旧古河庭園

旧古河庭園

西ヶ原にある、豪邸。古河財閥当主の家として使われていた家を、現在は東京都が公園として一般公開している。

旧古河庭園

池之端にある旧岩崎邸にしてもそうだけど、明治時代の大金持ちの家というのはすごすぎて夜うなされるくらいに、広くて豪華だ。努力の賜物ともいえるけど、悪く言えば(当時の)搾取の賜物でもある。

旧古河庭園

三菱グループは今でも品川の近く、高輪台にアホみたいにデカい旧岩崎家別宅を所持し、重要顧客の接待に使われているという。緑に囲まれ、中が伺い知れないようになっている一等地の超巨大な敷地なので、「皇族のお住まい?」と思ってしまうが、実はそんな場所。

旧古河庭園

この日は結婚披露宴が予定されている、ということでコンドル設計の洋館の中には入れず。そのかわり、バラがちょうど見頃ということで、バラを見て回る。

池あり、茶室あり、バラ園あり。とにかく広い。こういう昔の人の豪邸を見るのは、本当に唸らされる。江戸時代の豪商のお宅とはスケール感が全然違い、一体どこでこうなったのか、と考えさせられる。

(2018.10.20)

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