ひさびさのラーメン二郎

小岩二郎

最近、職場で真向かいに座っている人が「ラーメン二郎」に興味津々。まだ行ったことはないそうだけど、あれこれ知りたがる。

そんなわけで、僕が知っている話をいろいろ教えているのだけど、改めて僕は本当に二郎各店舗に詳しかったんだな、と驚き呆れる。 二郎全体的な歴史やルールといった話からはじまって、各店舗のローカルルールや特徴、店主のクセ、味の違いなど。

「ラーメン二郎遍路」をこのサイトで連載したことがあるから、だけで済む話ではない。「二郎」というサブカルを愛していたんだろう。

そんな僕からあれこれ話を聞いている職場の人は、今じゃ「カネシ醤油」とか「エフゼット」とかマニアックな単語を口走るようになっている。

しかし、最近はすっかり二郎には行っていない。 二郎は中毒性がある食べ物ではあるが、いったん足が遠のいてしまうと、再び戻るには重たい食べ物だ。 にんにくの臭いの問題もあるし、なかなか日常生活の1ピースとして組み込むのが難しい。

そもそも、僕の場合は「今日はお酒抜きの日!ビール飲んじゃわないように、二郎食べて胃袋をふさいでしまおう」という食べられ方もしてきた。 二郎で満ち足りれば、ビールを飲む余裕なんてなくなるからだ。

しかし、お酒を飲まなくなった今、積極的に二郎を食べる理由がなくなっていた。

でもそれじゃいかんよね、と思う。 あれだけ愛した二郎を、過去においてきてしまうのって、駄目だと思う。 最近じゃ、昔あれだけ愛していたプロレスに対しても、全く同じ事を感じているけど。

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そんなわけで、1年ぶりくらいのラーメン二郎。 「もう歳だし、久しぶりだから少なめに。」 なんて言いたくない。久しぶりだからこそ、遠慮せずに。

大豚

大豚、ヤサイニンニク。

案外すんなり食べることができた。これくらいの量なら、全く問題はない。

しかし、やはりにんにくの臭いは気になって気になって、この後の日常生活に大いに支障が出た。

あら懐かしやの二郎であったが、中毒性がぶり返すということはなかった。 「うまいんだけど、行列を作ってまで食べようとは思わないな・・・」 という感想を抱いてしまった。 それがなんだか寂しい。

プロレスにしろ、二郎にしろ、最近は夢中になるものが殆どなくなってしまった。どれもこれも、スマートに冷静にこなす。

(2014.04.18)