今回、自分を含めて3名でこの地を訪れたので、3名で手分けをして買い出しに出る。ジャンルごとで担当者を割り振り、そのジャンルの中で何を買ってくるかはその人におまかせ、ということにした。
そうでもしないと、気がついたらテーブルの上が肉ばっかりになった、とか同じ料理を買ってきてしまった、ということになりかねない。ひたすら揚げ物、なんていうのはキツいので、バランスよくあれこれ食べたい。
リーフレットを見ると、お店の紹介で料理写真が掲載されている。それを目当てにお店に行ってみると、写真の料理以外もいろいろ取り扱いがあることがわかる。
お店のチョイスでまず悩み、その後お店の中のメニューでさらに悩む。贅沢な悩みだけれど、これは難しい。有限の胃袋とお財布とガッツをどう折り合いつけるか。
あと、3人でシェアするということになると、食べやすい料理を意識することになる。焼きそばのような料理だと、取皿が欲しい。なので、「手でつまめる系の料理」をえらびたくなるのが人情というものだ。
そうなると、揚げ物というのは重要な選択肢となる。
そんなわけで、もちもちポテトを購入。
これが食べたかったというわけではないのだけれど、みんなで話をしながらちょいちょいつまむには丁度いい料理だ。あと、これはシェア向けではなかったけれど、「もとだれチーズチキン」という料理を。
世界のビールを扱っているお店。
瓶ビールで、これだけ並べているのだから大変だ。「とりあえずビール。」なんて言ってられない。どれを選ぼうか、お酒を飲む人は目移りしてしょうがないだろう。
これは連れが購入したビール。
タイトルが全く書かれていない、不思議なビールだ。鳥かごの柵が歪んで、鳥が逃げ出したと思われる絵が1枚。それだけ。
これだけ見ても、ビールかどうかわからない。海外のお酒だけれど、これは日本で堂々と売るのは難しいだろうな。「子供がうっかり飲んだらどうするんだ!」って意見が出て。
瓶の裏側にもラベルが貼ってあって、これが「OMNIPOLLO オムニポロ」というブランドのビールだということがわかった。聞いたことがない。どうも、スウェーデンのブルワリーらしい。
れっきとしたビールで、4.3%の度数。へえー、こんなビールがあったのか。
他にも、最近の流行りってことでクラフトビールを扱うお店がちらほら。東京クラフトビールというお店では、「地ビール飲み比べセット!!」を売っていた。「立川レモンエール」なんて名前で、もうビールなんだかレモネードなんだか、一瞬わからなくなる。
チーズエリアで、ひときわ行列ができているお店があった。
「北海道中標津しいたけ『想いの茸』」というお店だ。さすが、前日人気ランキング2位のお店だけある。
おや、よく見ると軒先の店名表記の横に、「2位」のラベルが貼ってある。人気ランキングの結果が、店頭ですぐにわかるようになっているのか。かなりユーザーフレンドリーな作りになっていて、ここの主催者の気の回りようにちょっと驚く。
行列ができるお店に並ぶのはやめて、その近くにあったお店でチーズ3種盛りを買った。これで700円。
こういう料理を野外イベントで買える、というのが楽しい。つい、屋台料理というとガッツリくる炭水化物や揚げ物、甘いものに手を出してしまうけれど、「ワインでも飲みながらまったりしてください系おつまみ」が売られているというのが、なんだかいいよね。
(つづく)
コメント