「三密」を避けつつ自宅カラオケを楽しもう!「カラオケ@DAM」でおうちカラオケを楽しむためのコツと試行錯誤の日々

2020年春。新型コロナウイルスは世界中に猛威をふるい、日本もその例外ではなかった。

この記事はSNSと違って、5年後も10年後もアーカイブされて後から読めるわけだが、未来の人からすると「そんな近未来SFみたいなことが、昔の日本にあったの!?」と驚くくらい、人々はピリピリしている。

テレビでは「不要不急の外出は控えるように」と繰り返し報道され、平日は朝夕満員だった電車は空席がちらほら見えるほどまで通勤者が減り、町の飲食店、遊興施設は次々と店をたたんでいった。

問題なのは、このコロナにともなう経済停滞と行動制限が、一体いつまで続くのか誰もわからない、ということだ。政府の緊急事態宣言に従って人々は行動を自粛するようになった。しかし、政府が今言っているような、「ひとまずGW明けまで緊急事態宣言」という言葉はみんなあまり信用していない。そこで「やれやれ一安心だ」ということにはならない、ということをみんな薄々感づいているからだ。仮に緊急事態宣言が解かれたとしても、その後人の往来が復活するたびにコロナウイルスの感染は再発し、また自粛に逆戻りする可能性がある。または、再発しないように人々はものすごく疑心暗鬼になりながら今後の日々を過ごすことになる。

これまでの日々はもう戻ってこない。それを悲嘆してもはじまらないので、じゃあ新世界秩序をどうやって作っていくのか、考えていきたい。医療現場の人たちや政府・自治体の人たちは今のことで手一杯だとは思うけど、一緒になって僕まで「先のことはわからない」なんて言ってられない。前に進むことができる人から順に、前に進んでいかないと。それもまた、世のため人のためだ。

そんなわけで、現在週1回の出勤にまで減っている僕は、自宅からほど近い「馴染み」のお店でテイクアウトするということを積極的に行っている。今日はこの店、明日はあっちのお店。「食べて応援」することで、なんとか地元の経済が壊滅しないようにしたいと思ってる。もちろん、お店でゆっくり食事なんてできない。テイクアウトを受け付けているお店限定で、さっと立ち寄ってすっと帰る。そうでないと、お店にも迷惑だ。コロナのいやらしいところは、「人からうつされるかもしれない」心配だけでなく、「無自覚だけど実は自分も感染者で、人にうつすかもしれない」ということだ。自滅するならまだしも、他人に迷惑をかけるのだけは嫌だ。

こんな時期、登山なら密閉空間ではないからオッケーでしょう!なんて能天気に山にいくのも駄目だ。実際そうかもしれないけど、万が一遭難したらどうするんだ。ただでさえ「医療崩壊」が繰り返し報道されている今、自分の軽率な趣味のために医療リソースを使うのは犯罪に等しい。遭難なんて大げさでなくても、骨折するだけでもおおごとだ。今、我々一人一人ができることは、コロナに身構えるだけでなく、「ケガや病気にはならないよう、今まで以上に気をつけよう」ということだ。

かといって、ずっと家にいるのはそれなりに疲れるものだ。これまでの「週1回テレワーク」というのはむしろ仕事がはかどるし気楽だし、良いことづくめだった。しかし「週4回テレワーク」ともなると、公私がごちゃまぜになり、ハイ仕事が終わりました、といっても仕事のことが頭からなかなか離れない。最近は、仕事終わりの時間にあわせてお風呂が沸くようにセットし、仕事が終わり次第強制的にお風呂に入るようにしている。それでも、「通勤」というプロセスがなくなると、気持ちの切り替えというのは難しい。

そこで、「家でも楽しめるなにか」というのを開発していこう、と思っている。

ビリーズブートキャンプを夫婦でやってみたけど、狭い家だとなかなか2人でやるのは難しいようだ。なにせ、寝転がって腹筋とかあるので、限界がある。

将棋をやろうぜ、といしを誘ったけど、これはいしは気乗り薄のようでルールを覚えようとしてくれない。不発に終わっている。家の中で2人でなにかをやろう、というのは案外難しいものだ。

かといって、「各自自由時間!」というのを増やそうにも狭い家だ。どうしても無理がある。相手の声や行動が気になる。やっぱりここはなにか、2人でできる気分転換用娯楽を用意したいものだ。テレビや映画を見るという「受動的な娯楽」ではなく、ゲームのような能動的な娯楽。そういうのがいい。

そんな中、友人のFacebookで、「最近、カラオケのアプリを入れて遊んでいるけど、とても良い」ということを教えてもらった。月額250円で歌い放題なのだという。

ええ?嘘だろ?

