神田カレーグランプリ2013

あまり広くはない会場なのに、場所の使い方がうまいのかなんなのか、客があふれて殺気立つことがない。しかもちゃんとステージまであって、ステージ上では東京カリ～番長によるカレー講座なんかが開かれていた。

カレーというイベントなので、ご飯目的の人はぱくぱく食べておなかいっぱいになってサヨウナラしちゃうのだろうか。お酒を飲んで長居しているような人はおらず、集客の割にはスムーズな運営が行われていたと思う。

カレー屋台だけでなく、こんなブースもあった。メキシカンポークを普及拡大したい闇組織がいて、そこがシンパを増やすために肉団子を無料配布中。

「メキシコの豚肉ですか！？」

思わず驚いてしまう。最近、ブラジル産の鶏肉が国内でもよく流通しており、地球の裏側からわざわざ輸入とは・・・と呆れてしまうのだが、豚肉をメキシコから仕入れる時代になったか。サルサソースでも食べて育つのだろうか。

スタッフの方に話を聞いてみると、メキシコの豚肉は安心安全で、メキシコの中でも一部の州のものだけが日本向けに輸出されているのだという。安かろう悪かろうというものではない、という。へえー。ちなみに、略称は「メキポ」と言うらしい。これまた、へえー。

肉団子を食べてみたけど、特に日本の豚肉と比べて見劣りする印象はなかった。というか、甘辛いたれにくぐらせているので、素材の味は正直よくわかんない。

福神漬け屋台なんてのもあった。こちらは、福神漬け盛りつけ無料を謳っている。なんだ？炊き出しみたいだな。

疑わしい目でその屋台に行ってみたら、本当に福神漬けが大皿に盛りつけられていて、好きなだけ盛って行って良いようになっていた。びっくりだ。ここで試食してもらって、気に入れば是非スーパーでお買い求めください、ということらしい。屋台では売っていない。

老いてある福神漬けは3種類。食べ比べして、どれが一番美味しいかという人気投票もやっていた。へえー。