激辛グルメ祭り2016

藤原のれん

一通りお店の様子を伺ったところで、5人全員で散らばって料理を買ってくることにした。一人2品の分担で、5人いれば10品。お店の分担だけは決めたけど、何を・どの辛さで買ってくるかは各自お任せにした。

ひょっとしたらみんな「辛いものはちょっと・・・」とマイルドな辛さばかりを選んでくるかもしれないし、逆に「あたしゃ容赦しないわよ」とばかりにみんな好き勝手に激辛を買いまくり、激辛アンド激辛になるかもしれない。

でも確実に言えることがある。唯一激辛が苦手な御大、彼は確実に「辛くない」フォーを買ってくるであろうということを。

それにしても女性陣、みな一様に目をギラギラさせながら「辛いものが楽しみだ」と言う。辛いもの好きを選抜したのではなく、同じ職場にいる女性たちを誘って3名一気に釣り上げた状態だったんだけど、この「辛い物好き比率」の高さよ。どうなってるんだ女性って生き物は。

「女性の方が辛いものが好きかもしれませんね、男性より」

そういうものなのだろうか?そういえば、会場の周囲を見渡すと、女性の比率がかなり高い気がする。そしてみな一様に高揚した顔で激辛を楽しんでらっしゃる。

さて、僕は割り当てになっている「武蔵野うどん 藤原」へ向かう。今回はもちろん、「ドクロうどん」を入手しよう。

「味自慢 うどん」ののれんがたなびいているけど、激辛だったら味なんてわからないんじゃないか?という気もする。大丈夫だろうか。

藤原メニュー

これがドクロうどん。

ドクロマークを描いているのは、まさかパプリカ粉末というわけではあるまい。唐辛子だとすると、露骨なまでにストレートだ。しかも、つけ汁には唐辛子がプカプカと浮いていらっしゃる。それだけじゃない、スープだって赤い。

「ご注文は自己責任でお願い致します」と書いてある。自己責任ではないご注文ってなんだ、と思うが、それくらいやばいですよという犯行予告だ。

ドクロうどん

おっと、このお店におけるからさランク表みたいなものがあるぞ。

僕が昨年食べた「ジョロキア地獄」が真ん中にあり、表の右端に「DEATH UDON」、左端に「旨辛肉汁うどん」が配置されていた。つまり、昨年僕を悶絶せしめた「ジョロキア地獄」はまだまだ中辛程度だよ、ということか。

で、今年売られている「ドクロうどん」は、DEATH UDONとジョロキア地獄の中間くらい。ありゃー、昨年以上に辛いってわけか。

ちなみに昨年は、ジョロキア地獄を注文した人にDEATH UDONを頼む権利が与えられていた。しかし、今年はそういう制度はなし。この表によると、「運営の指示により」販売をしていないのだそうだ。ヤバすぎたので今年は禁止されたというわけだ。マジですか。

藤原の食券

まあそんなわけで、楽しみで仕方がないドクロうどんを待つ。

食券にはドクロが書いてあり、なんとなくタイムボカンシリーズを思い出させる。

ドクロうどん

で、これがドクロうどん。

うどんをお皿に盛り付けたのち、ドクロの形にくりぬいた型をかぶせ、上から唐辛子を振りかけていた。しかしキャンバスとなるうどんは立体的で凸凹なので、写真のようにきれいなドクロにはならなかった。まあ、言われてみればドクロだとわかる程度。

とはいえ、辛そうであるということには変わりない。つけ汁は赤いし、写真どおりに唐辛子さんがプカプカ泳いでいらっしゃる。こんにちは。あとでお世話になります。見ているだけで汗をかきそうなビジュアル。

テイクアウト禁止

ありゃー?

出入り口のところに、「テイクアウトはご遠慮ください」の張り紙。

お店で料理を受け取った時点でテイクアウトじゃないのか?と思うが、そうではないというのが主催者側の考えらしい。どう違うんだ。

食中毒の疑いを後々にかけられたくない、という気持ちはわかるんだが、納得がいかない話ではある。昨年僕はジップロックに料理を詰めてさんざんお持ち帰りをしたから、なおさらだ。

じゃあ、この会場の出入り口で、右足は外に出して、左足は会場内のままで、料理を食べていたらこれは「テイクアウト」なのかどうなのか。「おやめください!あと半歩前に出たらテイクアウトになってしまます!」と会場スタッフが血相を変えて静止しにくるのだろうか。

料理一式

そんなわけで、テイクアウトについてはもやもやするが、とりあえず今この場で食べる料理が出揃った。ざっと並ぶ、10種類。辛くないものもあるし、辛いものもある。さあ、どうなることか。

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