家庭用カラオケ、というのはきっとあるだろうと思っていた。ないわけがない。でも、それについてこれまで調べていなかったのは、「どうせお高いんでしょう?」「専用の端末を買わないといけないんんでしょう?」と思っていたからだ。

しかし月額250円ってなんだ。激安やんけ。

いや、そんなわけがない。SpotifyとかAmazon Music Unlimitedなどの音楽定額制サービスがだいたい月額900円代でサービスを提供しているのに、いくらカラオケとはいえ月額250円なわけがない。

到底信じられないけど、250円でアプリがあるなら調べてみる価値がある。早速、調べてみた。

いろいろなカラオケアプリは存在するようだけど、カラオケボックスに一般的に導入されている「DAM(第一興商)」か「JOYSOUND」を調べるのが良いだろう。

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これを見ると、今更ながらたくさんのプラットフォームに家庭用カラオケが進出していることに驚かされる。DAM、JOYSOUNDそれぞれ対応プラットフォームは微妙に異なるけれど、

スマホ、Windows10、WEB、PS4、PSVR、PS3、PSVITA、Nintendo SWITCH、WiiU、Nintendo 3DS、Xbox、光BOX+、Amazon FireTV、JOYSOUND.TV対応テレビ。

きっと、家庭用ゲーム機を持っている人なら「何を今更」と思うのかもしれない。でも、僕のように全くゲームをやらない人にとって、「家でカラオケ!マジか!」という気分だった。時代から取り残されていた感。まあ、「知らなかったのは損だった」とは思わないけれど。

興味深いのは、デバイスによって月額課金の金額が結構異なる、ということだ。そして、歌声の採点機能の有無が異なる。どれを選んでよいのか、最初はすごく困る。

ひとまず、無料体験が7日間できるという「カラオケ@DAM for Fire TV」を試してみることにした。FireTVとは、Amazon製のデバイスで、テレビのHDMI端子に差し込むものだ。Wi-Fi経由で、AmazonPrimeVideoやNetFlix、HuLuなどの映像を見ることができる。僕はもっぱら、アメリカの経済チャンネル「Bloomberg」を見るのに使っている。

テレビの大画面でカラオケが見られるならば最高だ。しかも無料トライアル7日、課金が始まってからも「30日880円」と他と比べて安い。

・・・あれ?月額250円、っていう話は?

見つからない。探しても見つからない。なんだろう、不思議だ。気になって、フェイスブックでその情報を教えてくれた友達にコンタクトをしてみたら、「いや、本当に月額250円だぞ」と利用料金が書かれた画面のスクリーンショットを送ってくれた。あれれ。

その後あれこれ調べてみたけど、スマホ版アプリで、d払い専用サービスとして月額250円というのがあるらしい。僕は格安SIMを使っているので、d払いはできない。だから、この250円は断念した。スゲー安いのでもったいないけれど。

250円を諦めて、月額1,000円近い契約をするのは随分な贅沢だ。しかし、今後いつまで続くかわからないコロナ自粛のことを考えると、これは許容範囲だということにしよう。カラオケボックスに行くだなんて、とんでもないというのがこのご時世だから。

月額1,000円だったとしても、1回カラオケに行くよりも安い。

FireTV

で、さっそくFireTVを立ち上げる。

FireTVは単に動画を写すだけでなく、ある程度のアプリをインストールして動かすことができる。DAMもまたしかり。

検索すると、「カラオケ@DAM」が見つかったのでインストールしてみた。

FireTV版DAM

おお、すごいすごい。我が家のテレビが本当にカラオケになったぞ。

もちろん、お店のカラオケとはユーザーインターフェースも機能も違うけれど、一応カラオケはできそうだ。

FireTV版DAMの場合、サンプル曲が5曲入っている。月替りでかわるらしい。これを使って歌ってみるだけでも、楽しい。

FireTV版DAM

新しいオモチャを手に入れてすっかり浮かれてしまったんだけど、そのあと「うーん」と唸ってしまったことがある。

まず、カラオケボックスのように、「歌う画面」と「曲を検索・予約するための端末」が分かれていない。そのため、誰かが歌っている間に別の人が曲を検索し悩む、ということはできない。これはFireTV版に限らず、全てのデバイスで言えることだ。

「あれこれ検索しながら、次歌う曲を悩み続ける」人がいると、ものすごくテンポが悪いカラオケ大会になることは覚悟しておく必要がある。あらかじめ、参加者には何を歌うのか腹積もりをしておいてもらったほうがいい。

それはともかく、FireTVは文字入力が非常に難儀だった。なにしろ、カーソルを動かして、狙った文字を選択することになるのだ。歌う曲が決まっていても、どうしてもモタモタしてしまう。これは残念だ。

