自宅で珈琲焙煎(ガスコンロ+電動メカ編)

電気焙煎機を中心に探していたけど、結局これといった解が見つからなかった。

安いものだと、こういうのがある。

まるでホットプレートのようだ。焙煎ムラができそうな気がするけれど、大丈夫なのだろうか?

でもそれ以前に、口コミを見ると「韓国製なので、110Vを100Vに変換する必要がある」とか、いろいろ面倒くさそうなことが書いてある。この手のものを探すと、本当に日本製が少ない。

あれこれ悩んだけど、電気焙煎は諦めた。GeneCafeで電気ヒーターのパワーに物足りなさを感じていたところだし、ガスの炎で焙煎をしよう。銀杏煎りの頃に逆戻りだ。

中華料理でも、お好み焼きでも、プロの調理現場ではガスの炎というのは好まれる。火力が強いのと、火力調整が瞬時にできるのがいい。コーヒーだって、きっとそうだ!

もう電気焙煎を諦めたので、なんとかガス焙煎がいいという理解に必死だ。

ガス焙煎は、火力調整とかチャフ(豆の薄皮)が飛び散ることとか、面倒なことは結構ある。でも、「火力が足りねぇなぁ」というストレスは解消されそうだ。あと、そもそも熱源はご自宅のガスコンロということになるので、焙煎機のお値段が安くなる。

KALDIというメーカーの焙煎機を買おうと真剣に検討してみた。

よっぽどポチる寸前までいったけど、これもまた人によって評価がわかれるし、Amazonの口コミだけでなくあれこれ調べれば調べるだけ、わけがわからなくなってしまった。焙煎ムラがあるだの、いやいや殆どないだの、言ってることが真逆なコメントが併存していたりするし。

でも、こういうのが家にあると「いかにも焙煎やってるぜ!」感はある。GeneCafeとは違う、マニア感ある佇まいだ。邪魔で、置き場に困るけれど。

なお、紛らわしいけど、この「KALDI」というメーカーは、ショッピングモールなどでよく見かけるコーヒーその他輸入食料品を扱う「カルディ・コーヒーファーム」とは全く関係のないメーカーだ。「あのカルディなら馴染みがあるブランドだし」という誤解で買ったらダメだ。

結局、ヘトヘトになるまで悩んだ結果、買ったのがこちら。

KAKACOOというメーカーのコーヒーロースター。

この手のガス焙煎機はパンチ穴が空いたステンレスのドラムがぐるぐる回ることで、中に入っている珈琲豆を焙煎するという作りが多い。しかしこの製品は、大きな石英ガラスのドラム製で、特徴的だ。

要するに、このガラスドラムがガスコンロの上に乗っかり、モーターでぐるぐると回転する、というだけのものだ。「回転スピードが早くなる『ビーストモード』がついている、とか自爆装置がついている」、というおもしろ機能は一切ない。電源のオンオフだけだ。

それにしては高い気もするけれど、これだけの大きなガラスの筒、しかも耐熱仕様になっているのだから納得するしかない。

パンチ穴が開いていないので、ガス火の熱風が豆を炙る、ということはない。ガス火で熱せられた石英ガラスの輻射熱で中の豆が温められる。なんだか弱腰な焙煎に感じるけれど、むしろそのおかげで焙煎ムラは起きにくいようだ。

巨大なダンボール

発注してしばらくして、Amazonから荷物が届いた。

さんざん機種選びには時間がかかったけど、頼んでしまえばあっけないものだ。

それにしても、ごつい箱がやってきたぞ。配送のおにいさんありがとう。

ロースターの箱。でかい。

その構造上、ネジでパーツを組み立てて出来上がり、というわけにはいかない。なにせガスコンロにかけて加熱するものだから。なので、既に出来上がったものが、どさっと段ボールに入っている状態。

そしてもう一箱。これも、どさくさに紛れて買っちゃった。やばい。カアチャンに叱られる。

でも、GeneCafeを使っていたときにずっと不満に思っていたことを解消してくれるかもしれないツールだ。

箱には、今どき珍しい、清々しいまでの「MADE IN CHINA」の文字。いや、そんなにPRされても。

中に入っていたのは、これ。なんだこれ?と思うでしょ。少なくとも焙煎機ではない。

でも、焙煎機とセットで使うものだ。

コーヒークーラー、という名前がついている。メーカーはロースターと同じ、KAKACOO。

「どさくさに紛れて買った」にしてはちょっと目立つお値段だけど、許して。こういうタイミングでないと、買うことができないので。パートナーのいしには、「KALDIのロースターは良さそうだ。でも、安いロースター(今回買ったKAKACOOのガラスロースター)にするので、コーヒークーラーも併せ買いさせてほしい」とお願いして、了解を貰っている。

コーヒークーラー

コーヒークーラーとは、焙煎が終った珈琲豆を急速冷却するものだ。

銀杏煎りの手網で焙煎していたときはうちわをパタパタあおいで冷ましたものだ。そして、GeneCafeは焙煎終了後に自動的に空冷モードに入り、シリンダー温度が60度に下がるまで空冷される。ただし、230度くらいの温度から60度まで下がるまでには15分くらい?かかり、その間に豆に熱が余計に加わってしまう。

ちょうどいいビターな色に仕上げたつもりなのに、仕上がってみたら黒くなっていた、ということがある。さらに、ゆっくり冷やしている間に風味が抜けるという説もある。

なので、この珈琲豆を冷却する専用機の導入で、一気にクールダウンしてやろう、というわけだ。

構造は簡単。本体と、ザル。それだけ。

本体は、AC電源を刺すプラグと、ON/OFFの電源があるだけ。

コーヒークーラーを裏から見たところ。これがこの機械の心臓部、というか、正体だ。

そこにあるのは、単なるファン。デスクトップPCの後ろ側についているようなやつだ。

これが電源ONとともにファーンと回転し、網の上から下に向けて風を強制的に送る。そうやって焙煎直後の熱い珈琲豆が空冷される、という仕組みだ。

本体脇にいくつもの穴が開いているのは、上から吸った熱風が排出されるためだ。

電源はAC。中国製だけど、ちゃんと100V対応していた。良かった、電圧が違うせいで、急にこのクーラーがドローンのように空を飛んだりしないで済みそうだ。

(つづく)

1 2 3 4 5

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください