2014年09月10日(水) 2日目
翌日。
雨の中、またもや大久保公園に足を運んだ。この1st Roundは会期中にシルバーウィークの三連休が含まれているが、そんな時期にノコノコと行くのは自殺行為だ。結構あちこちのメディアで取り上げられている今回のイベント、絶対混むに決まっている。
こういう一時的なイベントに出店する屋台は、ガンガン客をさばくことに特化した作りになっていない。厨房機器の配置だって妥協の産物だし、人員配置だって、修練度だってまだまだだ。そういうお店に客が押し寄せると、とたんに客が捌けなくなる。だから、空いているうちが華。ちょっとでも混みだすと、一気にだーっと列が長くなる。
今日みたいに雨が降っている日は、むしろ僕にとってはラッキーだ。もともと僕は、雨が降ろうが晴れていようがいくつもりだったからだ。他のお客さんが勝手に来場を諦めてくれれば、こんなにラッキーなことはない。
会場はやっぱり空いている。
今日は雨だし、野外イベントに行くのはやめにしよう・・・と判断した人が結構いたのだろう。水曜日は「ノー残業デー」に設定している大企業が多く、金曜日に次いで夜の飲食店がにぎわう日だ。それでこの混雑状況なら、お得感満載。
で、会場はというと、雨とは無縁の大テントがある。濡れることなく、食事ができる。
05軒目:辛ちゃん(韓国料理)
・ダッカンジョン(韓国風唐揚げ)
<Mサイズ>800円 <Lサイズ>1,000円
辛さ→小辛、中辛、大辛
・ビビーム麺
800円
辛さ→小辛、中辛、大辛
本日1軒目、通算5軒目となる食事は、韓国料理の「辛ちゃん」にした。昨日、行列ができていたためにパスしたお店だ。今日も、相変わらずこのお店だけ列ができていたので、慢性的に混みやすいお店らしい。雨の日である今日こそ、ここを食べておかないと後々後悔しそうなので、最優先で。
列はなかなか前に進まない。厨房を見ると、盛り付けと人さばきに時間がかかっているからではなく、唐揚げを揚げるのに時間がかかっているからだった。なので、唐揚げが揚がると列がずずずぃと前に進み、しばらくするとぴたっと止まる。その繰り返し。こういうイベント屋台だと、揚げ物のお店というのは運営が大変だ。
冷麺の方が早く手に入りそうだったけど、昨日は麺類をたくさん食べたので食傷気味。やはりここは韓国風唐揚げ、ダッカンジョンにしたい。
ダッカンジョンLサイズの大辛。
セブンイレブンで前売り券を買っていたのだが、あらためてあれこれ計算してみたら1,000円券を余らせてしまうことが判明した。なので、ダッカンジョンはMサイズ800円で良かったのだけど、Lサイズ1,000円にサイズアップ。そうしたら、到底一人で食べるには多すぎる量のダッカンジョンが出てきた。しまった、タッパウェア持ってくればよかった。
会場で食べる激辛グルメっていうのも楽しいけど、家で二度おいしいというのもいいよな。そうすれば、よりいろいろな料理を楽しむことができる。屋台1軒につき1種類の料理、なんて限定しなくたっていい。・・・って、一体どれだけこのイベントに金を次ぎこもうとしてる?やめとけ。
「飲食物のお持ち帰りはご遠慮下さい」といいそうなものだけど、やっぱりこういう野外イベントだとそれはないんだな。全ての料理はテイクアウト、という位置づけなのだろう。とはいえ、ふた付きの容器で料理を提供する屋台は皆無であり、暗黙の了解として「この場で食べていけよ」ということなんだろう。
06軒目:メナムのほとり(タイ料理)
・空芯菜炒め
<Sサイズ>800円 <Mサイズ> 1,200円
辛さ→小辛、中辛、激辛
・鶏のバジル炒め
<Sサイズ>800円 <Mサイズ> 1,200円
辛さ→小辛、中辛、激辛
・グリーンカレーヌードル(温麺)
<Sサイズ>800円 <Mサイズ> 1,200円
辛さ→小辛、中辛、激辛
メナムのほとり、というタイ料理屋に引き続いて向かう。
片手に料理を持ったまま次の店に並ぶのは、不自由だし危険なのでやりたくはない。しかし、一人でこの地を訪問しているので仕方がない。席取りして、料理を置いて、身軽になって行列に並べばよいのだけど、料理が野ざらしにされているとやはり心配だ。毒を入れられたり、赤の他人に食われたりはしないと思うけど。こういうのが、野外イベントならではの「警戒感」なのだろう。屋内店舗だったら、ビュッフェレストランがそうであるように料理を置いたまま席を離れるなんて全然平気なのに。
職場の人に「激辛グルメ祭り、ってのがあるよ」と話をしてみたのだが、ものの見事に老若男女ともに「ふーん」と言われて終わってしまった。一般的な人には響かないイベントなのだろうか?
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