家の玄関を改造しよう!オートライト&オートロックでQOL爆上げの巻

前回、家の玄関をオートライトにしたわけだが、まだ気になっていることがあった。それは、「手の除菌をどうするか」ということだ。

前の家は、玄関からほど近いところに洗面所があり、靴を脱いでそのまま手を洗いにいくことができた。しかし今度の家だと、洗面所にたどり着くまで扉を2つ開けないといけない。手を洗うまでに、あちこちベタベタ触ってしまいそうだ。

昔の家では、レッドゾーンとグリーンゾーンを明確に分けてきた。LDKに足を踏み入れるときには清浄な状態でないといけない、というルールにしていた。潔癖、とかコロナを恐れて、というよりも、そうやってゾーニングしやすい間取りだったから取り入れたにすぎないけれど。

しかし今度の家はそうなっていない。LDK経由でないと洗面所にたどり着けないからだ。これはなんだか気持ちが悪い。

どうにか、玄関先で手を消毒できないものだろうか?

理想は、「手をかざすだけでセンサーで消毒液が噴霧されるやつ」を玄関に設置することだ。でも、センサー付き消毒液ボトルが安くないだけでなく、そのボトルを置く場所が玄関にはないので諦めた。

同様に、足踏み式で消毒液が出てくるボトル台の購入も考えたが、狭い玄関周辺に置く場所の目処が立たなかった。たぶん、蹴飛ばしてガチャーンとひっくり返すのがオチだ。そうでなければ、ロボット掃除機が毎日ガッツンガッツン衝突して問題を起こすか。

下駄箱の棚に消毒液を置くのが手っ取り早いのだけど、下駄箱の扉を開閉する時点で汚れた手が触れてしまう。これだと意味がない。外から帰宅して、そのまま消毒液直行!としたいのだ。

なにかないものか、と思って見つけたのがこれ。

玄関のドアなどにぺたっと貼り付ける、消毒液ボトルホルダー。

100円ショップで売っているような、風呂場で使う吸盤のホルダーだとまったく信用が持てないのだけど、どうも口コミを見る限りこれならずり落ちないようだ。ならば買ってみよう。

あの吸盤、本当にむかつくよな。どんなにギュウギュウ押し込んでも、半日もすればペコンと外れて下に落ちている。

で、家に到着次第取り付け。

この商品の面白いのが、下敷きのような透明樹脂に、ステンレスのボトルホルダーを取り付けるという構造。樹脂は接着剤を使わないけれど壁にぴったりと貼り付く。「しまった、貼る場所を間違えた」と思えば、何度でもやり直しがきく、というのが嬉しい。

ちなみに、消毒液のボトルは自分が持っているものを取り付けるので別売りだ。いろいろなサイズのボトルを装着できるように、アタッチメントとなる部品がいくつか同梱されている。

我が家で使っている消毒液はこれ。ドラッグストアでよく売られていて手に入りやすいものだ。もっと「医療従事者御用達」的なプロっぽいアルコールが欲しかったけど、2020年はアルコールの品薄が深刻で入手できなかった。そんなときでもなんとか売っていたのが、このビオレだ。

夫婦で相談して、玄関扉内側のちょうつがい側に消毒液ボトルを取り付けてみた。ドアノブ付近だと、ゴチャゴチャして扉の見栄えが悪いからだ。

試しにプッシュしてみる。びくともしない。おお、すごいすごい。

耐荷重5kgということで、消毒液のプッシュごときではズレる気配がまったくなかった。不思議だな、なんでこんなにぴったりとくっつくんだ?

これを取り付けて以降、外出から帰宅した際のゴタゴタが随分ラクになった。扉を開けたら、まずなにはともあれここで手を消毒する。買い物袋やその他荷物をぶら下げていたら若干消毒の邪魔ではあるけれど、それでも家の中のものに一切手を触れる前にアルコール消毒ができるというのは大成功だと思う。

ここでざっと手指消毒をしたのち、改めて洗面所に行って手洗いとうがいを行う。どうしても手荷物のせいでここでの消毒は完璧ではないので、我が家では手洗い必須の方針に変更はない。

こういうことをやって、コロナから我が家を守る・・・!なんて高尚な発想は僕にはない。ただ単に、「外出先から帰宅したとき、どうやって消毒する?」という課題が目の前に提示されたので、ネットサーフィンで調査する手間とお金の力でそれを解決しただけだ。ミッションをクリアしたに過ぎない。

これでまた我が家に平穏な日が取り戻された・・・のか?

(つづく)

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