自宅でカラオケをするわけだから、カラオケボックスのような時間制限はない。しかし、一旦盛り上がった雰囲気が選曲の都度盛り下がる、というのは嬉しくない。これは一旦利用を断念。独り身で、カラオケ大好き!という人ならば、これでも良いとは思う。何より、安いし。しかし、家族で歌う!というときはこれはちょっとおすすめしづらい。

Windows版DAM

次にセットアップしたのが、Windows10版の「カラオケ@DAM」だった。

PC向けだと、webブラウザ版とWindows10版の2種類があるけれど、インストール不要のブラウザ版は精密採点ができないのでちょっと残念だ。とにかく、いろいろなデバイスがあって、値段も違えばサービス内容も違う。ジャンケンをやっているようなもので、「これが完璧!」というのがあるのかないのか、よくわからない。

とはいえ、カラオケをやるならもうこのWindows10版でやるしかあるまい。ゲーム機は持っていないんだし。これで駄目なら諦める。

試しに一曲、歌ってみた。

まず、検索はスムーズ。マウスでソフトウェアキーボードをクリックしてもいいけれど、テキストボックスに直接文字をタイピングすることができる。いちいちネット経由で検索をかけるので全体的に動きはもっさりだけど、曲名や歌手名を楽に入れられるのはありがたい。

そして、肝心の歌。うん、すばらしい。

家庭用だからといって、チープな音が鳴るということはない。MIDI音源ではなく、ちゃんとLIVE DAM仕様の生音を使った演奏だ。ガイドボーカルの声もくっきりはっきりしていて、ガイドボーカル有りの曲ばっかりを連続再生させると、「歌うためでなく、聴くための曲集」ができるくらいだ。ちょっと惚れ惚れした。

カラオケボックスでは当たり前になっている技術かもしれないが、自宅でそれを体験すると、新鮮な興奮となる。

マイクの設定

パソコンそのままでもカラオケを歌うことはできる。スピーカーもマイクもPCのものを使うので、クオリティはとても低いものだけど。

僕らは、よくも悪くもカラオケボックスのカラオケに慣れすぎていて、あの「防音空間での大音量」と「マイクを手に歌うスタイル」じゃないとどうも収まりが悪い。歌った気がしない。

面白いものだ、実はカラオケというのは、空間や機器によって形作られている総合体験だったというわけだ。おそらく、ヘッドセットで歌っても、満足感は少ないと思う。なぜなら、マイクを手にしていないから。

とはいっても、手元に手頃なマイクがない。いやそんな馬鹿な、ICレコーダーの録音用に買ったはずだが、と探しても見つからない。最近、すっかり「スマホでなんでも完結する世界」に浸ってしまい、昔買っていたデバイスがどこに行ったかわからなくなってしまった。なんてこった。

手元には、通勤の時に使っているワイヤレスのヘッドフォンマイクがある。スマホとBluetoothで繋いで、音楽視聴も電話応対もできるタイプのやつだ。しかしこれじゃ駄目なんだ。だって、マイクはひとまずこれで我満するとしても、音がヘッドフォンから出てきてしまう。繰り返すが、一人暮らしならそれでも良いのだけど、夫婦で一緒に歌おうとしているのに、俺様一人がヘッドフォンマイクじゃ意味がない。

「マイクと、スピーカーの分離」。これって、簡単な話だけど案外難しいぞ。そもそも、PCにはマイクとスピーカー兼用の端子が1つ、穴があるだけだ。これでどうやって音の出入りをコントロールすりゃいいんだ?

仮にマイクを繋いだとしよう。うん、きっと声はうまく取り込まれると思う。でも、その出力がPCの安っぽいスピーカーだと、楽しさ半減だよね。どうにかしたいよね。さあてどうしたものかな。いろいろ調べて考えてみなければ。

ひとまず、PCのマイクで歌ってみることにする。どこにマイクの穴があるのか全然わかっていないのだけど、PC方面に向かって歌うと、エコーがかかった声がスピーカーから聞こえてくる。ひとまず音は拾えているようだ。全然物足りないけれど。

ちなみに、マイクまわりの設定はちょっとPCの知識が必要になる。

マイクデバイスが複数有効になっているとアプリ上でエラーが出る。そのため、コントロールパネルから「サウンド」の設定を開いて、そこからカラオケで使うマイクだけを有効にして、その他を「無効」にしないといけない。

外付けマイクと、PC内蔵マイクが両方とも有効になっていたら、盛大にハウリングを起こすのかもしれない。

サンプルレートを変更する

あと、サンプルレートの設定もしなければならない。「2チャンネル24ビット、48,000Hz(スタジオの音質)」を選択。その他いくつか「このレートでもアプリは動作します」というレートがある。でも、それ以外だとマイクがエラーになるようだ。

そんなわけで、PCマイクで「あー」とか「うー」とか言っているうちに、時間は過ぎていく。

(つづく)

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