手術後 1日目 2015年5月28日
朝8時前。眼瞼下垂手術翌日の朝。
この日は午前中に消毒のため通院しないといけない。
心配されていた眼帯は剥がれることなく、自分で剥いでしまうこともなく、おとなしく顔に固定されていた。まずは一安心。寝苦しいということもなかった。
洗面台の鏡を見てみる。あ、昨日と様子が変わって居るぞ。何か二重まぶたのようなものが見える。いや、まさかそんなはずはない。
まぶたが腫れ、膨らんでいる。そのせいで昨晩までは隠れていた縫い目が表に出てきて、遠目だと「二重?それにしてはまぶたがはれぼったいけど?」という見栄えになっていたのだった。
まぶたは、ぷっくりと膨らんで若干皮膚の表面がテカっているくらいだ。盛大だな。
顔を下から撮影してみると、傷口がよく見えた。
おおう、こういう手術が行われたのか!本当に目をざっくりと切り開いたことがわかる。そして、まぶたが腫れ上がっているサマもよくわかる。まあ、腫れているのは通過儀礼だから慌てる必要はない。
この日一日はゆっくり過ごすため、会社をお休みしている。職場の同僚たちに「わっ!なんだその目は!」と驚かれる心配はない。
ちなみに、先生が「手術記録書」に書き込んだ絵がこれ。
文字はよく読み取れないが、どうやら目から4mm上のところを切開し、6mm分切り取ったようだ。
病院で消毒したら、右目のガーゼが取り外された。これにて両目ともにノーガードで町を歩くことができる。夜の金眼帯は両目とも、ということになる。
病院から戻ってきた状態がこれ。術後22時間といったところ。
既にぱっと見た目、これが手術したとは思えない状態になっている。この写真をもって「さてこの人はどこを手術したばかりでしょうか?」と町ゆく人にクイズをしたら、きっと眼瞼には気づかず、「胃がん?」「いぼ痔?」などと全然違う答えが返ってきそうだ。
左目アップ。
まぶたが腫れてはいるものの、さほど縫い目が露出していない。
右目アップ。
こちらは朝見たとおり。晴れて、傷口が前面に出てきている。まあ、まずは時間の経過を待つしかあるまい。
左目を下からみたところ。
すでに傷口はふさがってきているようだ。
右目を下から見たところ。
こっちはまだまだ予断を許さない。うっかり爪を糸に引っかけてしまい、糸がちぎれてそこからまぶたの腫れ成分がドバー、みたいな地獄絵図を想像してしまった。
手術後 2日目 2015年5月29日
朝は慌ただしかったので、写真はなし。夜、会社から帰宅してからの写真。
ぱっと見た目、ほぼ問題ない状態。
職場で、「あれ?顔がちょっと変わったね?」と指摘されたことは全くなかったし、ましてや目について何か言われるようなこともなかった。打ち合わせや昼休みの食事で、同僚とは一緒に時間を過ごしていたのだけど。
ただ、そうはいってもやはり腫れはまだ残っている。あと、目の輪郭が若干ぎこちない。まぶたが腫れているやら、糸で縫っているやらなので当然だ。
左目。随分縫い目がおとなしくなってきた。これまで糸がフランケンシュタインのようにくっきりしていたのに、目立たなくなってきたようだ。
右目。こちらはまだ傷口と糸の部分が紫色となっていて、しばらく時間がかかりそうだ。
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