ビアマウントの楽しみ方、という手書きの看板がお出迎え。
「飲め。そして食え。」
えっ、そんなに事は簡単じゃないの?
まずは、口を湿らせるためにビールをいただきます。その後、当店自慢の銘酒を、是非冷やでお召し上がりください。ほどよくお酒が体を温めたところで、焼酎などはいかがでしょう?
・・・いや、そんなことは書いていない。
お皿やらジョッキの交換のしかたについての解説だった。
ビアマウント。
前回訪れたときは雨だったので、すぐに展望台の中に入ってしまい一歩も外に出なかった。なので、こういう外観だったかどうかよく覚えていない。
テントがみっちりと張り巡らしてある。雨の日でも営業をやめるわけにはいかんのだ!季節限定営業だからな!という覚悟が見て取れる。
なので、景色・・・という点ではこの界隈は決して素晴らしくはない。座席から見渡しても、テント&机&椅子&人、っていう眺めだ。
この界隈のことをビアマウントでは「ガーデン」と呼ぶ。ビアマウント内にはエリアがいくつかあるからだ。
皿交換所。ここで、先ほど入口で買い求めたチケットを提示すると、お皿を渡してくれる。
お皿を受け取ったら、チケットの「お皿券」と書かれたところにパンチ穴を開けられた。
なぜわざわざこんなことをやるのだろう?ここにいる人全員、料金所がある入口から入っているだろうに。
でも、こうでもしないと無銭飲食をされかねないから、わざわざこのルールにしているのだろう。何しろ周囲は山だ。入口とは別の、山奥からソロリソロリと忍び込むけしからん輩がきっといたに違いない。
飲み物も同様、チケットに穴を開けてもらって、それでジョッキと引き換えになる。
このため、ジョッキは一人一杯しか与えられない。飲み終わったら、新しいものと交換になる。このため、がぶ飲みする人にとっては、頻繁に座席とドリンクバーとの間を行き来しなければならない。
まゆみさんが笑って言う。
「あたしら二人の時って、いつもお互いが立ったり座ったりしてるのよ」
確かに、バイキングって、こういうのが難しい。
鍋まつり開催中、という屋台を発見。ガスコンロと、小さなステンレス鍋が並べられている。聞くと、塩ダレの鍋とキムチ鍋の二種類から選べるらしい。「鍋まつり」と呼ぶには地味だけど、今日は結構寒い。鍋があるとありがたいので、祭りってことにしよう。わっしょい!わっしょい!
野菜を食べるコーナーには、サラダバーがあった。
ビアガーデンでサラダバーというのは珍しい構図。でも、珍しいだけあって、あんまり人気はないようだ。人が誰もいない。
一方、みんなだいすき揚げ物やら焼き鳥のところには人だかりができていた。
ちなみにこの一番突き当りには、石窯が設置されている。石窯ピザが食べられる、というわけだ。ビアガーデンにしては贅沢な演出だ。この石窯ピザが焼きあがるのをひたすら待つお客さんが結構いた。おーい、早くしないと2時間の制限時間が過ぎちゃうよ。
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