【08軒目】CurryHouseチリチリ(東京都渋谷区東) 2013年10月18日

激辛カレー十番勝負、今回は「CurryHouseチリチリ」。
平日昼間しか営業していない上に、最寄り駅から結構歩かないといけないという立地条件。これは有給休暇を取るしか食べる機会はない、と諦めていたのだが、「忌引き」という形でまさかこのお店を訪問する機会を得るとは。帰省荷物を抱きかかえながらの、訪問。

チキンマサラ超激辛、970円。
チキンマサラ900円+超激辛70円の組み合わせ。

もともと、ノーマルの辛さは「○○カレー」という名前がついていて、辛口のものは「○○マサラ」という名前になってメニューに載っている。でも、それに飽き足らない人は、「激辛」「超激辛」「ハバネロ」の三段階で辛さを増強することができる(有料)。
「激辛カレー十番勝負」においては、今までずっと一番辛いカレーを選んできたのだが、今回は「超激辛」でやめておいた。ハバネロの辛さと風味は、僕は好きではないからだ。
量はさほど多くない。さっと食べられる。いろいろなスパイスが絡まった味なのだが、スパイス慣れしていないのでうまく形容はできない。とりあえず、「おいしいです。」とアホみたいなコメントだけはしておこう。
【09軒目】インド式チャオカリー 新宿野村ビル店(東京都新宿区西新宿) 2013年10月28日
激辛カレー十番勝負もそろそろ大詰め。

インド式チャオカリー。新宿野村地下2階。

期間限定の「きのこベーコンcurry」、辛さ50。

このお店は辛さを100段階まで設定可能。
最近、本気で辛いものについては麻婆豆腐であれカレーであれあまりおいしく感じなくなってきた僕なので、「中間地点」の50番の辛さを選択。

そしたら辛いのなんの。
痛い。口の中が痛くてたまらない。
ここ最近、さまざまな激辛料理を食べたが、その中で一番。
鼻水がとまらない、汗が出る、そして痛さをごまかすための大量の水。
ご飯はノーマルの300グラム。これだったら大盛りにして、ご飯で辛さを中和させたほうがいい。いや、それ以前に辛さを控えとけ。完全に油断していた。
「自分は辛いものは無敵」
と過信していたが、それは間違っていた。
ちなみにこのお店、辛さを増すたびに料金がリニアに上がっていく。
辛さ50にしたため、お会計は1,540円。財布にも激辛だった。

このあと、悲鳴を上げた舌に「お疲れさま会」を開くため、AfternoonTeaで「ごぼうショコラ」を飲んだ。癒やされた。
【10軒目】マジックスパイス 下北沢店(東京都世田谷区北沢) 2013年11月02日

「激辛カレー十番勝負」の最終戦。
やっぱり山手線の圏外になるとなかなか訪問難しく、最後になってしまったカレーの名店。レトルトで食べたことはあるけど、訪れるのは初めて。

ベジビーン+虚空。
このお店は、辛さの調整をする際に
「覚醒」→「瞑想」→「悶絶」→「涅槃」→「極楽」→「天空」→「虚空」
という段階がある。一応、虚空が公式としては一番辛いことになっているが、さらに上の「アクエリアス」というのもある(なぜかこれだけ英語)。
行列ができる店で、お昼のピークを外したにもかかわらず店頭で待つ事になった。
カップル率高し。

ベジビーンは野菜と豆がどっさり入ったスープカレー。
これはうれしい。
食べ応えがある。辛さは、僕にとっては丁度良いくらい。汗が心地よく湧いて出てくる。とめどなく出てくるけど、不快じゃない。心地よい汗だ。
さすがに美味い。並んででも食べたい理由がよくわかる。スープカレーって内心見下していたんだが、これは納得、ぜひリピーターになりたいと思った。
・・・というわけで、激辛カレー十番勝負はこれにて終わり。結論としては、「辛いのって、やっぱきっついわ。激辛は相変わらず好きだけどさぁ、ストイックに辛さばっかり追求するこたぁないよな」という至極当たり前のことだった。でも、それが分かっただけでも大収穫。やっぱり、短期間に食べ歩いたからこそ、気づく事がある。
これにて食べ歩き企画は終了だけど、引き続き別のジャンルでもやってみたいものだ。
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