林忠正―ジャポニスムを支えたパリの美術商@国立西洋美術館

また、林忠正は日本美術とフランス画家の作品を物々交換することでコレクションを拡大させており、いずれは日本に本格的な西洋美術館を建てようと考えていた。結局それは彼の死によって散逸してしまい、実現はしなかった。

国立西洋美術館の元となった「松方コレクション」、大原美術館の元となった児島虎次郎の西洋美術蒐集よりも先に、このような構想の人がいたことに驚く。

(2019.03.05)

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