05軒目:レストラン七條
レストラン七條。ここはそこそこ列ができていた。
レストラン、と名乗るところを見ての通り、ここは洋食屋。カレー専門店ではない。専門店でなくても、カレーが旨けりゃこの大会に出場できるというわけだ。なんなら、駅の立ち食い蕎麦屋のカレーだって不可能ではない、ということだ。まあ、事実上は不可能だけど。
さすが洋食屋のカレーだけあって、エビフライカレーが提供されていた。揚げ物が美味しいことは洋食屋にとってとても重要なこと。さすがにインドカレーやタイカレーといったお店でエビフライは出ないだろうから、ここで差別化を図ろうということだ。
で、エビフライカレー700円。今年のカレーグランプリは1杯700円、というのが相場価格らしい。
エビフライはしっぽまで衣がついているタイプ。
さてここまでで5店舗のカレー5種類を集めてきた。いったんここでお食事タイム、とした。
うわあ壮観。今回は全部で15店舗だから、この3倍を食べることになる。まだまだ先は長い。
早速食べ比べてみたのだが、「利き酒」のようにそれぞれの微妙な個性の差を味わう、なんて次元ではない。カレーという名のもと、本当にどれも千差万別だ。具も違うし味も全然違う。面白いものだ、カレーって。
お店でカレーを買うと、1皿につき1枚の投票券が渡される。これを最終的にもっとも多く集めた店舗が、優勝ということになる。
「B-1グランプリ」は食べた箸を投票券がわりにして、重さを測定することで優劣を決める仕組みになっている。いちいち券を数えるのは大変だし、数え間違いが起きるのを嫌ってのことだろう。それに倣って、神田カレーグランプリもスプーンの重さで決めればいいのに・・・と思ったがちょっと待って欲しい。ナンを提供するお店もあるのだよ。そのお店には、スプーンが付かない場合がある。
というわけで、投票券というのが一番現実的、というわけだ。
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