。
テーブル&長椅子席と、ハイカウンターのみの立食席とがある。大きなテントが設置されており、雨の日でも濡れずに済む席が比較的多いのがありがたい。こういう屋外イベントの場合、雨が降られたら大ダメージ。「雨でも安心してお食事できます!」というのは大きな売り文句だ。
ずらりと一列にプレハブが並ぶ、激辛屋台。
各屋台はプレハブの半分が与えられ、その窓越しに商品の受け渡しを行う。プレハブ内には調理をするためのコンロやシンクが完備されている。壮観。
01軒目:蒙古タンメン中本(ラーメン)
一軒目として選んだのは、おなじみ「蒙古タンメン中本」だった。2nd Roundでも引き続き出店してそこでも食べることになるわけだから、1st Roundでは早めに食べておこうという考えからだ。あと、知名度が高いお店なので、混雑時には長蛇の列ができるだろうちう読みもあった。比較的人出が少ない今日だからこそ、ぜひ。
・冷やし辛ソーラーメン 800円
辛さ→小辛、中辛、激辛
メニューは一品のみで、通常店舗では扱っていないオリジナルメニューだ。
店の中、外には店員さんがものすごくたくさんいて、「いらっしゃいませぇぇぇぇ」などと大きな声を張り上げている。人海戦術という点では大会随一の規模だった。さすが、実店舗を結構な数展開しているお店だけある。これだけの人をつぎ込んでも、実店舗の営業に支障がでていないのだからすごいとしかいいようがない。
屋台の軒先には、セブンイレブンで限定発売されている「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」のカップ麺が山積みにディスプレイされていた。ここの社長は本当にビジネスがうまい。
この時間においては一番長い行列ができていた中本だったが、さすがの店員さんの数ときびきびした動きで、ほどなく料理を受け取ることができた。オーダーする際は、もちろん「激辛で」と一声添えておく。今年も、全メニュー「一番辛くする」つもりだ。
さてこのソーラーメンだが、名前だけ聞くと「太陽(ソーラー)麺」のように感じてしまう。おそらく冷やしだし、ソーメン的なものをイメージして作られたラーメンだから「ソーラーメン」なのだろう。実際、通常中本で使われている麺よりは細い特注麺が使われていた。ただし、ソーメンと呼ぶほど細くはないのだが。
具は錦糸玉子や鶏肉、トマト、わかめ、きゅうり・・・と、冷やし中華的な構成で面白い。いろいろな要素が混じっている。で、中本独特の辛いたれがかかっており、これでまずかろうわけがない。オーダーごとの辛さの調整はどこで行われているのか、それは確認ができなかった。
たれの量?
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