09軒目：シャマイム＠江古田
江古田にもイスラエル料理店があるので、行ってみた。商店街の中、パチンコ換金所の上。あ、いけない、先日国会答弁で、警察庁の人が「パチンコが換金されるということは承知していない」って言ってたっけ。警察のトップでさえ知らない事を、なんで僕が知ってるんだ。・・・っていうかおかしいだろあの国会答弁。
ベジセット、というのが4種類このお店には用意されている。「ファラフェルセット」「シャクシューカセット」「フムスセット」「スープセット」。この前の「ピンクカミラ」のように、さて何を頼んでよいのやら・・・と途方に暮れなくて済むので大変にありがたい。この「セット」を頼んでおけば、一応はそれで完結できそうだ。
ファラフェルセットには｢レギュラーサイズ ￥1.575」と「スモールサイズ ￥1,260」の二通りがある。小さい方を選ぶ、という考えがそもそも僕には欠落しているので、何一つ迷うことなく「レギュラーサイズ」を選んだ。
で、出てきたのがこちら。えっ、これがレギュラーサイズ？ラージサイズ、じゃなくて？
なにしろご本尊のファラフェル自体がでけぇことでけぇこと。しかも、数が多い。6個だ。これ、てっきりお一人様用の定食的な存在なのかと思ったけど、3名とかでシェアしても十分だぞおい。ファラフェル10軒食べ歩きの中では最大規模のデカさだ。中華の肉団子でも時々びっくりするくらいデカいやつをお目にかかるが、あれってうまいよな。噛みしめた時の肉感。それと一緒で、このファラフェルも噛んだら豆感が半端なく、おおう、と思わず声を上げてしまった。
スパイシーサラダ4種類がついていて、これらをお好みでピタパンに挟み、ファラフェルも加えてがぶりとかみつくとよろし。青唐辛子のペーストと白ごまペーストが添えられているので、味付けはこのあたりでご自由に。
うん、これは満足度高い料理であった。最初、値段を見て「高いなー」と思ったのは事実だが、ファラフェルという異国の料理自体が値段が高止まりしていることだし、これだけのボリュームある料理を見せつけられたら納得するしかない。機会があったらまた訪れたい！と強く思ったお店。
(2013.12.11)
10軒目：Kuumba du Falafel＠神泉
ファラフェル食べ歩き最後の10店舗目は、京王井の頭線神泉から歩いてしばらくのところにある、「Kuumba du Falafel」というお店。何度か訪れていたのだが、タイミングが悪く閉店後だったり不運が続いていたが今回やっと。
ランチメニューは、「ファラフェルサンド ハーフ＆レンテスープ」が1,000円。レンテスープが最後の一杯だったらしく、僕が注文したところで打ち止めになっていた。かわいそうなのは隣に座っていた人で、僕がたまたま先に店員さんを呼び止めたために、注文しそびれていた。
ファラフェルサンドハーフと、レンテスープ。
いや、ちょっと待て！ファラフェルサンド、とはいうけど、サンドであることすら確認できない。葉っぱだらけだ。まるでフラワーアレンジメントを見ているかのようだ。なんだこれ。盛りすぎだろ。
アップにしてみても、やっぱりファラフェルの片鱗すら見えないし、ピタパンも見えない。よくもまあここまで盛ったもんだ。野菜だらけだ。
こいつを上からかぶりついても、葉っぱをかじっているだけだ。ベジタリアンフードを食べにきたとはいえ、別に僕は草食人種でもなんでもない。葉っぱだけはイヤだ。というわけで、苦労してファラフェルサンドを横向きにして、横からかじりついた。
ああ、食べ進めてみると確かにファラフェルさんご在宅。草葉の陰からこんにちはしてらっしゃる。いとおしい気持ちで食べた。
というわけで、特にオチがあるわけではないが、10軒ファラフェルを食べ歩いてみて「なるほどなー」と感心しっぱなしだった。もっと評価されてもいい食べ物だし、これから知名度は上がっていくだろう。気軽に食べることができるようになる時代の到来が待ち遠しい。
(2013.12.14)
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