カメラをぶら下げ美味しい横浜【横浜市中央卸売市場から中華街へ】(その2)

市場内部

市場の中に入る。

「おおおおー」と思わず声が出てしまう、非日常空間。奥行きが相当あるし、通路の幅も結構広い。

・・・いや、通路の幅は広いっちゃあ広いのだけど、台車とかトロ箱とかバケツが並ぶと、あっという間に狭くなってしまっている。東京都の豊洲新市場が狭いだの導線が悪いだの、さんざん問題になったけど、なるほどこれを見れば納得だ。場所があったらあった分だけ、置きたいものがお店にはある。

この現状のまま、サバゲーをやったら相当エキサイティングだろうな。物陰から狙撃されるかもしれないスリリングさ、たまらんぜ。マグロの頭かと思ったらスナイパーで、マグロの口から撃たれるとか。

もう、服やら銃やら、すべてが生臭くなるけれど。

ふるまい

はまぐり汁のお接待がある、ということなので行ってみた。数量に限りがあるそうなので、本当に早いものがちで。我々は9時半到着でオープン30分しか経っていなかったけど、もう終わりそうな勢いだった。

はまぐり汁

はまぐり一つと、手まり麸数個というシンプルなすまし汁。朝からまだ何も食べていなかったので、胃に染みた。

市場食堂はもう閉店してしまったけど、この横浜市場には他にも飲食店がある。そこで何かお昼ご飯が食べられるといいね、と思っている。だからふたりとも朝飯は抜きだ。ああ、はまぐりのコハク酸がしみるなあ。

まぐろ

おマグロ様が鎮座してらっしゃる。

無防備だ。

ごくり・・・これを盗むと、一体どれくらいの価値が・・・

でも、こんなのを盗む気にはならない。転売なんて無理だし、だいたいどうやって運ぶんだ。そんなわけで、市場開きの最中であっても、かくも無防備なのだった。海のダイヤとも言えるマグロなのに。

まぐろ

それにしても美しい断面だなあ、マグロ。

僕はあんまりマグロに執着しておらず、大トロだろうが上質な赤身だろうが、あんまり興味はない。それよりも新鮮な青魚をネギと生姜を添えて、ひょいっと食べるのが好きだ。ちょっとこってりしたものが食べたくなったら、エンガワが大変に塩梅よろしい。あとはサワラとワラサだな。

そんなわけで、なんでマグロがここまで人気があるのか、僕は理解ができていない。とはいえ、今回市場をバーンと見渡してみて、やっぱりマグロが大手を振ってあちこちで売られているので、魚の王様の貫禄は十分だった。やっぱり大人気らしい。

人だかり

かながわの魚つかみ取りをやっている最中のみなさま。300円なら安い。

水槽

中を覗いてみたけど、水が波打っていてなんの魚が沈んでいるのかはよく見えなかった。300円と大変にお手ごろなので、アジとイワシが中心だろうか?

市場内を歩く

卸売エリアは広い。早朝はここでせりが行われているのだろうか。

いけす

いけす。

いけす

なんのいけすかと思ったら、黄色いかごの中に巨大なヒラメさんが沈んでいて、上目遣いで「なんだお前」という顔をしていた。すまん。食べる気はないんだ、信じてくれ。さっき「エンガワが好きです」って言っちゃったけどさぁ。

(つづく)

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