2017年9月6日(水) 3rd Round
参加者:のっちょ、おーま、おかでん、おかでん知人関係5人(合計8名)
「えっ、もう3rd Roundなの?」と我々一同、驚きをもってこの日を迎えている。本当にあっとう間だ。毎週同じメンツで、同じ場所に集まって、似たような料理を食べるというのはかなり楽しい体験だ。そんな企画に最初から最後まで付き合ってくれたのっちょさんとおーまさんには本当に感謝している。激辛大好き!チクショウ!というほどのマニアではないのに。
辛いものがそこまで得意ではないのっちょさんは、水曜日の激辛グルメ祭りの都度体調を崩している。グルメまつり当日はグッタリして帰宅し、そこから数日間は胃腸の調子がどうも冴えない日々を過ごすのだという。1st Roundのときは、一発目だったということもあっておなかがビックリしちゃって、完全に回復したのは月曜日になってからだったという。
月曜日!おいおい、その2日後には2nd Roundが待っているんですけれど。
のっちょさんに限らず、我々全員が似たような状況で一週間を過ごしている。なので、3rd Roundまでがあっという間だった。週明けになると、「さて、今週の激辛は何を食べようか」という作戦会議をLINEでやり取りし始め、既に気持ちが次に進んでいるし。
今回は、僕の職場の女性陣3名が同行している。昨年(激辛グルメ祭り2016)で僕と一緒に行った人たちの一部だ。加えて、前回2nd Roundに参加したメンバーのうち、女性2名が合流するかもしれない、という。3rd Roundはいよいよ女性のほうが多い会合になった。
会場の様子。客の様子を見ると、男女比率では女性がかなり多い。そして年齢層が一様に若い。よく見ると、おかでん(齢43歳)でさえ、既におじいちゃんの貫禄十分な客層だ。激辛料理、というのは若者向け、そして女性好みなのかもしれない。
もういっそのこと、激辛グルメ合コンでもなんでもやりやがれ。勝手に若い連中でやると盛り上がるだろう。「これは辛いね!」なんてキャッハウフフやってれば盛り上がるし、翌日LINEやメールで「昨日はお疲れさま!体調は大丈夫!?」なんてアフターフォローをすれば、次に繋がるし。
僕?僕はアカン、今回のメンバー、女性は多いけど全員職場関係だ。
ちなみにあとから合流してきた、「2nd Roundにも参加していた二人の女性」だが、そのうちの一人はめっぽう辛いものが好きなようだ。僕らとは別日程だったけど1st Roundにも行ったそうで、結局僕ら同様激辛グルメ駅伝完走者だった。
その人は、2ndの「世界一辛いカレー」を、周囲の挑発を受けたので「よっしゃ食べたらァ」とばかりに豪快に食べていた。大変に男らしい、と傍からみて思ったものだ。
さすがに3rd Roundにもなると、マスコミでさんざん報道され、ブログやらSNSで拡散されまくっているので知名度が上がっている。なので客足は上々、お店の前には長蛇の列。こりゃあ、ウカウカしていられない。とっとと料理を確保しにいかなければ。
着席できる座席は諦め、スタンディングのカウンターテーブルに陣取った。それ、買い出しに行こう。
ヴェトナム・アリス
ここ数年おなじみの顔ぶれとなっているお店。
3種類のメニューは、毎年同じだと思う。
下北沢 天華
今回の台風の目、と目されている料理がある。
メニュー名「沸騰牛肉の山椒煮込み」は、写真からしてかなりヤバそうだったからだ。お皿いっぱいの粉唐辛子の上に、熱した油を注いでジュワーっと泡が出ている状態のもの。これはかなりのものだ。
ひょっとしたら、2ndの「世界一辛いカレー」と戦えるかもしれない・・・そんな淡い期待を抱かせる、(写真の)見た目が素晴らしい料理だ。
四川担担麺 阿吽
初登場のお店だと思う。汁なし担担麺(このお店では「つゆなし」と表現している)は好きなので、これも楽しみだ。
