2018年08月29日(水) 2nd Round
のっちょ、のっちょ後輩、ゆうどん、おーま、おかでん(5名)。
1st Roundでは1名が途中でペースダウン、残り2名で完遂という事態になり激辛地獄というより食い地獄に近い状況だった。辛さにばかり気を取られ、食べる量については気にしていなかった。2nd Roundでは、人数見合いでメニュー選択には気をつけないと、と気持ちを新たにした。
たとえば、ご飯ものばっかりをうっかり買いそろえてしまうと、お腹に溜まってしまう。適度に「麺」であったり、「肉」だったり、食材の種類を散らばらせないと、我々のミッションはクリアできない。
特に2nd Roundの場合、当初はおーまさんとおかでんの2名だけになる可能性があり、食い地獄に対しては若干警戒していた。もし本当に参加者が2名だけなら、9店舗全部を食べるというのは無理に近い。その場合は、「1人3品×2人=6品」でオッケー、ということにする予定だった。ちょうど2nd Roundは、1st Roundから引き続き出店しているお店が3店舗あったからだ。
「4週間でのべ36店舗全部食べる」というのは諦めて、そのかわり「実際に出店していたお店なら全部食べた」という目標に切り替えよう、というわけだ。
しかしふたを開けてみれば、この日は合計5名もの参加となった。こうなると楽勝感すら出てくる。どんなに激辛な料理があったとしても、5人がかりでその1皿を食べるとなると楽だ。「味見」程度と言っても過言ではない。
この日、僕らは「1人2品ずつ、買ってくること」というノルマを課し、5名で10品を食べることにした。
2nd Roundの2日目。19時時点の会場の混雑状況。
昨年と比べて、来場者の数は少ない気がする。4週間と会期が延びたために、客が分散したのだろうか。19時時点であれば、座る席は空きがないものの、立食スタイルの席ならばいくらでも空きがあった。
屋台にも行列が少なく、快適。
さて、2nd Roundのお店紹介。
タイ料理 プーピン
- ガパオライス
- ソムタム
- 冷製トムヤムクンラーメン
初登場のお店。千葉県市原市にお店があるそうだ。
店頭に「本格タイ料理」ののぼりが掲げてある。そこで「あれっ?」と思ったのだけど、わざわざこういうのぼりがあるということは、巷には「なんちゃってタイ料理店」というのがたくさんあるのだろうか?
中国料理が日本人好みにカスタマイズされ、大陸とは違った料理として「ジャパニーズ・中華料理」というジャンルが形成されているのはよく知っている。今更、「焼き餃子って中国ではあんまり食べないんだよ」とか、いい加減聞き飽きたレベルだ。しかし、タイ料理で「本格的」なのと「日本風」なのとでは、違いがよくわからない。
きっと、僕がイメージしている「タイ料理」の多くは、「日本人好みにマイルドにされたもの」なのだろう。でも、どの辺がマイルドなのか、それすらよくわかっていない。
トムヤムクンが弥生式土器みたいな土鍋に入れられて、固形燃料で熱せられているのは「日本風」・・・だろうか?
餃子 宇都宮餃子館
- 激辛餃子or超辛餃子(8個)
- 激辛餃子(4個)+超辛餃子(4個) トッピング:辛ネギorキムチ
- 激辛餃子(3個)・超辛餃子(3個)・手羽餃子2本
毎年、「大して辛くないね」と評される宇都宮餃子館が今年も登場。餃子の中のあんに輪切りのプリッキーヌでも仕込んでおけば、相当辛くできる筈だけど、そこまで凶悪なことはやっていない。おいしさとのバランスをとろうとする「善意」の結果、あまり辛くできないのかもしれない。
四川料理 京華樓
- 本場の四川麻婆豆腐
- 豚バラ肉の四川風煮込み
- 牛スネ・牛モツの四川風和え(麻辣ピーナッツ付)
京華樓。毎年「漢字変換できない漢字で困るなあ」と思うお店。横浜中華街の名店。
たまには麻婆豆腐以外のものも食べたいのだけど、残念ながら激辛メニューは麻婆豆腐だけだ。「豚バラ肉の四川風煮込み」なんて食べてみたいのだけど、「中辛」レベルだということなので、一度も食べたことがない。
ラーメン スパイスラーメン 点と線.
- スパイスラーメン
- スパイスパクチーラーメン
札幌にあるスープカレーのお店がラーメン屋を展開している。2018年は「スパイスカレー」という概念が一部で人気となっているが、「スパイスラーメン」という概念は聞いたことがない。楽しみだ。2018年初出店。
韓国料理 プングム
- タッカルビ
- チーズタッカルビ
- ヤンニョムチキン
- チーズヤンニョムチキン
- ホルモン炒め
- チーズホルモン炒め
1st Roundから引き続きの出店となるプングム。微妙にメニューを変えてきている。しかし、2nd Roundから提供のホルモン炒めは、まんまと「売り切れ」になっっていた。大人気だったのか、仕入れに失敗したのか、それとも仕込みでミスったのか。
イタリア料理 Trattoria BUBU
- 辛辛もつのトマト煮込み
- 激辛アラビアータソースペンネ
- 辛香草たっぷりのソーセージ
イタリア料理で辛い、というのはあまりイメージがない。もちろん、「アラビアータ」という辛い料理は存在するけれど、それ以外は何かあったっけ、という印象だ。しかし、極論すればどんな料理にでも唐辛子をかければ激辛料理になるわけで、世界どの地方の料理であっても激辛グルメ祭りに出店は可能だ。
ベトナム料理 BANH XEO SAIGON
- 激辛ドラゴンフォー
- 激辛イカ焼き
- 激辛ベトナム風おでん
先週から引き続きの出店。ここもメニューを変えてきていて、店名にもなっている看板商品「バインセオ」は今回は提供していない。
ベトナムもあまり辛い料理のイメージがない国だけど、ちゃっかり全メニューに「激辛」という名前がつけられている。
他にも激辛を愛する国というのは存在するのだけど、激辛グルメ祭り実行委員会はまだそのお店を誘致できていない。たとえば、ブータン料理はかなりヤバいという話を聞くし、中国でも湖南料理は四川とは違った辛い料理だ。
しかしどちらとも、そもそも日本で食べられるお店が少なく、こういうイベントには出てもらいづらいのだろう。
カレー 横浜ボンベイ 高田馬場店
- ボンベイカレー
- カシミールカレー
- カシミールアグニ
初出店。サラサラのカレーを特徴とするお店。
辛さ調節はある程度できるのだけど、ボンベイカレーは「辛口」と「極辛」、カシミールカレーは「極辛」と「超極辛」、カシミールアグニは「痛辛」しかない。辛いものが苦手な人は、逃げ道がないのでこのお店は敬遠せざるをえない。
僕らみたいな辛い物好きからすると、「いいぞ!容赦ない辛さ追求の姿勢にシビれるゥ!」と喝采を送りたくなる。
中国料理 陳家私菜
- 頂点麻婆豆腐
- 皇帝口水鶏(本場四川やみつきよだれ鶏)
- 天獄口水鶏
- 冷やし麻辣担々麺
先週から引き続きの出店。「蒙古タンメン中本」が激辛グルメ祭りからいなくなったので、このお店がもっとも出店回数が多いお店になったと思う。
メニューは1st Roundと変更なし。
さあ、これで2nd Round9店舗全てだ。さっそく5人がかりで、料理を買いそろえよう。
(つづく)
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