宇都宮餃子館
「激辛餃子」「超辛餃子」といったメニューがある。あと、手羽先も。
メニューには「Original」の表記がある。激辛グルメ祭り用に激辛メニューを開発したらしい。普段、宇都宮餃子館に行っても「激辛餃子」なんてメニューはないのだろう。ロシアン餃子なんてやったら面白いだろうに、と思ったが、実物を見て納得。ああ、辛さのせいで、餃子そのものが赤く染まっているんだ。だから、ロシアンもへったくれもない。すぐに辛い餃子がバレる。
スペインクラブ
これも初出店だったと思う。「毎度おなじみ」のお店が回を重ねるうちに増えてきているが、それだけじゃ新鮮味がないだろう、ということでお店の入れ替えも行われている。フレッシュな、「まだ見ぬ強豪」が現れると、僕なんかはかなりワクワクする。なにせ、昨年を除き、過去4回全店舗の料理を食べているから・・・。
で、このスペインクラブだが、激辛パエリアとか激辛アヒージョなどがある。これもまた毛色が違って、楽しみだ。
そういえば、ご飯もので、ご飯そのものが辛く味付けられているってあんまり見たことがない。オムライスの中のケチャップライスが、実は「タバスコライス」だった!なんていうのがあってもおかしくないのに。その点、ここの激辛パエリアというのはどうなっているのだろう?
アジアンタワン168
これも初出店。ガパオライスとかパッタイがメニューにあるので、タイ料理店だ。
チェンマイ出身のシェフが「こんなに辛くしていいの?」と笑顔でつくるのは、とびきりの辛さが楽しめる本格タイ料理。
だってさ。いいんです、もちろん!というか、さらに辛くしてください。
ホルモン焼 幸永
2nd Roundから引き続き参戦のお店。前回は激辛冷麺を食べたっけ。今回、間違って同じものを頼まないようにしなければ。
このお店は僕が料理購入担当だったのだが、「ユッケジャン麺」にした。もちろん味つけは「MAX」で。
幸永の店頭、お渡し口のところに張り紙がひっそりと貼ってあった。気づかない人も多いくらいだ。そこには、
辛さが足りない人の為に特別なソースをご用意しております。
と書いてあった。おお、それは素晴らしい。ぜひ入れてもらおう。
「料理の味見もしないで、すぐにコショウをかけたりする人は下品」なんていう話がある。辛いものだって、味をみてもいないのに「もっと辛くしてください」とお願いするのはやっぱり下品だろう。でも許してくれ、なにせ今回は「ガツンと辛いのを食べる」という趣旨の集まりなので。
特別なソース、とやらを所望したら、一瞬店員さんがひるんだ。「本当に辛いですよ?」と上目遣いに念押ししてくる。ありゃ?わざわざそういう質問をしてくるくらいに、マジもんの辛さなのか。「うどんに七味をパラパラかける」レベルの辛さ増強ではなさそうだ。
もちろん、「じゃあやっぱりやめます」なんて返す言葉は持ち合わせていない。「はい、辛いのが食べたいのでぜひ入れてください」と店員さんを煽る立場になる。
そのついでに、店員さんに「これは何のソースなんですか?」と聞いてみた。すると、「カプサイシンソースです」という。おおっと、コチュジャンか何かだと思っていたが、辛さ成分そのものズバリのカプサイシンなのか。それは確かに一足飛びに辛くなりそうだ。
陳家私菜
先週に引き続き出店のお店その2。
皇帝口水鶏。
いわゆる「よだれ鶏」ってぇやつだ。前菜に食べる鶏肉料理。うまいんだな、これが。その日本名の通り、よだれが出てくる。今回はこれを買うぞ。
陳家私菜は刀削麺も売っている。なので、コックさんが厨房でしゃっ、しゃっと生地の塊を刃物で削ぎ落とし、刀削麺を鍋に飛ばしていた。
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